無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah
1~3話までピッコマで一気読みできます。
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漫画「今世は当主になります」147話148話のあらすじ(ネタバレ有り)
大会議の最初の議題は東部の補助金についてなので、皇帝はルーマン家当主に話をふり、インディット・ルーマンは、皇室の意向で交易量を増やしたのに負担が大きいので、皇室からの補助金を求めた。
皇帝がアスタナの意見を聞くと、アスタナはデュージーに教えてもらったままを答え、北部も交易が大変だから補助すべきだと言うが、ペレスに、北部には2年前に山間を迂回する交易路ができているはずだと指摘される。
ペレスは帝国中を回ってその目で確認していたので、東部に来ているのはロンバルディ商人組合とフェレット商会とモナックだけでしかないこと、組合の損害を埋めるために東部の領主たちが商品の買取をしていたこと、東部は皇帝の意向を尊重して損害を甘受していたので、それを踏みにじるのは東部と中央の和合を考える皇帝の意向と相対することになると話す。
皇帝は、10年間の東部への補助金の支給を決定した。
大会議後、ヨバネス皇帝はペレスを褒めたが、そこへ北部で大規模な山崩れが発生したという報告が入る。
フィレンティアは、山崩れを予想しており、雨季が始まったらアイバン当主に危険を知らせるよう、バイオレットに命じていた。
バイオレットは、著名な地質学者の研究結果と、数十年間にわたりこの地で伐採場を管理してきた山守の手紙をアイバン当主に渡し、アイバン当主は、雨が落ち着くまで全ての城門と山岳路を封鎖し、伐採場の職員たちを撤収させた。
だが、アンゲナス当主が、皇后の命令でこの城をすぐに出ねばらないから城門をあけろと、城門で大騒ぎしだした。
皇后の名を使って兵士たちを脅しており、バイオレットが慌てて止めに来たが、アンゲナス当主は、伐採場にいくのを邪魔する気だろうと疑って聞く耳持たず、そのまま押し切って城門から出て行った。
今回の山崩れで、交易路のほとんどが断絶し、伐採場付近の小さな山塞が水没、アイバン城の城壁の一部も流されたと、アイバン当主から連絡があった。
報告書を渡されたアイバン当主代理は、まさかあのせいでと何か思いあたることがあった。
ルーラックの進言で、二日後にまた大会議を開き、今回の山崩れについて対策を練ることになった。
デュージーは、父が北部にいるが大丈夫だろうかと不安を持つ。
フィレンティアは、祖父と伯父伯母が小さな会議を行う日に、お菓子をもってルーラックの執務室に向かう。
遭遇したビエーゼが嫌味を言ってきたが、ビエーゼはまだ山崩れ情報を知らず、フィレンティアに茶化されて慌てて確認しに向かった。
フィレンティアは、そろそろ祖父に認めてもらいたいと言うと、ルーラックが頷いたので、山崩れについて良いアイデアがあると申し出た。
北部の復興に力をいれるべきであること、アイバン家が大幅に伐採量を増やした責任は重いこと、アイバン家以外にも山崩れの責任を問われるべき家門があることを話すと、ルーラックも納得した。
さらに、フェレット商会が保有するトリバー木を再び北部に売り戻すこと、運送費用も負担する覚悟の値段であること、災害現場に必要なのは良質の資材だけでなく技術者の存在なので、ロンバルディ建設の土木技術者の派遣をロンバルディに賛同してほしいことを説明する。
ビエーゼが巨額の後払い契約を結んだ上に、木材の供給にも支障がでたので、ルーラックも少し悩んだが、技術者の数名が後発で西部に向かう予定だったので、その者たちをしばらく北部に向かわせると言う。
フィレンティアが、アイバン当主代理に先に知らせてはと提案すると、ルーラックはその役目をフィレンティアに託すのだった。
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漫画「今世は当主になります」147話148話の感想
デュージーは、ラビニ皇后の兄弟のようですね。
大会議をアンゲナスに有利に動かそうとしましたが、暗記しかしていないアスタナではどうやってもペレスには勝てませんし、そもそも実際に帝国中を見て回ったペレスとは情報量も言葉の重みも違います。
ヨバネス皇帝は、ペレスの発言力にご満悦でしたね。貴族たちもペレスの発言1つ1つに反応していました。
アンゲナス家門は、さらに北部の山崩れに当主が巻き込まれているかもしれないという、かなりの窮地に陥っています。
それはアイバン当主代理に思い当たるものがあるようですが、秘密裏に伐採していたのでしょうか。
さて、フェレット商会がトリバー木を売らなかったのは、北部を復興させるためだったのですね。なるほど、これなら人命を助けることができますし、北部に大きな恩を売れます。
そのことを、フィレンティアがルーラックの代理として、アイバン当主代理に話すことになったので、フィレンティアとしてはかなりの出世ですが、相手は思いっきりアンゲナス側なので、どうなるのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね