漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
16歳で皇妃でありながら反逆罪に問われ、愛する皇帝のルブリスに処刑されたものの、また同じ人生を9歳の子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ルブリスと遭遇したものの恐怖で動けない彼女を見て、ルブリスは呆れ去る。一方ベリータ公爵次男のアレンディスが、奢侈税を考えついた聡明なアリスティアに会いたいと、突然彼女のもとを訪れるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」14話のネタバレ
奢侈税は自分が思いついたのではなく、本で読んだだけであり、自分の功績ではないと説明するアリスティア。
なんて名前の本かとアレンディスは聞くが、皇宮の図書館で偶然みつけたタイトルの無い本だったと、苦しい誤魔化しをする。さすがに未来のアレンディスが考えたことだとは言えなかった。
そうなんだと考え込むアレンディス。
彼の様子を見て、さっき彼が言ってくれた名前で呼び合うのは無しになるのだろうと、彼女は寂しく感じる。なんて移ろいやすい心なのか。
なので自分の実力ではないと説明し、ベリータ公子と彼女は呼んだ。
アレンディスは、自分のアイディアじゃなかったからって、もう名前で呼んではだめだと思ったのかな、と笑う。
誰の意見かは重要ではなく、あの怖い皇帝の前で堂々と意見を出したアリスティアを評価していたのだ。
気に入ったといい、彼女に顔を近づける彼。
アリスティアには何か話せない事情があるだろうが、いつかそのことを気にしなくて良い日が来たら、僕と結婚してくれないかなと、アレンディスは突然のプロポーズをする。
びっくりして顔を真っ赤にしパニックになる彼女。
僕はなかなか頼りがいがある男だと思うよと、彼女の手をとり、答えを急かす彼。
絶対に駄目だ、との一言で現れたのが、アリスティアの父ケイルアン。
アリスティアを自身のそばに呼び、初対面で求婚とは何事かとアレンディスを問い詰める。
アレンディスは12歳。ひと目で恋に落ちた、恋と年齢は関係ないと、ケイルアンに物怖じせず言い切るアレンディス。
おかしなことになったとアリスティアは焦る。
アレンディスはプロポーズは本気だと言い、アリスティアと陛下とのやり取りの大体を知っており、彼女が皇太子妃になる可能性は低いだろうと予想する。
だが皇太子と破談となれば、周囲は公爵家の娘に問題があると噂を流すだろうと言う。
そのときは自分が黙ってはいないと、ケイルアンは言い切るので、アリスティアは嬉しく思う。
アレンディスは、いくらケイルアンがその覚悟でも貴族1人1人に口封じするのは無理があり、破婚によってモニーク家の名誉失墜、浅ましい物に狙われ地位も危うくなるという。
その説明を聞いたアリスティアは、父が自分のためにそんな思いをするだなんて、そこまで考えてなかったと、ケイルアンのマントをぎゅっと握る。
そしてアレンディスは、許していただけるなら自分が盾となると提案した。
ケイルアンは考え込み、娘の意志を尊重すると答える。それは勿論ですとアレンディス。
ならば友達として認めると言うケイルアンだが、一つ条件があると付け足す。
その条件とは、騎士団全員に勝つほどの剣術を身につけろとのことだった。
運動音痴の家系のアレンディスは凹む。ベリータ家が代々文官なのは理由があったのだ。
アレンディスが求婚しなければこんなことにならなかったのにと言うアリスティア。僕は本気だとアレンディス。
先走ってごめんねと言う彼に、大丈夫と微笑む彼女。
彼は、まず友達と認められるところからと、明日から剣術をがんばると言う。
アレンディスは礼儀正しく優しいのでいい人なのかもと、アリスティアは彼との出会いを嬉しく感じる。
誰にでもいるのに、自分にだけは許されなかった対等な存在「友達」。
ついに私にも友達ができたんだと、彼女は喜んだのだった。
漫画「捨てられた皇妃」14話の感想
アリスティア9歳、アレンディス12歳。
10数年近くしか生きていない子供の、いきなりの求婚話に父親もさぞびっくりしたことでしょう。
ベリータ公爵的にも大丈夫なのかな?
結婚自体は、アレンディスは次男で跡継ぎではないので、婿入りもできなくはないので、可能な話ですね。
ケイルアンはよほど認めたくないのか、彼には難しそうな条件を出しました。騎士と対等の実力ではなく、騎士団全員に勝てる実力を求める非情さ。
モニーク家が騎士の家系だから婿には実力が必要なのですが、文官家系のアレンディスにはかなり厳しいですね。可能なのは、第一騎士団長ラス公爵の家系でしょうか。
婚約の話はさておき、友達すらいなかった彼女についに友達ができました。皇后候補として色々制限されていたんですね。
アレンディスの存在は、彼女にとって大切なものになりそうですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに