漫画「この結婚はどうせうまくいかない」100話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「この結婚はどうせうまくいかない

原作:CHACHA KIM、作画:Cheong-gwa、原題:이 결혼은 어차피 망하게 되어 있다

毎週金曜日に最新話が更新されます。

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漫画「この結婚はどうせうまくいかない」100話のあらすじ(ネタバレ有り)

アナスタシオ像を破壊したカッセルは、オスカルがかつてカッセルの妻だったイネスを壊したことがわかり、何故オスカルを殺さずにいたのかと思う。

エミリアーノは、聖像の破壊は殺人よりも重いので、これは赦されない大罪だと言う。

カッセルは、イネスがメンドーサでどうやって死んだのか、エミリアーノがセビーヤで死んだ後のことも思い出せないと言い、さらに聖像を壊そうとするので、エミリアーノは、いかにエスカランテ家といえどもこの大罪を隠すことはできないと止める。

カッセルは、金での立て直しと言い訳などいくらでも用意できると言うが、エミリアーノは、聖像破壊の言い訳などできないし、神がみているのだと止めようとする。

カッセルは、彼らがみていなくても神はみているから待っているのだと答える。

アナスタシオの台座には、古代語でアニステーミ(復活)と書かれており、司祭でもないのちカッセルだけ読めた。

終末の予言に、聖殿の聖像が破壊されるとき争いの使徒が現れるだろうという文があるので、カッセルは使徒に会わなくてはと言う。

生きているのなら殺したい、カッセルはそれほど憎み、たとえ傷1つつけられなくても聞きたいと望んだ。

エミリアーノは、聖像破壊で切れたカッセルの額の血がとまらず、医者にみせた方が良いかもと不安になったが、カッセルが明確な殺意を抱いていることに気づく。

カッセルは、記憶がある限り自分は常に海軍の軍人だから、いつでも人殺しであり、司教でも神から直接祝福を授かっても人殺しには変わらない言う。

それなのに自らの手で誰かを傷つけたことないか弱い女性が、人殺しの自分が受けたことない重い罰を受けなければならないのか、ただ自身1人を殺すことを選んだだけなのにと。

私はもはや教団が言うところの殺人より重い罪を犯したというのに、何故全て思い出せないのか、あの時救わなくてはならなかったのに、忌まわしい罰をうけるのは自分だとカッセルは嘆いた。

オスカルは、カッセルに見せるために、カッセルが見つめることすら遠慮するほど尊く思っていたイネスを壊した。

いっそエミリアーノのように全ての記憶があったら、イネスと会う前に死んでいた。

皇太子を殺し、ペレスでの幸せな日々を送っていたイネスが皇太子と出会うことなく幸せなままでいられたら、オスカルを殺す反逆者の自分も消えていたらと嘆き、神を信じてきたことを悔いるのだった。

漫画「この結婚はどうせうまくいかない」100話の感想

カッセルは、自身と神に失望しましたね。

軍人としての殺人と、八方ふさがりで何もかも奪われて苦しんだ彼女が自死をしたのと、どんな差があったのか。何故イネスはそれほど苦しまなくてはならないのか。

オスカルは、生という罰を受けいるのかもしれませんが、権力があり、尊厳を奪われることなく平穏に生きることができます。その生きることを繰り返すのであれば、何が罰なのか。自死を選ばなくてはならないほど巻き込まれているイネスへの救いはないのかなど、カッセルが神に疑問を持つのは仕方ないでしょう。

聖像破壊はこの後どうするのかわかりませんが、それはさておき、オスカルを排除し、生のループから離さないと安心などできませんね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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