漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」74話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「ニセモノ皇女の居場所はない

原作:oaen、漫画:LOGO、原題:가짜를 위한 장소는 없다

毎週土曜日に最新話が更新されます。

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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」74話のあらすじ(ネタバレ有り)

ナサールは外で雨を眺めながら、フィローメルとの関係を夜通し考えたが、自分の本性を隠したまま関係を縮めようとしても、彼女が心を開いてくれるとは思えず、彼女が望まないなら自分も諦めることにし、ただ彼女のことは人間としても好きなので、皇帝に即位したら臣下として仕えようかと思った。

すると、大雨のなかフィローメルが傘もささずに外にでて、何かを拾おうとしていたので、慌てて駆け寄った。

体が冷えてしまうから中にはいろうと、上着をかけると、フィローメルは、ホテルに飾ってあった作り物のフィローメルを自分のために作ってくれたものだから持って帰るのだと言う。

ナサールは、彼女がこの花を嫌っているうえ雨に濡れてゴミ同然なので、ただの偽物ではないかと、彼女の手を掴んで止めた。

するとフィローメルは、偽物だからといってこんなところに捨てられ濡れているなんて可哀そうだと、儚く微笑んだ。

そのときに、ナサールは彼女への愛に気づき、ただそばにいるだけでは満足できるものではないのだと知った。

また、彼女はある日を境に変わったのではなく、ナサールが結婚相手を演じたように、フィローメルも皇女と言う職位に自分をあてはめ、自身を隠していたのだろうと察した。

ナサールは、本当のフィローメルがどんな人が少しでも知っているのかと、不安になった。

偽物だと軽々しく口にしてはいけなかったと悔やみつつ、フィローメルと一緒にその造花を拾った。

フィローメルの閉じた心の扉をこじ開けるには時間が経ちすぎており、突然距離をつめたら拒まれるだろうし、彼女を失う恐怖から、現状維持であればいずれ結婚できるからと考えるようになった。

誰かに奪われることだけはさせまいと、帝国一の新郎候補のままでい続けようと思った。

そして現在、フィローメルは、ナサールの泣き顔を思い出しては、数日落ち込んでいた。

破婚したことはユースティスが内密に進めてくれたおかげか、それほど騒ぎにならなかった。

フィローメルは、エレンシアの秘密、本の正体、エミリーがもってきたエレンシアのポーションのことを片付けなければと起き上がる。

ポーションは、エレンシアが常用していてもルグィーンが調べても販売元がわからず、どうやって手に入れているのか謎だった。

するとメイドが、カトリーヌ・ハウンズの家族らしきウィリアム・ハウンズが訪ねてきたと知らせにきたので、ひとまず会うことにしたのだった。

漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」74話の感想

ナサールも色々と悩んだすえに、うまくいかなかったのですね。

ナサールもフィローメルも、演じていたのですれ違いました。しかし、ナサールは演じていても駄目だと痛感したでしょうから、今後は積極的に動くのではないでしょうか。

エレンシアのポーションですが、61話で小説よりも早くサブヒーローと接触していたので、フィローメルにルグィーン達がいるように、彼女の周囲にも超越した存在がいるのかもしれませんね。

フィローメルの母カトリーヌ、その親族なのかハウンズ家のものが訪ねてきましたが、不敵な笑みを浮かべていたので、あまり歓迎できる訪問ではなさそうですね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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