漫画「今世は当主になります」33~36話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「今世は当主になります」原題・이번 생은 가주가 되겠습니다、漫画・Mon(Antstudio)、原作・Kim Roah

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のあらすじはコチラ

漫画「今世は当主になります」33~36話のあらすじ(ネタバレ有り)

ララネは、フィレンティアによく似合う赤のリボンを付けた。

ララネ自身は白が良く似合うスズランの妖精のようで、フィレンティアはほっこりしていたが、クレリバンの監視が気になる。

布でさえ手作業で生産されるこの世界は、服はオーダーメイドで作るのが主で、衣類産業は財力ある貴族のための高級産業であり、平民やお金のない貴族は手縫いで作るものだった。

ギャラハンは、既存の布に少し上乗せして既製服事業を始めようとしており、貴族だけでなく平民という新たな顧客層を獲得できる。

だがクレリバンはわざと真逆に誘導したため、フィレンティアは思わず口を挟み、クレリバンに微笑まれる。

その後のクレリバンはいつも通りに戻ったが、ロンバルディの授業に向かった際、誰もおらずフィレンティアとクレリバンだけだった。

クレリバンは、オマリー博士の邪魔が入っていたエスティラバームのことも、絶望的な紡績事業に布に詳しいギャラハンを連れて来たことも、ギャラハンの事業会議のことも、全て偶然ではないだろうと指摘する。

フィレンティアはそれらを認め、ただし既製服についてはギャラハンの発案なので、助言しただけだと答える。

クレリバンが、家門内の数人に無礼な仕打ちを受けたのに、なぜ能力を発揮しないのか、当主に力があるうちに表向きな支持を受けないのかと尋ねると、フィレンティアは、自身が幼く父に名声が足りない現状で祖父に可愛がられても、目立つ子供を排除しようとするものが増えるだけだと説明する。

フィレンティアは、権力を握るにあたり、信じられる人たちで周囲をそろえたい、資質がある証明をしたいのではなく、フィレンティア以外の時期当主は考えられないという立場にいたいのだと話す。

クレリバンは、このことをビエーゼにたれ流したらどうするつもりかと言うと、クレリバンはロンバルディを愛しているからそのようなことはしないでしょうとのこと。

実際、前世でクレリバンが作ったフェレット商会は、ビエーゼが継いで傾きかけたロンバルディ大商人組合を助けていたので、ロンバルディは2年でつぶれたのではなく、クレリバンのおかげで2年保てたのかもしれなかった。

クレリバンは、跪いてフィレンティアの靴に触れると、フィレンティアの味方になれるよう認めてほしいと言うので、フィレンティアは、もちろんと微笑んだ。

家族の団結のために、四半期ごとに開かれるロンバルディの昼食パーティーに、ギャラハンと向かっていると、クレリバンが急ぎの用でギャラハンを呼びに来たので、フィレンティアは一人で会場に向かう。

するとシャナネットの夫ベスティアン・スルスが、フィレンティアにぶつかってきて転ばせたのだが、謝るでもなく舌打ちして立ち去った。

呆然とするフィレンティアに双子が駆け寄ってきたので、何か嫌われるようなことをしたのかと言うと、双子は、スルス家の男だけの秘密をフィレンティアにだけ教えるといい、ベスティアンが、全員マヌケでイラつく人間ばかりだとロンバルディ自体を嫌っているのだと教えた。

スルス家の男だけの秘密であり、シャナネットが夫に心からの笑顔を向けているので、シャナネットはこのことを知らないようだ。

ベスティアン・スルスは、婿養子だから苗字が認められなかったのに、公の場ではベスティアン・ロンバルディと名乗っていたので、これまでフィレンティアは疑っていなかったが、前世のシャナネットの離婚に何か隠されているようだ。

そう考え事をしながら食事をしていると、ベレサックやアスタリウがマスカットを投げてきて、フィレンティアは思わずフォークを落としてしまう。

言い返そうとすると、大声でフィレンティアが食事のマナーがなっていないと言い出し、親族の笑いものにした。

だがシャナネットが、ベレサックがフィレンティアでもしないミスを皇族の前でしたことを指摘したので、ビエーゼは子供なら失敗もすると言い返すと、シャナネットは、子供なら失敗することもあるのだとフィレンティアをかばった。

ビエーゼは、ベレサックが皇子の従者になり、例外的に11歳まで待たずに皇宮の出入り許可を得られたのは、父ルーラックのおかげだと言い、ベレサックの評価をあげようとした。

ルーラックは、数か月後の誕生祝だと思えば良いが、皇宮はうちの屋敷ではないので振る舞いに気を着けろと忠告するが、ビエーゼはあまり理解していないようだ。

するとルーラックがフィレンティアを呼び、8歳の誕生日を記念したフィレンティアだけが使える図書館の鍵を渡した。

ルーラックが個人的に用意したものだと言い、もっと勉強すると喜ぶフィレンティアの頭を撫でる。

面白くないビエーゼは、ギャラハンが平民の商店街に店舗をだすことが社交界で噂になっているが、ロンバルディの恥ではないのかと言い出し、また皆で笑いものにしようとしたが、ギャラハンは自分の力でやりたいのだと言い、ルーラックは期待しているかのように、見守っていると言う。

フィレンティアは、硬い表情になったビエーゼたちを見て、父の店がオープンしたらどう変わるのだろうかと、楽しみになるのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「今世は当主になります」33~36話の感想

クレリバンが正式に仲間になりました。フィレンティアは、仲間にするのに数年かかると予想していたので、かなり早くなりましたよね。

祖父にもかなり期待されていますよね。ルーラックは、後継者がどうなるか気がかりでしたが、フィレンティアまで継げば、家門の未来は明るいです。

フィレンティアはまだ幼いので、それまではギャラハンが力をつけ、他の候補者から守る必要があります。ビエーゼに一度でも移れば、フィレンティアは追い出されてしまいますから。

ビエーゼたちがこのように愚かだから、婿養子だからロンバルディ姓をもらえなかったからか、ベスティアンはロンバルディを嫌っていました。

シャナネットを愛しているかのように振舞っていますが、果たしてそれは本心なのか、権力が欲しかったのではないかと思えますよね。公の場ではロンバルディを名乗っているので、ロンバルディ家に加わるのが目的では。それが叶わなかったので、逆恨みしているのかもしれませんね。

さて、ギャラハンの新事業、店舗がそろそろ開くのでしょうか。どうなるのか楽しみですね。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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