※ 全話一覧はコチラ
漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」73話のネタバレ
カナリアはセザールを心配したが、かえって自分の体調を細かく指摘されてしまい、ムスっとして部屋を出ていった。
その少し前、スチュアート公が殺されたことで、元老会議はかなり揉めた。
辺境伯という指揮官をなくして、国境の兵士がきちんと戦えるのかと。
そしてファーンハム家側の貴族が、有力な皇位継承権を持つものが、帝国民を守るために、ガリアで直接指揮をとるべきだと主張した。
対象者はもちろんセザールだ。
その後、皇帝は戦友であったスチュアート公の亡骸を確認する。
皇帝は嫌な咳をするので、どうやら体調があまりよくないようだ。
元老会からセザールをガリアに送る嘆願書が届いたと言い、ガリアを無事に治めた際には、すぐに皇太子にすることを約束しようと、皇帝は話す。
できるかと問われるセザール。
セザールは、カナリアに申し訳なく思い、出征を伝えることができないのだった。
一方カナリアはエブゲニアに会い、セザールを引き続き監視するように指示される。
リカルドが手を回してくれたので、カナリア達は疑われずに済んだらしい。
後はノアが兄を嫌ってくれるだけでいいのにとこぼすエブゲニアの言葉に、また何か企んでいるのかと思うカナリア。
そしてエブゲニアから、セザールが出征することを聞かされ、彼女は驚く。
エブゲニアは、罠にはまったと無意識に感じているはずだから、そっちも気をつけた方がいいと言うので、カナリアは思わず、ガリアは皇后の策略ですかと言ってしまう。
いつもと違い、政事に興味があるようだなとエブゲニアに怪しまれるカナリア。
ガリアのことで皇宮が騒がしかったから、興味をもっただけですと誤魔化す。
エブゲニアは、まだ第一皇子とランカスター令嬢を結婚させたい貴族たちがいるから、第一皇子を惹きつけておくのがカナリアの役目だという。
何か異変を感じたらすぐ私に知らせるように、全てが終われば豊かな余生を過ごせるようにしてあげると言い、余計なことは考えないようにと警告する。
その頃、出征の日にちが決まったので、セザールは外のベンチに座り、考え事をしていた。
ガリアを安定させれば、皇太子にしてくれるという話は悪くなかった。
以前とは違うから、自分がいなくてもカナリアを守ってくれるものが多くいるから大丈夫だろうと思いつつ、皇太子の即位を急ぐ理由と、皇帝の体調が良くないことがどうもひっかかる。
そこへカナリアが急いでやってきて、何故出征の話をしてくれなかったのかと怒鳴る。
セザールは、ファーンハム家に行ってからというもの、カナリアの顔色が悪く、これ以上心配させたくなかったと話す。
カナリアは、後から知って心配しないとでも思ったのかと言い、涙を流し、わなわなと震える。
それは怒りからではなく、原作と違う展開になったので、セザールに何かあったらと不安で堪らないからだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」73話の感想
セザールの出征が決まってしまいました。
ガリアを治めれば、セザールを皇太子にするということなので、皇位継承権を与えるということですね。
ガリアを仕組んだのがファーンハム家なので、セザールがこのまま皇位継承するのを見過ごすわけがありません。セザールをガリアに追い払ったのは、皇宮から離すのが目的で、彼が離れている間に実権を握るつもりなのでしょう。
皇帝の体調もよくないので、セザールが離れているうちに、病で崩御ということにし、暗殺するのかもしれませんね。
カナリアは既にエブゲニアに疑われているので、カナリアも危ないでしょう。カナリアの宮には、イーサンとジャックスが配属されていますが、ジャックスは療養中なので戦えません。
ファーンハム家の秘密を知ることができましたが、追い詰められたのはカナリア達の方のようです。心配ですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに