漫画「バトリの息子」１３～１５話　読んでみました　あらすじまとめ

13話

使用人のマーガレットは、収穫祭の夜から娘のジャンが帰ってこないと、バトリ夫人に泣きつく。夫人は村人を使い一緒に探すも、一瞬した冷酷な顔や、ジャンと二人きりで話していたことが、マーガレットは気になってしまう。

一方その頃、アルグランドと対峙したマンフレッド。アルグランドは強く、マンフレッドは押され気味。なんとか隠し矢をアルグランドに撃ち込み逃亡。しかし紋章のついたネックレスを落としてしまい、フェレンツ公爵の手に。

フェレンツ公爵は帝国の将来のために戦争が必要、だがギボルは兵糧支援を断ったため、大司教の手を使って追い込む模様。

マンフレッドは兵士に追われていた。

 

14話

ミゲルに言われたことで落ち込むバトリ夫人。そこへマーガレットが夫人に問いただしに来る。しらを切る夫人だが、マーガレットが地下に男の子がいると聞いたと話し、今まで郷に帰った使用人達もジャンと同じように夫人のせいで口封じされたんじゃないかと言い出した。皆に、話して確認するとマーガレットが立ち去ろうとするが、バトリ夫人が絞殺する。夫人が去った後、マーガレットの亡骸の脇にミゲルが現れた。

フェレンツ公爵は馬車に揺られながら、マンフレッドが落とした紋章を何処のものか考えていた。馭者が突然止まり、フェレンツ公爵のまわりには黒装束の男達が現れた。剣から若い皇帝の差し金だと気づくフェレンツ公爵。フェレンツ公爵は上手で、既に自身の兵士を配備させていた。

 

15話

黒装束達を一掃するフェレンツ公爵の私兵。冥途の土産なのか、侯爵は死体に金貨を落とす。

イングマルという隻眼の屈強な兵士が私兵の長のようで、アルグランドと同じく血の気が多く冷淡な模様。フェレンツ公爵はイングマルに例の紋章を見せ、古い商人団体のノルンベルトのものだと教えてもらう。貴族の資金源になっている団体で、平民出身者を婿養子にした家まであるほど結びつきの深い者もおり、そのたとえに侯爵は思い当たりがあったようだ。

ミゲルは母親らしく愛情を見せるバトリ夫人と、冷酷にジャンを始末した夫人とで、どちらが本当の母なのか悩んでいた。屋敷を入ると、バトリ夫人がマーガレットを殺す場面にでくわす。夫人が去った後、苦しんで目が見開いたままのマーガレットの瞼を閉じてあげる。

夫人は人払いをし、マーガレットの死体を片付けた。

一方とある湖の前に髭を蓄えた男性と、その娘アメリエがいた。アメリエは尊敬するバトリ夫人に会えると緊張していた。

バトリ夫人が血も涙もなくなってきました。ミゲルを守るために何でもする覚悟を決めただけあって、非情ですね。マーガレットもいきなり核心つきにいくとか、もっとやりようあったのではと･･。

ミゲルと夫人の間はどんどん亀裂が深くなっていきそうですね。

それではまた次回に。