無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah
1~3話までピッコマで一気読みできます。
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漫画「今世は当主になります」65~68話のあらすじ(ネタバレ有り)
ルーラックは、ギャラハンから事のあらましを聞き、フィレンティアが嫌がっているというだけで皇帝の親書を破いた、ペレスのことを少し気に入った。
第一皇子は、外戚のアンゲナスは下劣ではあれど西部の大領主であり、母親は正妻であるため、謀反でも起こさぬ限りは地位は安泰であるが、第二皇子は、後ろ盾が何もなく、フィレンティアが大きな危険にさらされるかもしれない。
しかし、いくら息を潜め腰を低くして生きていても嵐を避けられるとも限らず、ギャラハンは命に限りがあるため、フィレンティアを優先して守ってくれるであろう第二皇子を信じようと思ったのだった。
ルーラックは、フィレンティアがペレスの従者になることを認め、もろもろの準備を請け負い、ギャラハンには治療に専念させる。
一方、オマリー博士は、ビエーゼがギャラハンを助けたいと言ったのを信じ、口外してはならないギャラハンの病気を教えてしまう。
フィレンティアは、ギャラハンの見舞いにきていたペレスと庭園散策していたが、ぼんやりしてしまう。
ギャラハンの病気のことなのかとペレスに心配されたので、口外してはならないが、ペレスになら下手に嘘つくよりはと思い、ギャラハンがトレンブルーを患ったことを打ち明けた。
そこへ、ベレサックらがやってきて、卑しい血のはずれ者同士気が合うのかと嘲笑うので、フィレンティアは、接近禁止命令や、はずれ者呼びを禁じられたのを忘れたのかと指摘し、私より遅れをとっているベレサックこそつまらない人間だと言い返す。
皇帝に認められた第二皇子への冒涜は皇族の血を冒涜する行為だと指摘すると、ベレサックは、証拠はないと開き直り、いつまでそうしていられると思っているのかと言うので、フィレンティアの指示で、ペレスがオーラでベレサックを威圧する。
後に才覚を現すクレニーが、アスタリウの後ろに隠れていたので、フィレンティアは、本を読もうとクレニーを誘う。
アスタリウには、ベレサックは腐りきった命綱だから他をあたった方が良いと、最後の忠告をする。
フィレンティアは、ベレサックが絡んできたことに違和感を持ったが、父の病気の方に意識を向けた。
ギャラハンが発症して11日後に、エスティラが到着したので、準備しておいた調剤室で早速とりかかってもらう。
だが、オマリー博士が、多くの医師が治療に失敗しているのに、アカデミーでたった3年しか研究していない人間が薬を開発できるわけがない、ロンバルディの主治医として医師と言い切れない人間の作った薬を飲ませられないと、猛反対した。
オマリー博士は、実は開発に成功するのではと考えたが、自身の立場がなくなると思ったのだ。
フィレンティアは、他に薬があるわけではない、一度だけ信じてくれないかと、当事者であるギャラハンに問うと、ギャラハンは、自分が飲む薬だからと、先ずはエスティラの研究資料を確認することにした。
その後、薬は必ずうまくいかねばならなかったが、予想の半分程度しか効果が現れなかったうえ、アンゲナスが既製服事業を横取りしようと、皇帝の裁決をもらうために皇宮に向かっていると報せが入った。
そこへ、ギリウとメイロンが心配して駆けつけ、叔父さんがトレンブルーだと聞いたと言うので、屋敷全体に噂が広まっていることを知る。
フィレンティアは、なんとか冷静になると、エスティラに薬開発について何が問題になっているかを問い、成分を安定させる素材が必要だと知る。
フィレンティアは、前世で読んだエスティラの記事を思い出し、帝国南部に伝わる薬草学がヒントだと気づいたので、エスティラに南部の薬草も調べるよう指示を出す。
既製服事業については、既製服が帝国の日常に溶け込んでいるので、ギャラハンのトレンブルー罹患で不安定なままにさせるわけにはいかないと、アンゲナスが引き継ぐために皇帝を説得しようと動いていた。
これにはルーラックに対処してもらうことにし、また、噂を広めたのはビエーゼだと気づく。
サーシャウ家と手を組んで本格的に事業を拡大しようとしているときに、噂でこのことを知れば、サーシャウが誑かされたと怒るのは当然なので、フィレンティアは父に手紙を書いてもらい、シャナネットにサーシャウまで届けてもらうことにした。
ギャラハンは、いつからか大人のように変わってしまった娘に、絶対に信じるから、落ち着いたら全て話してほしいと言う。
皇宮では、アンゲナス当主が皇帝に説得を試みていたところ、ルーラックが現れ、新しい薬が開発され快方に向かっているから、事業の引き継ぎは必要ないと言う。
皇帝が万が一を問うと、ルーラックは、ロンバルディは薬を開発できぬほど無力ではないが、ロンバルディの財力をもって事業を続けることが可能だと答える。
アンゲナスは、既製服事業が手に入るならルーラックの怒りを買っても構わないと思っていたが、すっかり当てが外れ、ルーラックの怒りを買うだけになったのだった。
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漫画「今世は当主になります」65~68話の感想
オマリー博士は、毎回やらかしていますね。保身ばかりで、本当はギャラハンのことなど心配していません。心配していれば、効果があるかもしれないエスティラの薬を、なんとか推すのではないでしょうか。
ビエーゼに情報を漏らしたのも、いい顔がしたかったのもあるのでは。
フィレンティアは、きちんとやり返すタイプの人間なので、ビエーゼもオマリー博士も、それなりのしっぺ返しがあるのでしょう。
窮地に追い込まれたフィレンティア達ですが、とても頼もしいルーラックがいるので、最悪は回避できるのでは。
ギャラハンが危うくても、ルーラックという極太の柱がいるので、皇帝もすぐには判断しませんでしたね。珍しくファインプレーです。
ルーラックがしっかり皇帝の手綱を握ることが重要ですね。
サーシャウ夫人の怒りを鎮めることについては、シャナネットが向かうことになりました。血筋でもあり、信頼もある、シャナネットほどの適任者はいなそうです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね