漫画「今世は当主になります」53~56話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のあらすじはコチラ

漫画「今世は当主になります」53~56話のあらすじ(ネタバレ有り)

クレリバンは、自分が何かミスをしたのではと焦り、努力するから見捨てないでほしいと請うが、フィレンティアは、自分ではなくロンバルディに退職届を出してほしいこと、フィレンティア11歳の誕生日に合わせて本格的に動くので、クレリバンに準備して欲しいからだと説明する。

クレリバンの商業に対する感覚は天性のものなので、フィレンティアは彼を手放すつもりなど全くなかった。

既製服で帝国民の暮らしに大きく貢献したということで、ギャラハンが建国祭で皇室から勲章を授与されることになった。

今回の建国祭は、北部のアイバン、西のアンゲナス、東のルーマン、南のサーシャウまで、十数年ぶりに4大家門が勢ぞろいする。

皆、既製服事業を狙ってのことなので、フィレンティアは、建国祭にはギャラハン衣料品店の服を着ると決めた。

一方、ペレスは父に呼ばれると、父はペレスがオーラを体得しているの知らず、もうすぐオーラが得られそうな褒美だと言って、建国祭で自分と一緒に入場しろと命じた。

ペレスを利用して皇后を苛立たせるためのようだが、ペレスは、まだ皇后とやり合うには力が足りないと考え、一度断った。

皇帝ヨバネスは、先代そっくりなペレスに苛立ったが、四大領主にロンバルディの三男とその娘が参加すること、その娘とアスタナの親交を深めるのも悪くないと言ったことに、ペレスが反応して出席すると言い出したので、権力欲がありアスタナに対抗意識をもっていると考えた。

ヨバネスは、ペレスを皇帝にする気はなかったが、ペレスの存在がある限り、アンゲナスが皇帝を蔑ろにすることはできないため、自分の地位はより強固になるとほくそ笑む。

だがペレスの目的は、愛しいフィレンティアに会うことだった。

建国祭当日、ギャラハンとルーラックに挟まれながら、フィレンティアは会場に入る。

皇后が声をかけて来て、フィレンティアの婚約者を決めてはと言い出したのだが、ルーラックが断る。

すると皇帝とペレスが共に入場したので、最近の皇帝はどこでもアンゲナスを非難していること、この場に同行させたことで第二皇子の継承権を認めたこと、アンゲナスと皇后の意志を否定することを知らしめた。

まだ皇后にペレスとの仲を知られたくなかったフィレンティアは、初対面のふりをするよう、ペレスにアイコンタクトをする。

皇帝は、皇后を無視してロンバルディに近づいたが、皇后は取り乱すことなく、静かに怒りながら立ち去った。

さらに皇帝は、帝国民の暮らしを支えたい皇帝の思いを実現したとして、ギャラハンをチェサユの領主に任命した。

建国祭の勲章が特別とはいっても、あくまで名誉に過ぎず、賞金も僅かなのが通例なのだが、開国の功臣でもない受章者に領地を与えたこと、しかも南部の穀倉地帯の1つチェサユだったので、大領主が勲章授与のために家門の土地を差し出したのかと大勢が驚いた。

ギャラハンが震えながら受け取ると、サーシャウの当主が拍手をした。

サーシャウは、帝国の西から南にかけて流れるノクター川の荷役を中心に発展した、帝国一の穀倉地帯であり、織物生産地帯の主であり、フィレンティアの祖母ナタリア・ロンバルディの実家の家門である。

女性が当主になるのは稀なケースで、サーシャウの現当主は、夫と子供に先立たれたのち、自らの能力をみせつけ、当主として継承することを認められたのだった。

サーシャウ夫人は、フィレンティアの着るギャラハン衣料品店のドレスを見て、華やかな刺繍を施したシルクを裾に飾り付ける方法に目をつけたが、本来なら3年後にサーシャウ夫人のアイデアで流行るものだったので、フィレンティアは気まずい。

サーシャウ夫人は、サーシャウ産のシルクとギャラハンの既製服との相性が良さそうだと言うと、服の宝石はアイバン鉱山で採れたものだと、裾のレースは東部の特産だと、他の大領主もくいついてきた。

フィレンティアはこうなることを狙って、ギャラハン衣料品店のドレスに自ら飾り付けしたのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「今世は当主になります」53~56話の感想

フィレンティアがクレリバンを手放すわけがなく、クレリバンはびっくりしたようでしたが、すぐに意味を察して通常通りに戻りました。フィレンティアの右腕ですね。

皇帝ですが、これまでロンバルディを牽制するためにアンゲナスを利用していましたが、アンゲナスが欲深く、皇帝を馬鹿にしているのがわかったので、手のひらクルクルで、皇后に酷い対応をし始めました。

いかに自分が周囲から良い評価を受けるかを重視し、相手を利用するだけ利用して、ポイ捨てするようなずるい性格なので、最終的には、誰もそばに残らないでしょう。

その息子の一人アスタナは、皇帝と皇后そっくりの傲慢な性格です。もう一人の息子のペレスは、一緒に生活していなかったので、まともに成長しました。

ペレスは、雛のように親のような存在のフィレンティアを求めていますが、彼女とはなかなか会えません。ですが、大きなパーティー会場を利用すれば、今回のように度々会うことができそうですね。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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