漫画アプリcomicoで連載中の「復讐はロマンスのあとで」作家:Lobster,原作:Alice
人気作品「捨てられた妻に新しい夫ができました」の作家さんの作品です。
何者かに嵌められ、立場も家族も失い、莫大な慰謝料を払い続けなければならなくなった女性が主人公の物語です。
読んでみたらとても面白かったのでお勧めします。
購入&考察の参考にしてください。
漫画「復讐はロマンスのあとで」1~6話のあらすじと感想!ネタバレ有り
ルーチェ・グランシアは、一週間後に結婚が決まっていた婚約者フェリックス・サンチェルーテに、突然婚約を破棄されてしまう。
昨日まで愛し合っていた仲なので、ルーチェはわけがわからず理由を尋ねると、大勢の男性と密会していたという手紙の束を投げつけられた。
証拠も証人もたくさんあると言われ、身の覚えのないことを責められるルーチェは、誰にも信じてもらえず、フェリックスが起こした略式裁判で莫大な慰謝料を請求された。
家族に勘当されたので、以前から声をかけられていた国立研究所に終身契約で自身を売った。
転職ができないだけで給料はそれなりにもらえたので、無料の寮に入り、最低限の生活費以外を毎月サンチェルーテ家に支払っていた。
5年経ち、とうとう慰謝料の支払いを終わる最終日になったが、取り立てにくる弁護士はルーチェの噂を信じきっており、最後まで彼女を侮辱し説教までした。
濡れ衣だと言い続け、誠実にお金を払い続けても、この弁護士はルーチェの人間性をなじることばかりを言う。
私の無罪は神も私も犯人も知っているとルーチェが激怒すると、いつもルーチェを気にかけてくれる銀髪の青年シャーシャが、所長が呼んでいると声をかけてきた。
弁護士の男は、手紙の件で字を書くことを嫌がるルーチェに、最後までサインをもとめ、さらに馬鹿にした。
ルーチェは怒りで我を忘れそうなりながら、所長の部屋に向かったが、2つ年下のシャーシャ・フォンチュールのおかげで平静を取り戻した。
研究所所長のロースは、ルーチェの能力を高く評価しているが拒否権のない仕事をルーチェ宛に頼まれてしまったので、無事に終えたら終身契約と年某制度を廃止し、自由契約と給与の引き上げをおこなうからと、皇太子からの仕事を彼女に頼んだ。
仕事の内容は、首都の社交界にルーチェを招待したいとのことで、期日までに皇太子のもとに到着すること、それに伴う費用は全て皇太子が負担すること、付き添い人はシャーシャであることだった。
皇太子は、少年の頃から姿を現さず国を治めている人物で、何故自分が招待されたのかわからなかったが、またあの侮蔑の空間に戻れば酷い扱いをうけるだろうし、優しいシャーシャは傷つくだろうと、慰謝料を払い終わっても苦しみは続くのだと知る。
出発前の夜、ずっと婚約をしてこなかったフェリックスが、名家フェロー家のレオニというかなりの美女と婚約したと、同僚のサラからきく。
初めは噂を信じていた同僚たちも、ルーチェと接しているうちに、彼女が無罪だと信じていた。
翌朝、ルーチェを迎えにきた馬車は皇室仕様の豪華なもので、御者のブレアは身のこなしも態度も鍛えられた人間だった。
ルーチェは、平民の自分にどうしてここまでと思ったが、監視の可能性を考える。
また、この旅がどのような終わりを迎えても、最後にシャーシャがいるのなら耐えられると思った。
村に通りかかると、その地域の領主が挨拶したいと申し出て、仕方ないのでルーチェは馬車から降りた。
皇太子とルーチェがどんな関係なのか気になり、甘い汁を吸えないかと考えている者が多いようだ。
ダカン領主のアスファンは、妻のラステルはルーチェの友人だから、2週間ほどの城での滞在をすすめてきたが、ルーチェにとってラステルは信用ならない相手だった。
漫画「復讐はロマンスのあとで」1~6話の感想
この作家さんの演出がかなりうまく、ルーチェと弁護士のやりとりは、何度読んでもイライラします。
どれだけ話が通じないのかと、どれだけルーチェを馬鹿にしているのかと。
悪役が憎たらしくあるほど作品は盛り上がるので、まだ結末は読んでいませんが、とても楽しみです。
是非皆さんも読んでみてください。
最後にはスカっと解決して欲しいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね