無料漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「森の中で公爵が拾ったのは」原題・숲속에서 공작이 주운 것은、原作:MONCHER、文:Lee Jae Won、絵:Jep
恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「森の中で公爵が拾ったのは」21~24話のあらすじ(ネタバレ有り)
ヴァロンは、恩を返すべきは自分達なのでと、エリシアからの贈り物を断ろうとしたが、エリシアが恥ずかしがりながらも、見返りを求めたのではなくほんの気持ちだと言うので、ヴァロンは承諾した。
エリシアは、ヴァロンへの贈り物の準備、訓練、厳しい寒さとなる冬の前に魔石暖炉の発明をしなければならず、忙しい日々を送っていた。
今はまだ魔石が高価なため貴族しか使えないが、エリシアは、大量入手する方法を知っていた。
屋敷に、グレイスの命令を何でもきくという、エルウィンド・センハント公爵夫人が訪問したので、エリシアは3度目の人生で自身を殺したセンハント公爵夫人を警戒し、ラリーに夫人の訪問理由を調べてもらう。
ラリー経由で、センハント公爵夫人からの茶葉を受け取ったエリシアは、失望し、ラリーとともにお菓子作りを始める。
センハント公爵夫人は、毒草の一種で無味無臭、飲むと臓器を破壊し、苦しみながら死ぬが、知る者が少ないため完全犯罪に適しているというエンジェリウムを、グレイスのために用意していた。
関わった人間に濡れ衣をきせて殺す準備もできていたので、グレイスが感心すると、センハント公爵夫人は、縁談目的で息子カイロをジェスバーに会わせたいと言う。
そこへエリシアが訪ね、茶葉のお礼にクッキーを作って来たと勧めるので、どうせエリシアは死ぬからそれぐらいならと口にした二人は、エリシアが毒に気づいて警告しにきたことに気づき、グレイスは激怒する。
部屋に戻るエリシアは、グレイスとしっかり目を合わせて話したのは初めてだったので、恐れと緊張で急いで移動していたために、ジェスバーとぶつかりそうになる。
ジェスバーは、彼女が別邸のエリシアかと気づくが、話しかける間もなく、エリシアが去ってしまった。
寒い中に長時間外にでていたためか、グレイスに強気で話したせいか、エリシアは倒れ、三日も意識がなく、デールロックはとても心配した。
エリシアは、大丈夫だと微笑んだが、愛想笑いなのを見抜かれ、もっと甘えて良いと言われたので、いつかは父に対する恨みが消えるかもしれないと思った。
その数日後ヴァロンに会った際、ツェトレンに向けて早朝に出発するために見送りが無理だと言われたので、エリシアはヴァロンに贈り物を渡すことにし、ヴァロンはエリシアをからかいながら微笑む。
エリシアが準備したものは、寒い戦場向けに治癒効果が含まれたティーバッグと、水晶で作ったペンダントで、ペンダントは直接彼の首にかけた。
ヴァロンは、一生懸命準備してくれた気持ちが嬉しいと、喜んで受け取った。
一方、デールロックは皇帝に呼び出されていた。
帝国民を服従させる皇帝だけの力であり、遠い昔に戦争の神アオリンから授かったという「権威」が、クレド伯爵家には効かなかったため、昔から皇室とクレド伯爵家の仲はあまり良くはなかった。
デールロックと現皇帝ディーク・フェイルは幼馴染のため、当代の関係は少し良くはなっていたものの、いつ拗れるかわからない状態だった。
皇帝が呼び出した目的として、デールロックの長女エリシアが賢いと評判であることを口にしたので、デールロックは、賢くても印のない役立たずでしかないと指摘するのだった。
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漫画「森の中で公爵が拾ったのは」21~24話の感想
あまり自身のことを語らない秘密主義のヴァロンですが、以前は関わるのも面倒で無表情だったのが、エリシアに対して表情豊かになりましたね。
エリシアが素直で一生懸命になったからでしょうね。デールロックもかなり変わりました。
この作品のキャラクターは、変わろうと思ってから実際に動き出すのが早いですよね。エリシアはもちろん、デールロックの変化が早かったので、読者からのデールロックの好感度は、それほど下がらずに済んだのではないでしょうか。
変わらないのはグレイスと皇帝でした。
クレド伯爵家は神女を輩出できる唯一の家門なので、公爵家よりも地位は上のようです。おまけにグレイスは、皇帝の異母妹でした。
グレイスと親しいセンハント公爵夫人は、グレイスのためならと毒まで用意していました。グレイスにお世話になったと言っていましたが、人を殺すことを何とも思わないようですし、二人で手を組み、こうして誰かを排除していたのかなと思います。
もしかしてですけど、エリシアの母ミエルもその毒牙にかかったのでは・・・公爵と皇族なので、権力はありますし。
エリシアは、前世の記憶のおかげで危険な毒を回避することができ、グレイスを牽制しました。これで毒殺はしばらく仕掛けてこないでしょう。
また、どこからバレたのか、用意したセンハント公爵夫人は気が気でないと思います。
もう一人変わらない皇帝は、とんでもスキルの持主でしたね。権威でほとんどの帝国民を服従させることができます。
それがまたも、デールロックに望まぬ政略結婚を持ちかけようとしています。デールロックは、敢えてエリシアを貶すような発言をし、護ろうとしているようですが、今回は神託がないので護りきれるでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね