漫画「今世は当主になります」81~84話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のあらすじはコチラ

漫画「今世は当主になります」81~84話のあらすじ(ネタバレ有り)

店員は、職人を紹介する場所ではないのでできないと言うと、クレリバンが、ギャラハン衣料品店とフェレット商会の責任者であるクレリバン・フェレットだと名乗り、職人に依頼したいことがあると言うことで職人との面会が叶った。

クロイリーは、もう若くもなく、アイバンの仕事だけで手いっぱいだと断るが、フィレンティアは、一度も触ったことがない鉱石だとしたらどうかと挑発するように提案し、そのような宝石などないと言い切るクロイリーを話術で誘導し、実際に持ってくれば加工すると約束を取り付けた。

一方、皇后に裏庭に呼び出されたペレスは、皇后がペレスにと淹れた茶が、マレフィシアンという毒性の強い花をいじっていた手で淹れたものだと気づいたので、草にはうんざりしているからと断る。

皇后は、皇后のではなく皇帝の侍従を通して呼び出したのは、ペレスの母親になってあげること、母親として未熟な皇子にはアカデミーに行ってもらうことを言い出した。

ペレスは、実母や乳母らを殺したこの女の口を切り裂きたかったが我慢し、すぐにその場を立ち去った。

その頃、フィレンティアはクレリバンに、ロンバルディもリラ鉱山の競売に参加すること、5000ゴールドは出資する必要があることを教えられ、前世ではアンゲナスが1800ゴールドで落札していたのに自分のせいで運命が変わったのか、それとも前世でもロンバルディが参加していたのかと疑問を持った。

ララネとクレニーと遊んでいたフィレンティアが、たまたまシャナネットの部屋を訪ねた際に、シャナネットの夫ベスティアン・スルスと、デュラック組合長のクロイトン・アンゲナスが、リラ鉱山について話しているのが聞こえた。

ベスティアンは、競売日にロンバルディは1600ゴールドで、デュラックは1800ゴールドで入札し、デュラックが落札後、スルス家に採掘権を渡すという約束をしていた。

ベスティアンは、これで少し肩身の狭い思いをすることになっても、ルーラックは自分の家族に甘いから大したことにならないだろうと考えていた。

ベスティアンの裏切りを知ったフィレンティアは、動揺のあまり物音をたて、ベスティアンに見つかってしまい、ピンチに。

そこへ、ララネとシャナネットがお茶だと言って現れたので、ベスティアンは顔つきを変え、デュラック組合長はそそくさと帰ったが、フィレンティアは、シャナネットも夫の裏切りを知ったのだと察する。

競売日当日、競売場にはデュラック組合長、ベスティアンとクレリバンの父ディラードが現れたので、時間より早く司会が始めようとしたら、クレリバンもやってきた。

ベスティアンは、フィレンティアのことも、当主に辞表を出したクレリバンのことをも侮り、計画を変更しなかったので、結果、フェレット商会が2050ゴールドで落札できた。

落札後2カ月で最初の原石が発掘されると、クロイリーの方から研磨したいと申し出て加工し、フィレンティアがダイヤモンドと名付け、皇帝に献上された。

新たに回転したフェレット宝石店では、普通の宝石の10倍の値段にも関わらず飛ぶように売れ、前世でアンゲナスが皇后に回した儲けは、全てフィレンティアのものになった。

次にフィレンティアは、シャナネットの離婚について考えた。

貴族の離婚は珍しく、そのうえ注目を集めるロンバルディだったが詳細はわからず、そもそも女性の身で当主になれるかもと言われていたシャナネットが、結婚後は目立つのを避けて最小限の仕事しかしていなかったのも妙だった。

前世の離婚の際、シャナネットは自身に非が無いにも関わらず、双子の親権を譲り、相当な慰謝料をベスティアンに払って保養地に移住したので、おかしな点ばかりだった。

ベスティアンの方は、やたら早く同郷の女性と再婚していた。

ダイヤモンドの注文が殺到している中、ロンバルディからも、祖母ナタリアの遺品でシャナネットの首飾りについて問い合わせがあり、シンプルなサファイアにダイヤモンドが似合いそうだと、フィレンティアは1~2カ月で作るよう指示を出した。

フェレット商会の成功を祝うパーティーが開かれるのだが、フィレンティアはそこに、ベスティアンの再婚相手となるマリア・パトロンを呼ぶように指示をだした。

アイバン当主など多くの招待客にクレリバンは挨拶し、ルーラックらにも挨拶すると、ルーラックはディラードからベスティアンが裏切ったようだと聞かされていたため、クレリバンが落札して良かったと言い、ベスティアンの方を睨む。

そんなことも知らず、ベスティアンはルーラックやシャナネットに合流するが、マリア・パトロンが会場にいるのを知り、青ざめるのだった。

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漫画「今世は当主になります」81~84話の感想

クレリバンのフェレット商会、突然現れたうえ、ダイヤモンドを初めて世に売り出し、話題をかっさらいましたね。儲けも凄いです。

フィレンティアの前世の知識がある限り、彼女は負け無しではないでしょうか。

新しい鉱物は、ダイヤモンドでした。輝きが違いますよね。ヨバネスは大喜びです。フェレット商会は、元ロンバルディなので、ますますロンバルディを重宝するでしょう。

皇后は相変わらず、とんでもなく酷い言動ですね。何を思って母親になると言うのか。ペレスをかなり馬鹿にしています。さすがのペレスも、この言葉は聞き流せませんでした。

それでもフィレンティアから届いたケーキで、なんとか気分を持ち直しました。フィレンティア愛ですね。

リラ鉱山について、ロンバルディとアンゲナスは鉄鉱を狙っていました。皇后は、なんとしてでも落札するように命じていましたが、デュラック組合長は、採掘権をスミス家に譲ると言っていましたね。採掘に関してはあとからどうにもできると考え、鉱山を入手することを優先させたのでしょうか。

ベスティアンは、デュラック組合長と取引することで、鉱山を手に入れようとしていました。ロンバルディを、血筋だけの愚かな一族だとバカにしていたからです。あのルーラックを目の当たりにして、なぜそのような発想になってしまったのやら。

ベスティアンは愚かな男のようですが、どうして有能なシャナネットが、何もかも犠牲になるような関係になったのでしょう。逆らえない何かがあるようです。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: