無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah
1~3話までピッコマで一気読みできます。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
・前回のあらすじはコチラ
漫画「今世は当主になります」41~44話のあらすじ(ネタバレ有り)
ビエーゼはルーラックに、自分はルーラックの長男でベレサックは自分の息子なのに、事業を自分から奪ってギャラハンに与えた挙句に、ベレサックまでギャラハンの娘を気にしないといけないのか、あの話にならない事業も使用人の服を注文して忠助したのかと訴えたが、あの事業をそのように言うなら,、ロンバルディの力とは関係なく自分の力だけでやってみろと言い消される。
また、ビエーゼが自分ははした金ではなく、父のために皇室と親交を深めようとしていると主張しても、ルーラックは、お前は皇室ではなくアンゲナスと親しくしているだけ、現皇帝ヨバネスがビエーゼを個人的に読んだことはあるか、晩餐会をひらいたことはあるか、あの事業はギャラハンでなければロンバルディの財産が減らされて終わっていたと話す。
さらに、ビエーゼのせいでアンゲナスがロンバルディに首を突っ込んできている、アンゲナスはブラウン街の土地を持つまでは彷徨い血筋に執着するような西部の物乞いだと怒鳴った。
息子であるビエーゼの努力する姿に感心し、失敗しても信じて見守ってきたが、今回が最後の警告になるので、同日に行われるロンバルディの奨学会と皇后のパーティーのどちらを選ぶかよく考えろと言う。
今回の宮殿のパーティーはベレサックが従者になった記念に皇后が開くもので、宮殿に行く日は既に皇后と約束しており、これで勘当されたらどうしようと、ビエーゼは不安でたまらなかった。
だが妻セラルが、長男であるビエーゼをそう簡単に追い出したりしないだろう、ギャラハンの話を持ち出して叱ったのは家門の力を借りなかったことがポイントであるので、ビエーゼのより主導的な姿をみたいのではないか、当主の意図を看破するテストに違いないと言う。
夜、フィレンティアが目を覚ますと、ギャラハンがそばにいた。
今回の事件は、ベレサックに木刀で叩かれたことになっていたので、フィレンティアはラッキーだったと喜んだ。
もうすぐあるロンバルディの奨学会で、ペレスの助っ人となるある人物にあわなければならず、フィレンティアは、もう少し待っていてとペレスに祈り、ペレスも、心の中の闇に抗いながら、フィレンティアを信じて待っていた。
一方、ルーラックの指示で、ロンバルディ奨学会に子供も参加することになった。
ロンバルディ奨学会は、奨学金を支給されたものが定期的に集まるもので、その場所にロンバルディとして参加することは、未来の主人だと示すことであるが、ビエーゼ一家は不参加で、クレニーやアスタリウは参加させなかった。
木刀事件以降、使用人はフィレンティアに好感を抱き始めたので、会場で休憩中のフィレンティアを色々気遣った。
会場に目的の人物ケイトリン・ブラウンがやってきたので、フィレンティアは挨拶に行く。
ブラウン家は、数年前に西部を追放されたものの、代々家門に伝わる剣術を皇室に捧げてきたので、皇帝はケイトリンを副侍女長に採用したのだった。
誇り高きブラウン家を突き落としたのは皇后の家門のアンゲナスなので、ブラウン家の名誉回復とアンゲナスに裁きを下すために、前世のケイトリンはロンバルディに背を向けてペレスの手をとったのだった。
フィレンティアは、皇后宮で黒髪赤目の男の子と友達になったが、具合がすごく悪く、お腹もすかせているのに母も乳母もおらず、飴を渡してきたが、ケイトリンに助けてもらえないかと頼んだ。
詳しく話をする前に、ディラード卿が、当主からの呼び出しだと、ケイトリンを連れて行った。
第二2皇子ペレスの乳母が遺体で発見されたと、ルーラックに報告するケイトリンは、ロンバルディ当主のスパイなので、フィレンティアとしては、当主にフィレンティアの話を確実に伝えるだろうと考えたのだった。
・次回のエピソードはコチラ
漫画「今世は当主になります」41~44話の感想
ベレサック、いい具合に操り人形化していますね。アンゲナスはこうして、愚かだけど権力のある者を利用してきたのでしょう。
アンゲナスはもともと貧しい貴族だったようですが、ブラウン家を陥れて、その領地を強奪したようですね。ルーラックは、そんなアンゲナスが心底嫌いなようです。
後継者選びに口出しできないため、息子がどのような伴侶を得て、どのような事業をするかは、見守るしかなかったのでしょうけど、アンゲナスにいいように扱われているビエーゼを見て、相当辛い思いをしたのではないでしょうか。
ルーラックの周囲が優秀で信用できるものしかいないので、ビエーゼが悪目立ちしていますよね。
ベレサックの事件は、ルーラックがビエーゼを見限るキッカケになりました。これがなければ、もう少し展開が遅かったかもしれないですね。
フィレンティアは毎日忙しく動いていますが、何分幼いので、できることが限られています。ペレスは何もできることがないので、ただひたすら待つだけです。
一度しか会ったことがない彼女を、孤独な状態でどこまで信じて待つのは、かなり辛いと思います。裏切られたときの絶望を思えば、初めから期待しないで諦めていたほうが楽ですからね。
ペレスを助けに向かわせるのは、ルーラックのスパイでした。ルーラックは、ペレスがこのような状況になっていることを、まだ把握はしていないのですね。
・次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね