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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
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漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」116話のネタバレ
エメルのもとにやってきたのはロイだった。
ロイは、エステルお嬢様は許してくれたが、個人的に許せないから絶交しに来たという。
何故爵位を継ぐなどおかしなことをしたのか、お嬢様が好きだったのではないか、一度手に入れ突き放したものをどうしてまた得ようとするのかと指摘する。
エメルは拳を握ると、手に入れたことなどない、ただ幼い頃から近かったから好かれただけかもしれない、護衛騎士が自分ではなくロイやジンだったら、自分が好かれることはなかったかもしれと言う。
そしてエメルにしても、子供だった彼女を見てきたため、簡単に彼女の気持ちを受け入れることができなかった、だから始めからやり直すつもりなのだと。
選択した結果が傷つけることなのか、だいたいどうして皇女のサロンにいたのかとロイに言われ、エメルは、他の貴族はカスティージョを牽制していたため、エメルを誘ってくれたのは皇女だけだったということを説明する。
そこまでしてもお嬢様に選ばれなかったらどうするのかと訊かれたエメルは、そうなったらそういう運命だったと割り切るつもりのようだ。
ロイが去ると、エメルは夜空を見上げる。
伝統や血筋ばかりに固執する侯爵家がエメルは嫌だった。
200年の歴史がある侯爵家だが、常にカスティージョ家への劣等感が蝕んでいた。
代々受け継がれた200年分の劣等感は凄まじく、裏切り者のエメルが戻ってきたときは親族と家臣がエメルを拒絶したが、エメルもそれらを黙らせるだけの闇を持っていた。
今日の夜空には一番星のエステルが見えなかった。
昔エステルがエメルのことを優しいと言ってくれたが、自分はそんな人物ではないと、彼は呟くのだった。
エステルはマクギランの家にいた。
栄養失調だったとマクギランに送った医師から聞き、エステルはマクギランを注意する。
マクギランは、曲が完成に近いから休めなかった、どこで初披露しようかと言う。
するとエステルは、マックが作曲家として初めて公開するのだろう、オーケストラとホールを用意すると提案する。
マックは、エステルと自分について不名誉な噂が流れているから、そのようなことまでいいのかと気まずそう。
エステルが、自分とマックが体の関係だと言われていることについてかと言うと、マックは顔を真っ赤にする。
エステルは、気にしていない、もう下らないことは相手にしないことにしたのだと微笑む。
後日、エステルはアイリス皇女に呼ばれ、皇女宮へ。
アイリス皇女は、エメルのことでショックを受けたのでしょう、知らなくてごめんなさいと言う。
エステルは、知っていたくせに、馬鹿にするために隠していたのでしょう、そのようなこともありますものねと煽る。
それを訊いたアイリス皇女は固まり、後ろでは他の令嬢たちがヒソヒソする。
アイリス皇女と取り巻きは、嘘などついていないと言うが、エステルは、皇女様は嘘をつきだ、さて今日はエメルがでてくるのですか、今日も私をいじめるために呼び出したのでしょうと笑顔で話す。
シーンとする茶会。
アイリス皇女は、エステル・カスティージョ、公爵家とはいえ無礼だと怒鳴る。
カスティージョらしく本当のことを話しただけ、それに茶は美味しいがケーキは美味しくない、シェフを変えた方が良いと言い、エステルはケーキごと皿を落とし、割った。
怒りで震えるアイリス皇女に、そろそろ控室にいるエメルでも呼んだらどうかと言う。
現れたエメルに、エステルは先日きちんと挨拶できなかったと謝り、さらに侯爵になったことについて祝いの言葉を述べる。
そして、本当に貴方が嫌いなので、金輪際姿を見せないでほしいと言い、微笑むのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」116話の感想
エメルはエメルなりに、エステルに尽くすために、レイモンド侯爵家に戻ったのですが、誤解させたままなので、大事なエステルに突き放されてしまいましたね。
エステルはもう色々なことを見限っているので、アイリス皇女の嫌がらせに乗る気はありませんし、マックとの噂も気にしていません。
そういえばマックの彼女の噂はエメルの耳にも届いているのでしょうか。もし耳に入っていたらマックが危険ですね。マック本人はエステルとの噂はまんざらでもないようですし。
これまでアイリス皇女の行動でイライラさせられていましたが、今回はスカっとしました。皇室はカスティージョに頼っている面も多いので、令嬢同士が揉めた所でお咎めはないのでしょう。はっきりと拒絶することができて良かったですね。
これでストレスになる茶会の呼び出しは無くなるでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに