漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」55話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「闇落ちした奴隷を手懐けました」原作:Purple village、作画:LICO、原題:흑화한 노예남을 길들였다

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漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」55話のあらすじ(ネタバレ有り)

カサディンは皇帝とチェスをしたときに、皇帝がキングが絶対であるという考えであることを確認した。

皇帝は、レオンの次にデミアン大公が皇位に近いので警戒していたが、カサディンは、ポーンが昇格したとしてもキングを守る盾にしかならないと前置きし、自身を大公への牽制に使ってほしいと申し出た。

そして現在、皇帝はアルエンに、カサディンの願いが皇室に忠誠を誓った騎士として過去の恩を返したいということであれば、ジーゲン伯爵の戦争不参加という国法に反することも認められたが、それ以上の意味があるのであればカサディンを信用できないと話す。

アルエンが皇太子妃であればまた別だが、全ての駒はキングのためにあるべきだと言い、それを聞いていたアルエンはもちろん、謁見室の近くで耳をそばだてていたカサディンも怒りを覚える。

その後、皇帝はジーゲン伯爵に、アルエンの治癒能力に気づいたものがいるので人との接触を一切断つと話し、アルエンは皇宮に監禁されることになった。

レオンは、面白い治癒士としか意識していなかったアルエンが、いつからか幸せにしたい大切な存在になっていることに気づき、母のように悲しませたくないと思った。

彼女を救うにはどうすればと、横に立つカサディンに問う。

カサディンは、アルエンが皇太子妃にるということは、ジーゲン伯爵を人質に皇帝の駒になるということだと答えると、レオンもそれは理解していた。

レオンが、皇帝がレオンの言葉をきく相手ではないと言うと、カサディンは、レオンの命をかけること、アルエンを信じること、カサディンの指示に従うことが必要であると話す。

レオンはその方法を聞き出すが、あまりのことにカサディンの胸倉を掴む。

だがこの方法しかないのだというカサディンに、そこまでしてこの結婚を阻止すると思うのかと、レオンが睨むが、カサディンの表情はぴくりともかわらなかった。

レオンは、カサディンのことを正気ではないと言うが、自身も正気ではないと皮肉そうに笑った。

皇帝がアルエンを訪ね、皇太子妃になれと脅していると、臣下たちが駆け込んできて、皇太子が自ら毒を飲んで倒れたと知らせるのだった。

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漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」55話の感想

皇帝は権力があるので、デミアンを退けるときには役に立ちますが、それ以外は厄介な存在です。

キングが全ての考えを持っていたので、他者は駒扱いでした。国を率いるのに利益最優先で冷徹になるのも必要でしょうけど、それで一番の土台になる家族から否定されているので、うまくはいってないですね。

逆に息子のレオンは、苦しむ母を見ていたためか、情に厚く育ちました。アルエンが、彼を地位ではなく個人としてみてくれること、一緒にいると楽しいことから、彼女へ特別な思いを抱くようになりました。

しかも、彼女が幸せになってほしいからと自ら身を引くようです。自分の事しか考えていないデミアンとは大違いですね。

カサディンの策で、レオンは命をかけてアルエンを救いに動きました。まさか毒を飲むとは。

皇帝を脅すのでしょうけど、先に皇帝が脅してきたので、まあ仕方ないですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: