漫画「愛され悪女が消えた世界」37~38話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계 

恋愛ファンタジー漫画です。

毎週水曜日に最新話が更新されます(現在休載中)

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漫画「愛され悪女が消えた世界」37~38話のあらすじ(ネタバレ有り)

大公の言葉に大歓声が上がったが、シエナは、皆の心の中では身の程知らずがと軽蔑しているのではと思った。

これまでシエナへの贈り物は大公が止めていたのだが、今回だけ1人1つだけ許可したら大量に集まり、ミハエルはシエナをプレゼントの前に案内した。

そして自身がプレゼントしたであろう、大きなシロクマのぬいぐるみにシエナを座らせ、シエナの手に口づけをしておめでとうと伝えると、何人かの令嬢がシエナを睨んだ。

翌日は、会議に出る者以外はピクニックに参加しなくてはならず、デボラ夫人にナハトの一員としておもてなしするよう言われたのもあり、シエナは仕方なく庭に出た。

だが、シエナに興味がないのか誰一人話しかけてこないうえ、世話係の夫人もお喋りに夢中でシエナを放置していた。

せめてヘサロスと会話できればと思い、引き出しの中に入れておいたのにテーブルの上に移動していたので、おそらくヘサロスが入っているであろうエッセンシャルジュエルを持ち、見つめる。

するとミハエルのことで睨んできたフローレンス嬢たちが、わざとシエナの前に扇子を落とし、拾えという。

ミハエルが手に口づけしたのは、彼女たちへの牽制だったのにわざわざ絡んできたので、あらゆる武器をもって黙らせる必要があると判断し、魔法を使って扇子を浮かび上がらせる。

フローレンス嬢が驚いて転ぶと、その子の親がすっ飛んできてシエナを非難し、周囲も一緒になってシエナを馬鹿にし始めた。

するとそこへ、ロレイナが大公妃にふさわしいと強く主張した、かつてのロレイナの助力者ジェスター子爵がやってきて、事を大きくして大公家に泥を塗るつもりかと皆に注意する。

皆すぐに引いたので、シエナはジェスター子爵に礼を言うが、なんだか嫌な感じがしたので、すぐに立ち去ろうとする。

だが、ナイフを向けられ、ひと気のない屋敷に連れ込まれる。

雨が降り出したので、皆が室内へと移動したが、シエナの世話役の夫人は、シエナがいなくなっていることに気づき、ジェスター子爵と共に消えたと教えられる。

ジェスター子爵は、彼の娘の棺がある部屋に入り、シエナを乱暴に血で書かれた魔法陣の上に投げると、生贄のシエナの血を娘に飲ませれば、魔力が移って娘が生き返るはずだと言い出した。

血を飲むだけで魔力が移るのであれば、ロレイナも長い時間シエナを騙すことなく、やっていたはずだろうから、滅茶苦茶な話だとわかった。

シエナが抵抗して手に噛みつくと、ジェスター子爵はシエナを殺そうとナイフを振り下ろしたので、ヘサロスの名を叫ぶ。

火の玉となって現れたヘサロスは、シエナを囲うように浄化の炎を放ち、ジェスター子爵は炎に包まれた。

同時に、シエナの体は元に戻ったのだが、ジェスター子爵は魔獣と化してしまったため、実体のないヘサロスには倒すことができず、逃げるよう促す。

ドアまでは道が塞がっているので窓から飛び降りるしかないが、ケガして逃げ遅れる可能性もあった。

窓まで追い詰められたシエナは、外からアシエルが呼ぶ声が聞こえたので、振り向く。

馬上で弓を構えるアシエルが、騎士達を率いてシエナのいる屋敷まで駆けてきたのだった。

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漫画「愛され悪女が消えた世界」37~38話の感想

貴族たちの心情は、シエナが予想した通り、孤児だからと見下したものでした。

シエナは、2千年ぶりのヘサロスの主でテラフォーマーなのに、貴族の身分しかないであろう彼らは、何を思って見下しているのか謎ですね。

しかし血筋が最重要だという環境で育っていれば、そのように判断してしまうのでしょう。大公家が可愛がっていることを見せても嫌がらせをするので、もう重症です。

ジェスター子爵ですが、あの棺の中はまさかロレイナではないですよね。

ジェスター子爵は浄化の炎に焼かれましたが、魔獣に変化してしまいました。魔流が停滞しているところに邪気が入り込むと、魔獣が生まれるとのことなので(コチラ)、邪気の塊のようなジェスター子爵は魔獣に変わったのでは。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: