漫画アプリ・ピッコマにて完結した漫画「私の輝く世界」
作者はMaru氏、韓国発の恋愛漫画です。
こちら最終話にむけてまとめていこうと思っています。
前回のあらすじはコチラ
結芽の記憶喪失のもとになった事故の詳細がわかってきました。
それでは続きから御覧ください。
漫画「私の輝く世界」61話のネタバレ
千隼はパトカーの中で婚約者の明里にのろけ電話する。
千隼はもうすぐ刑事に昇進することもあり、夢に一歩一歩近づいている幸せな状況だった。そんな中、廃工場へ家出グループの子らを保護するよう無線が入る。見つかったのは中学生の女の子達。男の子らは女の子を置いて逃げて行った。
結芽は携帯を中学生に奪われていたので行方が分からなかった。千隼が探しに行く。
その様子を結芽からのメールに異常を感じ、様子をうかがいにきた三浦ケンが見ていた。警察がいることに焦るが、結芽だけでも救おうとケンも一人で探しに行く。
物陰でうずくまっている結芽を見つけた千隼は声をかけると、彼女は驚き悲鳴をあげた。他の子は保護したから大丈夫、あとは結芽だけと千隼が伝える。結芽は黒い人がずっと追ってくると震える。ハッとして何でもないと答えなおす結芽。
すると千隼が、君も黒い影がみえるのと聞いた。自分以外にも見える人がいるのかと、千隼にしがみつき詳しくきこうとする。自分じゃなくて友達のことだから落ち着いてとなだめる千隼。
自分の能力が他人に変だと思われること、人を信じられなくなること、そして自分も黒くなることを話し、落ち込む結芽。自分が軽蔑していた人と同じだったと、悪意をもった自分が許せなかったとポツポツと話す結芽に、迎えがくるまで雨宿りしようと千隼は言い、無線で連絡する。
結芽の話を聞いてあげ、知り合いも自身が黒くみえたことがあると話す千隼。人間だったら誰にでもある感情だから仕方ないと割り切って乗り越えたそうだ。人の気持ちはコロコロ変わるから仕方ない。でも、感情だけで動くか、考えてから動くかではその差は大きいと言う。人が憎くても時間がたったらあとで許せるかもしれないし、何があったかはわからないが家に戻った方がいいと話す千隼。結芽は初対面の人にここまで話してしまい急に恥ずかしくなった。千隼は謝る必要はないし、他にもこんなひとがいたなんて不思議とほほ笑む。結芽は千隼に友達になれないか聞くと、年が離れてるから難しいかもしれないけど相談はいつでもできるよと言う。
結芽と千隼の会話を壁の裏側で、ケンが聞いていた。結芽も千隼も頭がおかしいのではと思う。そこへ無線が入り、千隼と結芽が移動し階段を降り始める。無線の内容は、まだもう一人の女子中学生がいるとのことだった。
千隼の後をついていく結芽。その後ろから中学生が近づき、結芽を突き落とした。転がり落ちる結芽を受け止め一緒に転がる千隼。衝撃で上からガラスや鉄板が落ちてきた。結芽を突き飛ばし助け、千隼は半身に大けがを負った。中学生はにげた。
上からケンが様子を伺うが、通報すると自分まで捕まりかねないと逃げる。千隼は薄れていく意識の中、結芽と無事を確認し、自分の夢が遠のいていくのを感じた。
漫画「私の輝く世界」61話の感想
結芽と千隼はこの事件でかなり親しくなったようでした。すぐ打ち解けていましたし、千隼の人柄もありますが、もともとお互いに惹かれるものがあったのかもしれませんね。最後まで結芽にケガがないか気にかける彼は立派な警察官ですね。
途中でてきた黒い影が見える人、結芽以外にもいたのですね。ピッコマの説明文が千隼も同じ能力者と紹介されていたのですが間違いです。千隼は見えないので色んなトラブルに巻き込まれ、家にも侵入されています(笑)
結芽ですが、自分が軽蔑していた人間と同種だったと思った瞬間は嫌でしょうね。でも人間は悪意を持ったからってその人がダメだということにはなりませんよね。千隼の言う通り、よく考えてこうどうするかどうかが大きいところだと思います。誰でも気分の浮き沈みはありますからね。その感情をコントロールできるかどうかの問題なんだと思います。
中学生の女の子(黒い髪の子)と三浦ケンは、自分のことしか考えてないようで、助けを呼ぶこともせず逃げるだけでした。結芽のことが好きなようで、そうでもないケン。ただいい気分でいたいがための存在だったんでしょうね。そしてここで盗み聞ぎしたことが、後の結芽に近づくための嘘になるわけなんですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました。
また次回もお楽しみに