漫画「愛され悪女が消えた世界」62話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料 漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계 

恋愛ファンタジー 漫画です。

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漫画「愛され悪女が消えた世界」62話のあらすじ(ネタバレ有り)

皇帝は、軽口をたたくミハエルの頭にげんこつを落とすと、シエナと親しげに挨拶を交わした。

ミハエルとアシエルは、家族以上に皇帝と仲良いシエナの姿に驚く。

皇帝は、シエナがナハト一家に心を開いていないことに気づき、彼らの苦悶の表情を面白がる。

シエナが皇帝に、デカントの木を巨木に急成長させてしまったことを話すと、皇帝は、ナハト家を出て皇宮で暮らさないかと誘おうとしたが、すかさずナハト大公が止めた。

帰る時間になると、シエナは、浄化石を渡そうとする。

前世の辛い思い出のせいで不安だったが、皇帝が優しく手を差し伸べてくれたので、皇帝が自分をどれほど可愛がっているかを思い出し、勇気をだして渡した。

皇帝は、この浄化石にヘサロスの炎がこめられていると知ると、いまだかつて何者も手にすることが叶わなかった「無戒」の炎を込めた前代未聞の、繁栄時代の人間でさえ喉から手が出るほど欲しがるであろう稀代の至宝だと察した。

ただ何よりも、シエナが真心をこめて作ってくれた事実が嬉しかった。

皇帝が感謝すると、シエナは、皇帝が全国各地に送る孤児院の後援金で育ったので、陛下は自分の恩人であり、これはその謝礼だと言う。

皇帝は、10年育てたお礼としてはもらいすぎなので、もし褒美をしたいと言ったら何を望むかと尋ねる。

するとシエナは、皇帝の治療が一番の希望だが、公正に判断されることになっているので、士官学校に入学したら学費を支援してほしいと頼んだ。

皇帝も大公も、ナハト家が支援しないと思ったのかと驚いたが、皇帝は、これまでのシエナの境遇がそう判断させたのだと気づき、皇太子に遺言を遺してでもシエナの学費を責任をもって支払うと誓ったのだった。

帰りの馬車に乗ったシエナは、やっと誰かの役に立てたと安堵し、皇帝の温かいまなざしのおかげで感情が溢れそうになった。

シエナにとって、拒まれなかっただけでも大きな進歩だったので、これからは役に立つ人間として生きても良いのかと安心し、ウトウトし出した。

大公は、まだ我々を信じてもらえないのかと寂しく思いながら、眠って揺れるシエナの体を支えてあげるのだった。

漫画「愛され悪女が消えた世界」62話の感想

シエナは、皇帝とは実の祖父と孫のように、仲が良いですよね。

ナハト一家がそうなれないのは、前世の記憶で見限られているせいですが、彼らはそのことを知らないので、わけもわからず嫌われていると悲しいでしょう。

シエナは、ヘサロスの特訓のおかげで、人類の至宝となる浄化石を作り上げました。

これで皇帝はしばらく元気でしょうか。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: