漫画「今世は当主になります」153話154話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のあらすじはコチラ

漫画「今世は当主になります」153話154話のあらすじ(ネタバレ有り)

フィレンティアは、熱があるのではないかとペレスに頬を触れられたので、気恥ずかしくなって離れたが、ペレスの体に大きな古傷がいくつもあることに気づく。

いくらフィレンティアが手助けしたところで、皇后からの暗殺者が途絶えたわけではなく、彼は相変わらず熾烈な人生なのだと察し、痛かっただろうと彼の傷に触れようとする。

ハッとしてフィレンティアが顔上げると、自分を見つめていたペレスと目が合い、いたたまれなくなってすぐにその場を去った。

フィレンティア達は、先発の支援物資と共にアイバン領に到着したので、領民たちに大歓迎された。

だが、アイバン城では、当主ではなく次男のミゲンテ・アイバンが出迎えたので、皇子に対して無礼だった。

晩餐の席にアイバン当主は現れたが、ロンバルディとルーマンからの支援物資は受け取るが、皇室からの支援金は受け取らないと言う。

北部の責任を負うのはアイバンだけで足りると言い、ペレスにだけ冷ややかな態度をとるので、ミゲンテは頭を抱えた。

その後、フィレンティアがバイオレットに会いにいき、近況を確認すると、木材の仕入れがなくなったので余裕ができたが、モナック商会の副会長ラモナという女性が手強いとのこと。

ラモナという平民の女性は、アカデミーでペレスと一緒に卒業し、前世ではペレスの恋人だったので、フィレンティアはなんだか気分が沈んでしまった。

一方ペレスは、ラモナのいるモナック商会を訪ね、ペレスに見惚れるラモナから、近況報告を受ける。

ペレスが、アイバン当主が皇室からの支援金を受け取らない気だと言うと、ラモナは、城壁が崩れて死傷者が出ただけでなく、倒壊した建物が多く路頭に迷っている者が大勢いるのだと話す。

ペレスは、被害に遭った平民が集合している場所に案内してもらい、モンスターが出没する森の近くの要衝も崩れたことを知る。

ペレスがラモナに、北部のことが片付いたら皇都に戻るよう指示し、そのときにあの約束を果たそうというと、ラモナは頬を赤くして返事するのだった。

その頃、アイバン当主は、ミゲンテに本当に領民のことを思うなら支援金を受け取って欲しいと言われるも、デュレリー皇室をこれ以上関わっても良いことはない、ロンチェントに家門を任せてはならなかったと話す。

第二皇子を見た通り第一皇子に望みはないが、支援金というアンゲナスの金を受け取ってしまえば後々に影響するから、自力で解決しなくてはならないという。

ミゲンテは、持病のせいか父の性格が疑り深く変わってきており、このままでは領地民がさらに苦しんでしまうと考え、ペレスの部屋を訪ねた。

ペレスが直接支援金を運用して、アイバンと周辺領地の民に食料を配布していると聞いたので、ミゲンテは彼を頼り、各地域の山崩れによる正確な被害状況と、それらの領主がアイバンに請求した損害賠償金の内訳を渡し、この書類があれば当主の同意なしでも支援金を配ることができると言うのだった。

漫画「今世は当主になります」153話154話の感想

フィレンティアとペレスの関係が変わりそうな一瞬でしたね。そんな空気感の演出がうまいです。

ペレスの傷跡はかなり大きく、なかなかえげつないものでした。死にかけたのではないでしょうか。

そのようにいつも危険な状態で、気を張り詰めて生きていかねばならないので、どれほど窮屈な人生なのかと気の毒になります。

そんなペレスの唯一の癒しがフィレンティアであり、心から信用できるのも彼女ですね。ペレスの思いが、通じると良いのですが、前世でペレスの恋人だったという女性が現れました。

ラモナは、明るくて素直で行動力があるような、ヒロインうってつけの人物ですね。

フィレンティアも、明るくて行動力がありますが、計算高く行動しています。ただ、この計算高さは恋愛方面には機能していないので、自分とペレスが結ばれる未来など全く考えていません。

ペレスは抜け目ないので、こうしたフィレンティアも、確実に手に入れる気がします。

さて、アイバン当主が皇室とアンゲナスからの支援金を手にしない理由は、皇室とアンゲナスが信用できないからでした。それはそうですよね。

しかし、領民の命や生活がかかっているので、このままではいけません。次男のミゲンテが動くようですが、うまくいくと良いですね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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