※エピソード一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エステルが影の手札を吊るしたことで、レイモンド侯爵家までカルルとエメルが助けにきてくれた。侯爵はエメルを裏切り者と呼ぶ。
無事脱出したエステルは、カルル達とともに屋敷へ。道中、最優先はエステルの命だ、力があるなら後悔する前に躊躇せず殺せとアドバイスされる。
屋敷に戻ったエステルは、レイモンド侯爵家であったことを説明し、うまく処理できなかったことを謝る。だが公爵は彼女を褒め、大事な娘だという。
近々、公爵は首都にいかなければならなくなった。
エステルは、自分のために怪我をしてしまったロイの部屋まで見舞いに行くが、なんだかロイの様子がおかしいのであった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」84話のネタバレ
慌てて出てきたロイに、寝ていたの、髪の毛が乱れているよというエステル。
ロイは気まずそうに、そうではないと言う。
エステルはロイの後ろに、同じく気まずそうなエレンが居るのを見つけ、察して顔を赤くする。
エステルとアンは、タイミングが悪くてごめんなさいと言い、慌てて見舞いの品を置いていこうとする。
エレンが、誤解ですと言い、エステルを止めた。
ロイもエステル達に部屋に入るように促すが、シャツのボタンをかけ違えているのを指摘すると、顔を赤くし動揺するので、やはり何かあったようにしか見えない。
エステルは、見舞いに行くと言ったら料理長たちが食べ物を用意してくれた、エレンの好物もあると言うと、エレンが、では飲み物を用意しますといい、そそくさと部屋を出ていった。
エレンが立ち去ると、ロイは、いい雰囲気だったのにと言う。
今度埋め合わせするというエステル。
ロイの体が怪我だらけのことを言うと、エレンも目立たないだけで体中が痣だらけだと教えるロイ。
二人を残しておかなければよかった、自分が護ればよかったと謝るエステルを、こっちは護衛なんですよと言い、ロイはデコピンする。
お嬢様と一緒に行っていればもっと危険だったかもしれないから、結果的には悪くなかったという。
エステルは、自分の身は自分で護れるというが、それは最終手段ですと言われてしまう。
ロイやエレンを駒のように考えてはいない、大切だと思っているというエステル。
ロイは、それは自分達も同じで、お嬢様が大切だ、だから自分を犠牲にするようなことは考えないでほしいと言う。
エレンが飲みものを持って戻ってきたところで、ロイにデコピンされたことをチクるエステル。
エレンはロイに怒鳴り、エステルは笑うのだった。
ロイの部屋から出たところで、エメルに出くわす。
ロイとエレンの見舞いをしたことを伝えると、彼はそうですかとにっこりと微笑む。
レイモンド侯爵家から戻ってからは、言い争いがなかったかのように二人の間は元通りになった。
レイモンド侯爵が、エメルのことを裏切り者と呼んでいたので、彼は侯爵家の人間だったのだろう。
だが目の前にいるエメルは、とても裏切り者に見えない。
その後、エメルに部屋まで送ってもらう。
エステルは、今日のような天気の良い日に、どうして外にでなかったのかと彼に聞く。
何故そんな質問をと不思議そうなエメル。
エステルは、これまで躊躇って聞けずにいた、恋人について聞いた。
エメルは笑い、いませんと答える。
どうしてと驚くエステルに、何故そう思ったのか知りませんが、お嬢様最優先なので時間も理解してくれる女性もなく、恋愛を諦めるしかないと言う。
エメルが未婚のまま年取ってしまったらどうしようと、エステルが言うと、責任とってくれますかと笑いながら冗談を言うエメル。
二人はおやすみの挨拶をし、別れる。
ベッドに横たわるエステルは、エメルには恋人がいないこと、ステファニーの恋人はジンであることをようやく理解した。
エレンとロイ、ジンとステファニー、そしてエメル。
皆恋愛をしているので、余裕が無いというのは嘘だろう。
自分はもう少しエメルを独占してもいいのではないかと思うエステルなのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」84話の感想
ようやくステファニーの恋人が、エメルではなくジンだということを理解したようですね。これで無闇に腹をたてることもないでしょう。
ロイとエレンはいい雰囲気でしたね。エステルに見つかった二人は、恥ずかしがって誤魔化すかと思いきや、ロイは自分の恋心をきちんと理解していましたね。私生児だということで自虐的になる彼ですが、それ以外は中途半端ではなく、スッキリしています。
屋敷内で恋人関係がいくつか誕生していますね。このまま近場でくっつくのであれば、カルルの相手はアンのような気がします。カスティージョの魔力が融合しているので、嫌悪感はないでしょうし、子孫を残しづらい魔族体質の問題もクリアできそうだからです。
エステルはエレンと結ばれるでしょうか。公爵も彼の実力を認めていますし、エステルとも非常に気が合います。問題は、彼がレイモンド侯爵家の血筋ということですね。完全に縁は切れているのでしょうけど、侯爵家が完全に没落しない限りは、ややこしいことになりそうです。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに