漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」21話のあらすじと感想

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「偶然助けただけなので、責任は取りません」原題・어쩌다 구원했지만, 책임은 안 집니다、絵・nisyu、脚色・Bonnet、原作・haeng

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」21話のあらすじ(ネタバレ有り)

公女が魔物化したので会場は大騒ぎになり、レッサー・エクジャー先代公爵は、娘が何故こんなことなったのかとショックを受けていた。

エクジャー公爵家は東帝国貴族最高位のため、そこで生まれたレッサー・エクジャーは欲しいものは全て手に入ったので、ずっと完璧な人生を送れると思っていたが、娘の誕生でまでだった。

エクジャー公爵家直系が持つ澄み切った夜空のような漆黒の髪は、遺伝ではなく、ドラゴンと交わした誓約に起因しているため、娘が茶髪で生まれたことは、愛する妻アリス・エクジャーが、他の男との子を産んだことになる。

アリスは、茶髪がどれだけこの家を貶めることか理解していないのか、娘はレッサー似だとにこやかだった。

レッサーは、子供を始末しようか、アリスを問い詰めようか考えたが、アリスは身分にこだわらない自由な人なので、自分のもとを去る恐れがあった。

誰からも弱みを握られないよう子供を隠そうと考え、自分の娘だと認め、誰にも髪色を指摘する勇気がでないように息子よりも愛するフリをすると決めた。

アリスの卑しい部分を見過ごすほど愛しているのだと、アリスに示すためだったが、いつの間にか娘を受け入れるようになっていた。

娘が剣をもてる年になったので、剣術に長けたアリスの娘ならその才能があるかもしれない、少しでも鋭気を見せてくれるかもしれないと試させてみたが、全くその兆候はなく、自身の血をひいていないのだと自覚してばかりだった。

それでもと耐えていたが、アリスが娘を守って死んだため、レッサーは、実の父を名乗る男に塔を譲って、フェリアンが成人するまで幽閉するように命じたのだった。

だがあの塔は、魔物を研究するために造られたので塔の内部は最新鋭の施設となっており、優秀な研究員のために塔の下は庭園や清潔なプールまである豪華な施設になっていたので、レッサーなりに配慮したつもりだった。

幽閉を負えて外にでたくなったら許可を取りに来いと言ってあったので、時がくれば再会すると思っており、その時になれば受け入れられると思っていた。

それなのにどうしてこうなったのかと困惑するレッサーは、フェリーが休む部屋にいた。

目を覚ましたフェリーは、計画通りならば死んでるはずなのに、どうしてまだ生きているのか、この部屋はどこかと戸惑う。

するとレッサーに声をかけられるのだった。

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漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」21話の感想

フェリーが閉じ込められていた塔は、じつは快適に過ごせる場所だったのですね。

しかしレッサーは、ショックのあまりによく男をよく調べることをせず、フェリーのことを丸投げしてしまったようです。

実の娘だと認めていないからこそですね。向き合える勇気がなく、現実から目を背けてしまいました。

妻に対しても、きちんと向き合わずに、歪んだ愛情を向けているだけでした。黒髪になるのはエクジャー公爵家の誓約だそうですが、他にもそのような縛りがあったり、制約を効かない遺伝があったり、何事にも例外はあるのではと思いますが、レッサーは向き合わずに逃げていただけなので、アリスからは情報を得ることができませんでした。

もし例外的にドラゴンの誓約を弾いたのなら、アリスは不倫をしていない潔白な身なのに、夫が勝手に妻をそのようなふしだらな女性だと思い込んでいたうえ失ったという、最低な結果になります。

魔物化した偽物フェリアンのそばではなく、フェリーの部屋にいたので、実の娘はフェリーだと気づいているのでしょうか。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: