漫画「この結婚はどうせうまくいかない」105話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「この結婚はどうせうまくいかない

原作:CHACHA KIM、作画:Cheong-gwa、原題:이 결혼은 어차피 망하게 되어 있다

毎週金曜日に最新話が更新されます。

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漫画「この結婚はどうせうまくいかない」105話のあらすじ(ネタバレ有り)

カッセルは、ビルバオから急いで戻ろうとしたとき、治療を怠った傷から感染し、5日間高熱に苦しむ羽目になった。

高熱に浮かされて見る夢は、過去の人生や天の使いなどではなく、今の人生とイネスのことだけであった。

夢の何気ない日常風景でもカッセルはあらゆるものを見出し、ビルバオで知った全貌で死を望むほど苦しんだ心は、イネスを愛する今の人生が救い出した。

そして、イネスに脱がされてようとしている現在、いつもなら飛びつくところだが、涙がでそうになるほどイネスが不憫に思えた。

イネスへの罪悪感や悲しみはあれど、何度もイネスが生きて、遠回りをしながら自分の下へ帰ってきたという感動があった。

イネスは、脱がせようとするとカッセルが顔を赤らめたり、自分から口づけすれば反応するさまを、注意深く観察した。

カッセルに後ろを向かせ傷がないか確認する。

カッセルに新たな傷はないが、ここまで大人しくしているのは納得できないと言い、イネスは後ろからカッセルを脱がせようとする。

カッセルは、オスカルがイネスのことを娼婦以下だと言ったり、オスカルの代わりにカッセルを送ったら気づきもせずにだきついたと言われたことを思いだし、生き残るために必死に応じたのではないかと過去のことを思いだしていて、イネスの手を不快に感じてしまっていた。

いつかは全てを話してくれるときまで、自分たちに時間が残されているのだろうか、カッセルが得た知はイネスの慰めか、もしくは脅威になるのかと、カッセルは涙を流した。

イネスは、カッセルの涙を見て、ただ狼狽えるのだった。

漫画「この結婚はどうせうまくいかない」105話の感想

カッセルは、死を望む気持ちからは救われましたが、イネスに触れられることに恐れを感じるようになってしまいました。

ためらいなくカッセルに触れる手が、オスカルによって追い詰められた彼女が、生き残るために娼婦のように振舞わざるを得なかったのかと、そのことを思いだしてしまうようです。

イネスがカッセルを求めたのではなく、カッセル相手に娼婦にならざるを得なかった。

それが事実であれば、それを知りたくなくて、心が拒否してしまっているのかもしれません。

相変わらず全てオスカルのせいですが、せっかくイネスが回帰を繰り返してカッセルのもとに戻ってきたのに、このようにすれ違ってしまうの悲しいですね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: