漫画「捨てられた皇妃」プロローグ、1話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

皇妃でありながら夫に処刑されたものの、また同じ人生を子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

プロローグ、1話、2話まではすぐピッコマにて閲覧できます。

また1~13話途中まで収録されたコミックが角川書店さんより発売されております。

ここでは内容をざっくりまとめ、あの話どうだったかなと、思い出したいときなどのために、簡単にまとめていこうと思っております。

漫画「捨てられた皇妃」プロローグのネタバレ

ばっさりと髪を切られる銀髪の女性。ボロボロの衣服、裸足。

そして兵士に連れられていく。

そこは雪が吹雪く、ギロチン台。

罪状が読まれる──アリスティア・ラ・モニーク皇妃は、嫉妬を理由に皇帝を殺害しようとしたと。廃妃とし、モニーク家の爵位領地、財産の没収がされる。そして斬首に処すると。

どうしてこうなってしまったのか、ただ彼を愛しただけなのに。

断首台に首を乗せられる。正面には怯える女性を抱いた、愛した皇帝の姿が。彼は笑っていた。

アリスティアは笑った。彼にとって自分は邪魔者でしかなかったと。

もし生まれ変わったとしても、二度とあなたを愛したり・・・

刑は執行され、皇帝の唯一の伴侶・帝国の花と呼ばれた彼女は絶命した。

漫画「捨てられた皇妃」1話のネタバレ

カスティーナ帝国34代目皇帝ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナの戴冠式が行われ、彼の傍らには幸せそうに微笑む黒い髪の女性が。

人々はついに后を迎えられて帝国も安心だと口にする。その後ろには浮かない顔のアリスティアがいた。

皇后宮では、后はアリスティアの銀髪を初めて見たと嬉しそう。ティアと呼びたいと言い、お友達になってと笑顔。貴族は親しい間柄でしか名前で呼ばない。宮中マナーを学んでしばらく経つのに、まだ身についていないのかとアリスティアはイラっとする。

皇后は美優と名乗り、楽に呼んでという彼女の態度が、アリスティアをさらに不機嫌にさせる。もともとは皇后はアリスティアがなる予定だったからだ。

千年もの歴史があるカスティーナ帝国。33代目皇帝のミルカンは善き皇帝であったが、子供になかなか恵まれかった。遅くはなったが唯一の血縁者である皇太子が誕生し、その4年後には皇太子の伴侶が誕生するという髪のお告げがあり、程なくして生まれたモニーク家の娘が皇后になると皆信じていた。

それ故彼女は物心ついたときから皇后になるための訓練を受け、自由などなかった。

時は流れ皇帝ミルカンが崩御すると、ルブリスが34代目皇帝として即位し、あとはアリスティアが皇后になるのみだった。

そんなとき突如皇宮の湖に神秘的な少女が現れた。肩まで伸びた漆黒の髪と、漆黒の瞳、変わった容姿の少女(学生服を着ている)

異世界からやってきたこの少女の存在に皆慌て、しばらくして神のお告げはこの少女だと最終決断を下したのだった。

神秘的な少女は皇后となり、皇后となるため育てられてきたアリスティアは後妻の皇妃として迎えられた。

現在、可愛がってくれた先皇とよく一緒にいた庭園を訪れたアリスティア。大木に触れ、いつかルブリスと幸せになれるだろうと思っていたのにと、涙ぐむ。そんな彼女に声をかけたのは美優。何故泣いているのか聞く。

少し思い出に浸っていただけと答えるアリスティア。すると美優も、突然この世界に来てしまったから家族に会いたいと涙ぐんだ。17歳の皇后。アリスティアも不憫に思い、慰めようと手を伸ばす。

そこへルブリスが何事かと言い現れた。美優が泣いているので、アリスティアが虐めたと思い彼女を責めようとする。美優が理由を説明し、ルブリスは美優に優しく微笑み、休むよう促す。アリスティアは自分にはあんなに優しい声ではなしかけてもらったことないとショックを受ける。

そして美優が去ると、ルブリスは美優に近づくなと冷酷に言い放つ。美優は繊細で純粋な人だから、アリスティアのような女が気安く接してはならないと。皇后の座が自分のものだとでも思ったのかと見下す彼。彼女はただ美優に共感しようとしただけなのに。

同じことがあれば容赦しないと言い捨て彼は去る。何故そこまで嫌われているのか彼女にはわからない。ルブリスに愛されるため必死に生きてきただけなのにと、彼女の目から大粒の涙が溢れるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」プロローグ、1話の感想

序盤から可愛そうなお話です。いきなり処刑ですものね。しかも彼のためにひたすら生きてきたのに、薄ら笑いをされながら斬首される、彼女の人生は一体なんだったのかとキツイ始まりです。

しばらくはルブリスのクソっぷりが続くので、さらには美優まで加わり次第にフラストレーションが溜まりますが、7話まで辛抱してくださいね。

この漫画の見どころは内容もそうですが、やはり絵でしょうか。絵が丁寧で登場人物が可愛く、毎回違うデザインの素敵なドレスを着ています。背景も手が凝んでいますし、どのページも美しいんですよね。私は単行本を持っていますが、ペラペラと眺めているだけでも楽しいです。

さてさて、人生を否定され皇妃になってしまったアリスティア。彼女をこの先待ち受けているのものは果たして何か。続きが毎回気になる漫画です。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: