漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」
あわやアメリエが拷問される寸前でミゲルが登場しました。単身のようですがどうなるのでしょうか。
61話
異教徒かと言われるミゲル。ミゲルは異教徒ではない、エルジェーベト・バトリの息子で復讐するために来たと言う。ミゲルの目が緑に光る。アメリエは催眠をかけられたのか失神する。ベルナールはバトリ夫人に息子はいないと否定するも、地下室でみたものを思い出せと言われ、ミゲルの目を見て納得する。蜘蛛の巣にひっかかったなと凄い勢いでベルナールがミゲルの頭部を掴むが、ミゲルは簡単にその腕をひねりあげ骨を折る。自分の理解できない者を魔女と決めつけ嘘の自白をさせ殺し、恐怖におびえた人々は宝飾品を捧げてきた、今まで何人もの罪のない人を殺したお前は食べてもいいと言ってミゲルはベルナールの腕を噛みちぎった。そこに異端審問官達がベルナールを助けに来る。ベルナールはミゲルのようなものを産んだこと自体が償えない悪行だと言う。ミゲルは望んで生まれたのではないと反論する。ベルナールは帝国中を魔女狩りしていた際、ミゲルのようなものを数人見たことがあった。魔女はそのような者たちが境界の外から来たと言うが、その境界とは善悪の意味だと言い、ミゲルの存在が天罰だろうが悪の顕現だろうが駆逐してやると襲い掛かってきた。衝撃で箱の教会の入り口が吹っ飛び、キイラがそれに気づく。
咳き込むベルナール。ミゲルは自分は潔白だとは思っていないしこの体や産んだ母親を呪ったが、母親は生きることを望み命を授かった、だから逃げも隠れもしないと言いながらベルナールに近づく。そこへミゲルの背後から矢が飛んできたが、ミゲルはなんなく素手で捕る。異端審問官達が大勢集まってきていた。ベルナールは私を殺したところでお前は永遠に救われない、みたくない真実に近づくだけ、絶望の中で死ぬのだと叫んだ。が話の途中でミゲルが噛み殺した。飛び散る鮮血。本物の悪魔だと言って大勢の異端審問官達が襲ってくる。ミゲルはなんとかしのいでいたが数が多すぎた。
キイラはその光景を見て、ベルナールが死んだ時点で魔女団の仕事は終わったとしていた。
さすがに追い詰められるミゲル、だが後ろには守るべきアメリエがいる。
暗闇からアメリエを呼ぶ声がする。アメリエが目を覚ますとベッドに寝ており、ラバン子爵が隣で見守っていた。すべて終わりましたとラバン子爵が言う。
62話
騒動の少し前、住民が慌ててラバン子爵のもとへ行き、西門で騒ぎが起こり、子爵夫人もそこにいると報告した。ならばもう動くべきか、誰かが我慢できずに動いたのか、皆急ぎ現場へ向かう。
そして目にしたものは倒された異端審問官達とベルナール・キの死体。ラバン子爵はアメリエを探し、また今後の抗争のためにも大主教を殺した人物を捕らえ、サクソニアはこの件と無関係であることを示さなければならないと指示をだす。
そして今少しずつ事態の収拾に努めているが、犯人がまだ捕まっていないとラバン子爵。皆人を食らう化け物と信憑性に欠けることを言うが、