漫画「今世は当主になります」89~92話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のあらすじはコチラ

漫画「今世は当主になります」89~92話のあらすじ(ネタバレ有り)

クレリバンは、フィレンティアの読み通りであったベスティアンの言動に呆れながらも、フィレンティアの指示通りに、ベスティアンのロンバルディへの対応が痛快だったから彼のためにマリアを招待したことを話すと、ベスティアンはクレリバンを味方だと考えた。

ベスティアンは、離婚してスルスに戻り、あの家での精神的苦痛が酷かったので慰謝料を受け取るのは自分だと話すと、リラ鉱山の採掘権をスルス家に与えて欲しいと頼むが、クレリバンはすぐに返事はせず、数日後に返答すると言う。

屋敷に戻ったベスティアンは、シャナネットに多額の横領をしてきたことを追及される。

ベスティアンは、男でありながら我が子に家名を継承できない恥辱に耐えて結婚したが、シャナネットの親族はベスティアンやスルス家を見下したので、スルス家をロンバルディと並ぶ家門にしたかったのであり、これはシャナネットのためなのだと言い訳した。

シャナネットは、ロンバルディからスルス家に毎年支援金が支給されているのに横領する必要があったのかと指摘するが、ベスティアンは、ロンバルディにとっては取るに足らない金額だろう、シャナネットと幸せに過ごしたかったのだと、シャナネットを見つめた。

シャナネットは、自分の生まれがベスティアンを苦しめたのだと思い、父ルーラックには報告しないからもうやめてほしい、借金扱いにするから必ず返済してほしいと言い、自室に戻った。

これはベスティアンの狙い通りであり、ベスティアンはお高く留まっているシャナネットの態度が気に食わず、飾られていた彼女の首飾りを手にする。

翌朝、フィレンティアがシャナネットらの居住区へ向かうと、ナタリアの遺品であり、シャナネットが引き継いだサファイアの首飾りが無いと大騒ぎになっていた。

本来であれば、使用人たちを拷問してでも厳しく追及されるべきことだが、シャナネットが自身のせいだと甘く収めたので、フィレンティアは何かを察した。

シャナネットがその場でしゃがみこんだので、双子が支え、その様子を、ルーラックが部屋の外から見ていた。

フィレンティアが、ルーラックとともに家門の木までくると、ルーラックは、遺品の首飾りは死に際のナタリアがシャナネットに手渡したものであり、大事なら何が何でも捜しだせばよいのにとこぼす。

フィレンティアは、前世でシャナネットが何故離婚しなかったかを考え、シャナネットはロンバルディの平和を愛しているので騒ぎにしたくなったのだろうと言い、他に遺品があれば少しは気が晴れるのではないかと提案する。

ベスティアンがクレリバンを訪問予定の日、フィレンティアがカラメルアベニューでケーキの注文をしていると、騒がしい集団の中にマリアがおり、フィレンティアのもとに挨拶しにきた。

マリアは、ロンバルディとも親しいのだと周囲に見せたかったようだが、フィレンティアは、身の程を知らずに祖父に話しかけた下級貴族かと言い、まともに相手する気はなかった。

だがマリアが、シャナネットが無くした首飾りを着けていたため、首飾りについて尋ねると、マリアの大切な人がくれたのだと言う。

フィレンティアは、ベスティアンの悪事に耐えきれなくなり、マリアに飲み物を浴びせると、ギャラハン衣料品店のプレミアムドレスで弁償すると店に誘い、ギャラハンとルーラックに会わせる。

2人は首飾りにすぐに気づき、ルーラックはマリアに、ベスティアンとはどういう関係か、その首飾りは妻がシャナネットに託した遺品でありイニシャルが彫られているはずだと指摘し、ロンバルディに忍び込んだ盗人と罪をかぶるか、ベスティアンとの関係を正直に話すか選択を求めた。

マリアがベスティアンからもらったことを認めると、マリアを連れ、3人は屋敷に戻った。

クレリバンの方は、投資主の総会は年に一度しか開かれず、本日中に8000ゴールドを用意しないとリラ鉱山の採掘権を渡せないとベスティアンに説明していた。

8000ゴールドは、ベスティアンがロンバルディからかすめ取ってきた額とほぼ同じで、すぐに現金化もできず、ベスティアンは渋ったが、ベスティアンであればロンバルディ銀行からいくらでも借りられるだろうとそそのかされ、信用貸しで用意した(信用貸しとは、貸し手が借り手を信用して、担保・保証なしで金銭などを貸し付けること)。

一方シャナネットは、覚悟を決め、とある屋敷を訪れていたのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「今世は当主になります」89~92話の感想

ベスティアンは、かなり傲慢な性格で、自分より爵位が低いか平民であれば見下し、上であれば愚かな人間だと決めつけていました。自分至上主義ですね。

フィレンティアは、ビエーゼなど強欲で愚かなものをずっと見て来たので、ベスティアンの思考などまるわかりだったようです。クレリバンがますますフィレンティアを崇めるほどに。

ロンバルディを馬鹿にし、シャナネットを傷つけたベスティアンを許せず、徹底的に追い込みました。

クレリバンに的確に指示をだし、ベスティアンは多額の借金を背負うことになりましたね。リラ鉱山を確実に得られるわけでもないのに、かなりのギャンブルです。クレリバンはうまく誘導しました。

ベスティアンの頭の中を考察するとともに、シャナネットがどうして離婚しなかったのかを、フィレンティアは考察しました。シャナネットはとても優しいのですね。息子たちのために、自分が我慢することを選んだようです。

前世ではその息子たちもロンバルディを離れてしまったのですが、当時の双子は何を考えていたのでしょう。ビエーゼが当主になっていたので、ベスティアンがいうようにロンバルディを愚かだと判断したのでしょうか。

失った首飾りですが、すぐに見つかって良かったですね。そしてベスティアンの愚かさ。遺品だと気づかなかったのでしょうか。シャナネットを言いくるめられたので、どこまで我慢できるか試そうとしたようですが、本当にすごい傲慢ですよね。

シャナネットは、さすがにここまでされ、ルーラックやフィレンティアにさえ知られてしまえば、もうかばうことなどできないでしょう。夫がいくらチワワのようなすがる表情をしても無理でしょうね。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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