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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」78話のネタバレ
グリッド王は、今年の影世界攻略はとても順調だったこと、そしてアウターについて話し始めた。
今年発生したランク3の影の世界は、全て攻略された状態で発見された。
西方王国会は当初気づくことができず、数ヶ月経ってから発見したのだ。
つまりアウターは我々を超える技術をもっているということ。
このことについて、魔塔主より説明があるというグリッド王。
デジールは、ジョードは既にこの事実を知っていたのかと驚く。
ジョードは、2カ月前に支部がアウターから襲撃にあったことを話す。
幸いなことに、事前に襲撃情報を得ることができたので、狙われたリゲネルの涙は無事、さらにアウターの幹部と思われる男も生け捕りにすることができた。
彼を尋問し、アウターの情報を引き出した。
彼らの計画の一部を阻止し、各地に潜んでいたアウターのスパイを捕まえることができた。
だがスパイはとても多く、非常に巧妙に潜んでいることがわかったため、探し出せていないものが魔塔のみならず、この西方王国会にいるかもしれないと話す。
その言葉に驚き咳するものがいる。
すると、ディバイド国王コロラ・バルデルシュが発言したいと手をあげた。
アウターが塔を襲ったのは残念なことだが、アウターが我々を上回り影の世界を検出し、攻略したという前提はおかしいのではないか、たかが犯罪者の集まりだ、それほどの技術力があるとは思えないという。
西方王国会の探知技術は20年かけて完成したものだ、犯罪者連中がそれより上回ることはあるまいと、他の会議出席者も同調する。
ジョードは、十分その可能性があると言うも、ディバイド国王は全く聞き入れない。
我々以上の技術をもつとすれば、ヘブリオン帝国しかないのは魔塔主も理解しているだろうと。
濡れ衣を着せるつもりかと気づき、思わず立ち上がりそうになるデジール。
皇帝は、ヘブリオンが報酬ほしさにランク3の影の世界を勝手に攻略したにちがいない、彼らなら可能だ、ヘブリオンは我々の敵だからやりかねないと言い出した。
他の王らも、ヘブリオンなら可能だろう、我らを瓦解させるために仕掛けたに違いないと騒ぎ出した。
ひょっとするとアウターもヘブリオンのスパイかもしれないぞと。
会場内が騒がしくなり、グリッド王は、落ち着いてと声をかけるが収まりそうもない。
ジョードとデジールは目を合わせ、ハハと乾いた笑いをする。
一方その頃、ロマンティカが試合で圧勝したので、ロマンティカらは楽しそうに街を歩いていた。
次はアゼストとロマンティカの対決だ。
それまで食事をしに行こうと店へ向かって歩いていると、ロマンティカはフードをかぶった何者かにぶつかる。
その瞬間、ロマンティカは驚き後ろを振り返る。
ランク3魔法使いになると、少なくても精密名動きをするデジールのマナや、つららのように冷たいアゼストのマナ等、周囲のマナを感じ取れるようになるのだが、先ほどの人物のは、悪臭漂うどす黒いマナだったのだ。
フリレチア王城の近郊に現れたその人物は、革命家だった。
そして、始める、と呟くのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」78話の感想
やはり魔塔側は、アウター達が危惧したように、クライケンから情報を得て、隠れていた者を捕まえました。これは上司である革命家が責められても仕方ないですね。
アウターの戦力について、ジョードが説明しましたが、全く聞く耳がないようですね。自分たちに都合の悪いことは、全て敵国の仕業に見えてしまうようです。
思い込みのせいで事実からかけ離れていく大会議。ジョードがあらゆるところにアウターが潜んでいると指摘していましたが、この王ばかりの会議でも、アウターが混ざっているかもしれません。
それでへブリオンと西方王国会を争うように誘導し、両国の疲弊を狙っているのかもしれません。
そんな中、革命家がフリレチア王国にやってきましたね。お祭り騒ぎの陽気な雰囲気の街なので、彼だけ場違いに見えます。これから例の禍々しい杖を使って襲撃するのでしょうね。
ジョードとデジールがいるので、なんとか防げるでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに