漫画「シャーロットには5人の弟子がいる」35話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「シャーロットには5人の弟子がいる」原題・샬롯에게는 다섯 명의 제자가 있다

魔王から世界を救った大魔術師シャーロット・エレノアは、自身の死を直感し、魔法を詠唱し穏やかな眠りにつく。だが恋愛をしてみたかったという心残りから、子供の姿に転生してしまう。親友の手を借り、5人の弟子に正体を隠したまま、第2の人生を歩もうとするシャーロットだが、彼女を慕う弟子たちからそう逃れることもできず。親友、弟子、災いに囲まれるシャーロットの恋愛ファンタジー作品です。

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漫画「シャーロットには5人の弟子がいる」35話のネタバレ

カルベロン山脈で、カルシリオンとアリア・リッセンが二人だけで話す。

カルシリオンはアリア・リッセンに、師匠の最期を見た、とても清々しいお気持ちで亡くなられたようだったと話す。

一人寂しく逝ってしまうような別れは想像してもいなかったので、受け止めきれずに悩んでいたが、師匠の行動には全て正当な理由があったので、あの最期も師匠の最善だったのかもしれないと言う。

ただ何か一言でも言ってほしかった、遺書には全ての権利・遺産・死の公表が自分に託されていたが、自分にもマーベルにも師匠の存在が必要だったから、8年経った今でも師匠の最期を誰にも知らせていないとのこと。

たった16歳で世界を救い大魔術師となった師匠が、これまでどれほどの期待と責任を背負ってきたのかを、ようやく理解することができたと言う。

せめて自分だけでも師匠をお助けするべきだったが、皆と同じように師匠に頼り切っていた、5人も弟子がいて誰一人として力になれなかったと言い、師匠はこのような弟子で後悔しているかもしれないと俯く。

アリア・リッセンは、後悔したなら最期の瞬間に微笑むわけがないと話す。

師匠はマナは神の息吹だと言っていたと言うカルシリオンは、やっと師匠の最期を受け入れられそうだ、これからはあの方の心の支えになりたい、心を休められる大きな木陰になると、アリアに向かって話した。

アリアは、カルシリオンと彼の名を呼ぶと、カルシリオンは、師匠と言い、微笑むのだった。

そうして現在、皇帝の姿に戻ったカルシリオンのもとに、バーモンに案内され、アリア・リッセンがやってきた。

二人は移動がてら、音を遮断する魔法を使い、会話をする。

アリアは、ダンとエヴァンには会ったが、正体をまだ明かしていないことを話す。

カルシリオンは、正体を明かさないほうがいい、この際に距離を置くのもいいと言う。

ただし自分はあの青二才共とは違うからと微笑む。

後ろに続く魔術師達は、皇帝が親しげに話すあの姫君は一体何者なのかと疑問を持つ。

大広間につき、カルシリオンはクラウスの騎士に対し、今回の非礼について謝罪と賠償を申し出る。

そして、自分たちが探していた人物がアリア・リッセン嬢か確認する必要があったと言う。

アリアはカルシリオンに、災がまた始まるかもしれない、エヴァンが災いに関わっていると話していた。

そこでカルシリオンは、アリア・リッセンを大魔術師シャーロット・エレノアの6人目の弟子として、皆に公表したのだった。

漫画「シャーロットには5人の弟子がいる」35話の感想

ジェフリー以外に、シャーロットの正体を知り、匿ってくれる協力者を得ることができましたね。

ジェフリーはクラウスの大公ですが、カルシリオンはマーベルの皇帝です。それぞれの国の権力者が協力してくれるので、かなり動きやすいと思います。

カルシリオンは、皇帝という人生を歩んできて、死すら自由に決められない立場のシャーロットの気持ちに共感したようですね。

そして今度は自分が師匠を守ると決めました。でもシャーロットの弟子ならば、誰でも喜んで彼女の支えになるのでしょう。今までそうならなかったのは、シャーロットが頼ろうとしなかったためだと思います。自分で何でもできるからです。

でも今回はマナに限りがあるので、誰かに頼らなければなりません。初めはジェフリー、次はカルシリオン、そしてダンと続いて、守る・守られるのが一方的だった関係を、少しずつ改善してくストーリーなのかもしれないですね。


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また次回もお楽しみに

猫野: