漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」72話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」72話のネタバレ

リカルドのおかげで無事に脱出できたカナリアとセザールは、皇子宮の秘密の地下室で皆の帰りを待った。

ラヤとグレイシーが到着し、カナリアは2人の無事を喜ぶ。

グレイシーは、剣で暴れたことをラヤに口止めしていた。

二人は、ファーンハム侯爵邸には、明らかに盗賊とみられる私兵が常駐していたと報告する。

非常に低俗な連中もいて、何故ファーンハム侯爵家があのようなものを雇っているかわからないとのこと。

セザールは、地下倉庫で敵国であるブルゴー王国の武器を大量に保管していたのを見たと話す。

武器売買で儲けている家門だとは知っていたが、まさか敵国にまで売っているなんてとラヤも驚く。

おそらく何代にも渡って取引していたのだろうと、カナリアが話す。

すると、それだけじゃありませんと言い、イーサンとミラーが戻ってきた。喜ぶカナリア。

セザールは昔、火災からイーサンを助け出したことがあったが、イーサンが過去を話したくないのを察し、これまで過去について聞いたことはなかった。

イーサンは、今は全てうちあけなければならないと言い、少年兵時代の自分の仕事は、戦争の火種を作るものだったのだと打ち明ける。

クラウディア公国との戦争の原因となった外交官毒殺事件、ブラード領の平和協定で対峙していた軍の参謀暗殺事件など、戦争の発端となった複数の事件が、自分とその仲間の任務だったと話す。

そしてそれらを指示し、火災の後に影を潜めたニコラ子爵がファーンハム邸にいたのだと言う。

さらに研究室で、これまで捏造していた事件の資料を見つけたとのこと。

ニコラ子爵は、ファーンハム家の指示により、イーサンのような子供を使い、事件を起こしていたようだ。

自分の過去を後悔するイーサン。

グレイシーは、ファーンハム家は家門が儲けるために、帝国と周辺国との戦争を裏工作していたことになると言う。

家門のためなら戦争で苦しむ民のことなどどうでもいいのかと、険しい表情になるセザール。

カナリアは、ファーンハム家がここまで堕落しているとは思わなかった、セザールが参加した長期間の戦争も、ファーンハム家が仕組んだことかもしれないと思う。

するとアニーが慌ててやって来て、ジャックスがファーンハム家に見つかったため、攻撃を受け負傷したことを報告する。

ジャックスがいる部屋まで行くと、満身創痍のジャックスがいた。

カナリアは、ローブの人物が言った通りになった、自分がジャックスを呼び止めなければ、このような怪我をすることはなかったのだ、そもそもファーンハム家がここまで恐ろしい家門だと早く知っていればと思い、彼女はうつむいた。

小説にはファーンハム家について、ここまで詳しく書いてなかったのだ。

今回の作戦で、ファーンハム家の秘密を知ることができたが、カナリアの不安は膨らむばかりだ。

パーティー終了後、あのような騒ぎがあったにも関わらず、ファーンハム家は特に何の反応も示さなかった。

カナリア達も怪しまれないように普段通りに過ごし、静かな緊張状態が続いた。

だがある日、国境地域のガリア辺境伯であるスチュワート公の頭が、城壁に吊り下げられ、皇室と元老院が大騒ぎになった。

原作では、セザールが皇帝になるまで戦争は起きないはずだった。

カナリアは慌ててセザールのもとに行き、今回の事件について大丈夫かと聞く。

セザールは、ガリアはもともといくつも戦争が起きていた場所だから、気にしなくても良いという。

辺境伯が殺されたのは深刻な状況ではないのか、皇室は大規模な支援軍を送ると聞いたが、セザールも行くことになるのかと聞くカナリア。

不安で仕方ないのだ。

セザールは、まだ決まっていないと答え、南部戦線行くときだって全然心配していなかったのに、今回はどうして違うのかと言い、何か期待した目で彼女を見つめる。

南部戦線のときは結果を知っていたからだが、今回は違うと思うカナリア。

それにまだ決まっていないという彼の言葉は、本当なのかと疑問を持つのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」72話の感想

ファーンハム家は恐ろしい家門ですね。裏で帝国を牛耳っていたようです。

彼らが戦争を引き起こすから、罪のない民が疲弊し死んでいくのです。リカルドがこの家を嫌がるもの仕方ないですね。

知らずにそのようなファーンハム家に関わっていた、子供時代のイーサン。そもそもファーンハム家が関係なくても、やっていることは悪事なので、セザールのもとで民につくし、償うしか無いですよね。

ファーンハム家の数々の悪事が明らかになり、セザールは怒り心頭ではないでしょうか。戦争で助けられなかった命、自分が奪った命、もしかしたらそのような犠牲は必要なかったかもしれないですからね。これはすぐに皇帝に話し、ファーンハム家を処断する計画を立てなければいけないのでは。

ですが先に動いたのはファーンハム家の方でした。早速新たな戦争を生み出そうとしています。もしかしたら侵入者の反応を見ているのかもしれません。

ファーンハム家は皇室と同じで、力の奪い合いや私欲にまみれた家門なのに、何故オスカーがジェラルドと共にいるのか、よくわからないですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: