漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」44話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「闇落ちした奴隷を手懐けました」原作:Purple village、作画:LICO、原題:흑화한 노예남을 길들였다

恋愛ファンタジー漫画です。1~3話まで一気読みでき、4話以降は毎日1話ずつ無料で読めます。

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漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」44話のあらすじ(ネタバレ有り)

皇城での用事が終わった後、カサディンは、皇帝から下賜された首都の領地へ帰ると言う。

セルキア伯爵とアルエンが、カサディンに帰りの挨拶をし、セルキア伯爵が先に馬車に乗り込むと、カサディンは、第二騎士団長のマントを彼女にかけ、いつでもあなたのために戦ってきたのだからあなたのものだと言う。

彼はさらに、口パクで愛していると伝えてきたので、アルエンの心は晴れやかになった。

馬車の中で父は、アルエンが心に決めた人がいると言っていたのは、皇太子ではないのかと尋ねる。

アルエンが否定し、いつか全て話すと言うと、アルエンが弟だと決めたカサディンでなければ誰でも大丈夫だと、釘をさした。

屋敷に戻ったアルエンは、前世にてエルシアが先にセヴィル帝国を挑発して戦争を起こしていたことを思い返し、いくらエルシアが急成長したとしても、弱小国を狙うことはあれどセヴィル帝国ではないと考え、セヴィル帝国を挑発するほどの突然の兵力強化は異常であったと気づく。

戦争もまだ終わっていなかったことや、皇太子のそばにはカサディンがいたため、デミアンの勢力では皇帝の座を奪うには力不足だったが、それでも何の未練もなくアルエンを殺したので、他にあてがあったようだ。

もしデミアンが、皇権を交代させるためにエルシアと内通していたのならと考えていると、夜遅くにも関わらず、デミアンが訪ねてきた。

アルエンはデミアンを応接間に案内し、デミアンの体調を気遣いながらお茶を淹れる。

デミアンはアルエンに触れようとするが、アルエンがさっと後ろに下がるので、触れられそうで絶対に触れさせないのは、カサディンのせいかと思った。

デミアンは、毒をもつ虫は自分が蒔いた毒によって花まで死んでしまうとしても、他の蝶や虫が近づくことを許せないのだと、カサディンを例える。

アルエンは、それが毒蝶ヴィオロだと気づき、ヴィオロが毒をまき散らすのは、気に入った一輪の花のためであり、羽についている毒が完全に無くなるまでまき散らすと、その花にとまるのだから、素敵な話でしょうと微笑んだ。

デミアンが立ってアルエンに近づくと、もう家族ではないあの男がそれほど大事かと言うので、アルエンは、大事だからカサディンに手を出すのであれば治療などできないと言う。

するといきなり、デミアンがアルエンの肩に噛みついた。

アルエンがデミアンを突き飛ばすと、デミアンは、自分の体は治せないのか、当然治せるものだと思っていたと言う。

アルエンはすぐさま出て行くよう命じ、デミアンは、それほど嫌だったのかと傷ついたように、元気をなくして帰っていった。

部屋に戻ったアルエンは、急いで傷口に薬を塗る。

傷ついたのはアルエンの方であること、カサディンを獣呼ばわりしているデミアンの方がよほど獣であることから、アルエンの酷く苛立つのだった。

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漫画「闇落ちした奴隷を手懐けました」44話の感想

うわー、歯形が付くまで噛みつくなんで、アルエンは相当痛かったでしょうね。

犬や猫だって、甘噛みではあのような傷はできないので、本当に獣、野獣です。

カサディンは獣ではなく、毒蝶ヴィオロですよね。これほどしっくりくるものもないでしょう。アルエンにのみ尽くし、それ以外は容赦なく始末しそう。

今回、アルエンがデミアンに噛まれたと知ったら、嫉妬でおかしくなりそうですね。デミアンの寿命もさらに短くなるでしょう。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: