無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계
恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「愛され悪女が消えた世界」29~30話のあらすじ(ネタバレ有り)
シエナは、助けにきたつもりも、そのような力もなく、ただ事実を隠すこともできなかったと答え、処罰は大公が判断してほしいと言う。
大公は、キルディニャック伯爵家が所有する北部の大鉱山の持ち分の半分を、無戒の二つ名を冠するネームド・ヘサロスの主、シエナに譲渡するよう決定した。
キルディニャック伯爵家は、シエナの慈悲に感謝してこの恩に報いると誓い、魔法を刻むことができる特別な宝石・エッセンシャルジュエルが採れる鉱山を差し出したのだった。
エッセンシャルジュエルは、邪気を退ける浄化呪文を刻んで護身符として使う貴重な宝石なのだが、前世では謀略に失敗したイザベルからロレイナが手に入れた鉱山だったので、後で悪いことが起きるのではと気おくれした。
だが、ネームドを持つ魔導士として活躍するためにエッセンシャルジュエルは必須であること、ネームドの所有者には特権と責任も伴うので、責任から逃れたいのかよく考えるよう言われる。
シエナは、ナハト家が自分を家族だと優しく接してくることが、前世の苦しみを無かったことにされているようで、受け入れ難く、後悔も謝罪も存在しないのなら赦しも存在していないのだと思った。
今回、鉱山の持ち分を差し出したことでキルディニャック伯爵家はナハト家に属することになったので、次の新年の会合では封臣として参加できるよう手配された。
キルディニャック伯爵家が入手した一時的に魔力を霧散させる猛毒は、出所が不明なため、彼女たちを邪気にさらした者、外界が関わっている可能性を調べることになった。
睡眠中のミハエルは、大人になった自分が、生意気な奴、目障りだと悪態をついている夢を見たが、誰を憎んでいるかまではわからなかった。
朝、シエナが起こした春景色は一晩で消えてしまった。
大公は、シエナがまだナハト家の生活に慣れていないため、テラフォーマーとはまだ公表せず、家臣たちには事実の公表と、私的に接触することを禁じた。
だが古狸のような家臣たちが黙っているわけはなく、あらゆる贈り物でシエナの気を惹こうとしたため、大公は全て送り返すよう命じた。
テラフォーマーとなったシエナは、14歳になったら士官学校に入学しなければならないため、基礎教育も始めることとなった。
テラフォーマーは円形の結界・テリトリーを形成するのだが、能力に長けるほどこの範囲が広くなり、1テリトリーが大邸宅の敷地分程度、テラフォーマーの平均は2.7テリトリーである。
コントロールが精巧になるとテリトリーを分割することもできる。
喜んで積極的に学ぶシエナと、熱心なセスは相性がよく、シエナは食事中にうたた寝するほど勉強していた。
ミハエルが繁華街に出かけると聞き、前世でもあまり外出したことのないシエナは、とても興味をもった。
ミハエルはシエナを誘うことにしたのだった。
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漫画「愛され悪女が消えた世界」29~30話の感想
シエナは、ナハト家に関わりたくないですが、テラフォーマーとなった以上、ますます関りが増えてしまいましたね。
シエナが前世の記憶で苦しんでいるなか、ナハト一家は、得体の知れない悲しい感情に囚われています。
思いだしたとしても、赦しは存在せず、シエナは決別を決めているので、ひどく後悔するのでしょう。
イザベルは味方になるそうなので、士官学校で一緒であれば、少しは安心ですね。
・次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね