漫画「捨てられた妻に新しい夫ができました」9話、10話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリcomicoで連載中の「捨てられた妻に新しい夫ができました」原題・버려진 아내에게 새 남편이 생겼습니다、漫画・lobster、原作・Alice

妻を持つのも離婚するのもお金がかかる国で、クロエという人妻が妻競売にかけられた。とても美しい女性だが、DVを受け続けたため無表情になってしまい、新しく愛人をもった夫によって売り払われた。安値で落札されるところだったが、アッシュ・ブリニクル侯爵が大金で落札するのだった。クロエの成長と、彼女を献身的に支えるアッシュを描いた恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜に最新話が更新されます

前回のエピソードはコチラ

漫画「捨てられた妻に新しい夫ができました」9話、10話のネタバレ

9話

クロエは、両親やあの少女と過ごす幸せな日々を夢で見た。

その日の授業は、家庭教師のメリッサと一緒にブリニクル家の図書館で行われた。

クロエはメリッサと和気あいあいとお喋りできるようになっていた。

実はメリッサは人に教えるのは得意ではなかったのだが、一般人には非公開の蔵書を見せてもらえることになったので、この仕事を引き受けたのだと言う。

クロエは、本について嬉しそうに語るメリッサを見て、自分の好きなものだとこんなに楽しめるのかと、ほほえましく思った。

本棚に、子供の頃好きだった『黄色いリボンの少女』シリーズを見つけたクロエは、読むことのできなかった4巻以降を部屋に持ち帰り、つい夜更かししてまで読んでしまう。

次の日の授業は、乗馬とピアノとダンスをキャサリンから学ぶ。

クロエは子供の頃にある程度教育を受けているので、馬に乗れなくはないのだが、キャサリンはクロエを見下しているので、何を言っても見栄を張っていると言い、馬に乗せてもらえなかった。

乗馬場に行くようになってからは、平民だからとあからさまにバカにするようになったのだが、他の使用人がいる前では上品なレディのふりをするので、まるでお見合いに来ているかのようだった。

キャサリンが教えるダンスとピアノのレベルも高いものではなく、まるでクロエがその程度だと言わんばかりだった。

10話

クロエは自分を見下すキャサリンの授業に気乗りしなかった。

夜更かしして読書したため顔色が優れなかったクロエに、侯爵を捕まえたその顔をきちんと管理しろなどと言う。

キャサリンは、クロエが読んだ本が黄色いリボンの少女だと知ると、平民だからとまたあからさまにバカにし、度を越えてきた。

だがクロエは、アッシュが選んだ人だから言い争いはしたくないと思っていた。

キャサリンは、クロエが言い返さないことをいいことに、貴族の暮らしがよくわからないなら、いっそよく知っている自分のような人間の真似をすべきだと言い、クロエの手を握った。

ろくに字も読めないのだろうと言っても無表情のクロエを見て、侮辱されていることにも気づかないのだと、下卑た笑みを浮かべるキャサリン。

すると、娘には教える才能があるとラビラン子爵に勧められたから呼んだのだが、やはり素晴らしいと言いながら、アッシュが現れた。

キャサリンは、話は聞かれてなかっただろうかと焦るも、これまで授業を見に来たこともない彼が現れて自分をほめてくれたので、良い印象が残せるかもしれないと考えた。

さらに、それともバカで顔だけの夫人より、賢く教養のある私の方が夫人に相応しいと思い、わざわざ会いに来てくれたのかもしれないとときめいた。

アッシュは照れるキャサリンを鼻で笑うと、侯爵夫人を教育する栄誉を手にしたことで自分が上だと勘違いしたようだな、と指摘した。

キャサリンは焦り、アッシュに許しを請うが、 請う相手は私の妻だと言われ、ショックを受ける。

キャサリンは、これまでブリニクル侯爵について太陽のように温かい人だと思っていたが、初めて見る冷酷な彼に怯え、青ざめるのだった。

漫画「捨てられた妻に新しい夫ができました」9話、10話の感想

クロエは、エルロインやメリッサとは良い関係を築けています。

キャサリンは、偏見でクロエの価値を見誤り、失敗してしまいました。

クロエにとっては、本格的に社交界に出る前にの練習になって良かったのでは。

クロエの方がキャサリンより身分が上なのでやりやすいですし、悪意を持って接してくる相手の対応の仕方を学ぶいい機会です。

クロエは自分の言葉でキャサリンを排除することができるでしょうか。というかできなくてはいけませんね。

今回、何故かアッシュが授業中に顔をだしたので、キャサリンの言動はバレバレだったようです。

これでキャサリンは、家庭教師から外されるでしょう。侯爵家に睨まれることになったので、ラビラン子爵家自体にも影響がありそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: