漫画「捨てられた皇妃」最新話117話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

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前回のあらすじは、ルブリスは、美優を次期皇后とする前に次期皇妃としてすぐにでも皇宮に入れるつもりだった、ゼナ公爵の計画を見抜く。

成人までまだ1年あるアリスティアは皇宮に入れないのに、突然現れ素質があるかどうかもわからない美優が、皇妃と皇后の役割を担うのはおかしいと指摘する。

アリスティアが成人するまでは現状のままで、そのときに正式に決めようとルブリスは提案するのだった。

その後、ルブリスはアリスティアを庭園へ連れ出す。気が遠くなる彼女を抱きしめ、自分の非力を謝る彼。

その後、アリスティアとルブリスは二人で過ごす。夕方になると、ジェレミアの思い出について彼は語りだすのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「捨てられた皇妃」最新話117話のネタバレ

ルブリスの話を聞きながら、その王笏のようなものを邸宅で見たことがないと考えるアリスティア。

幼いルブリスは、それがどうしても欲しくなり、勝手に持ち出したところでジェレミアに出くわしたのだと言う。

咄嗟に後ろに隠したルブリス。

ジェレミアはニコニコと、何を隠したのか気になります、誰にも言わないから見せてくださいと、ルブリスを楽しませるように話しかけた。

ルブリスが王笏を見せると、まさか勝手に他人の物を持ち出したのですかと、大声で叱った。

動揺し、思わず王笏を落とすルブリス。

ジェレミアは王笏を受け止めると、もう二度とこのようなことはしないでくださいねと、ルブリスを注意した。

その時は、皇子である自分を叱るなどなんて無礼かと思ったが、後になって、自分を叱ってくれるのは彼女しかいなかったことや、ジェレミアの目に愛情がこめられていたことに気づく。

それでルブリスはジェレミアを恋しく思うのだが、叱られたのが恥ずかしく、なかなか会いに行けなかった。

そうしてアリスティアが生まれたときに、ようやくジェレミアに再会することができた。

ジェレミアに駆け寄り、大泣きするルブリス。

ジェレミアは、あのときのことは二人だけの秘密ですよと微笑む。

ルブリスはアリスティアに、君の母はそのように暖かい人だった、だから何も恥じる必要はないと言う。

アリスティアは、誰も教えてくれなかった母の話を聞き、少しでも母の記憶があったのなら、胸を張ることができたのだろうかと思う。

そしてルブリスは、血筋が人の心より大事だとは思わない、君も同じ考えであってほしいと話す。

夜になり、アリスティアは屋敷へ帰った。

夜空を眺め、考え事をするルブリスの所に、ハレンがお茶を運んできた。

ルブリスは、亡くなった母上を思い出すと言う。

実の息子ではないルブリスを、軽蔑し憎んだ母上が、彼女だけは可愛がっていた。

父上も母上も何故あの子ばかり可愛がるのか、あの子とは違い僕が純血統でないからなのか、その血統のために比較されているのか、と悩んだ過去があった。

そう考えていた自分がそのまま育ち、アリスティアの出身を知ったらどう思うのだろうか、同じ賤民の子なのに、自分だけ愛されなかった恨みを罪のない彼女にぶつけていただろうと話す。

なんて愚かなことかと、自身に落胆するルブリス。

ハレンは、確かにそのままだったら陛下を恨み令嬢を妬み、誰にも心を開かなかったでしょう、でも今はどうでしょうか、とルブリスを励ます。

政務会議でルブリスが決意したこと、アリスティアを気遣った食事のこと、秘密にしていた思い出話をしたことをあげ、今もこんなにも令嬢を想っているではないですかと言う。

ルブリスのその想いはアリスティアに届き、アリスティアは馬車の中で涙をこぼしていた。

とある日、アリスティアはプリンシアとエンテア達と集まった。

ゼナ公女は、ハメル伯爵令嬢とそれほど揉めることなく、貴族派の令嬢達をまとめ始めたそうだ。

もう貴族派をまとめるだなんて、過去で侍女を姉さんと呼ぶようなあの美優と、本当に同じ人物なのかと疑うアリスティア。

エンテアが言うには、美優は大方の貴族も礼法もそれほど時間をかけずにすぐ覚えたのだという。

アリスティアは、自分と同じように過去の記憶を活用すれば可能なことだが、まるで猛毒の刃のように、過去とは全く人柄が変わっていることが気になる。

市場占有率が高い貴族派を弱体化させるには、中立派の中小商団の支持と情報提供がまだまだ必要だと説明するアリスティア。

これからは情報戦になるため、ゼナ公爵や商団、その領地について情報員を増やして欲しいと言う。

過去では貴族派が優位で、特にルブリスが即位してからがひどかった。

今回は、建国祭での皇妃事件が発覚したので、一時は勢力を押さえつけることができたが、美優の出現で流れが変わってしまった。

このまま彼らの好き勝手にはさせないと考えるアリスティア。

すると、もう話は終わったのかとプリンシアが話題を変えた。

アリスティアが後援しているブティックでは、簪がとても美しいと人気なのだと話す。

あの細工工を連れてきた甲斐があった。

簪がゴージャスになるほど、ドレスはシンプルなものが好まれるだろうと考えたアリスティアは、美優がそれに気づき、貴族派が仕入れる前に、モスリンを大量に確保するよう、エンテアに指示するのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話117話の感想

まさかルブリスは、母親にも愛されずにいたとは思いませんでした。彼の生まれも複雑なようですね。

だからエルニアもルブリスにきつく当たるのかもしれません(17話)ルブリスの存在が皇后の心労になったせいで、皇后の寿命が早まったのかもしれないですね。まだ詳しいことはわかりませんが。

そしてアリスティアの血筋に平民が混ざっているからこそ、敢えて皆で可愛がり、彼女の立場を守っていたのでしょう。当時はお告げの子はアリスティアしかいなかったため、何が何でも皇后にしなくてはなりませんでしたから。

自分の息子には強く育ってもらうために、敢えてきつく当たりました。皇帝と皇后のこの極端な行動が、二人の運命が歪んだ原因の1つでしょうね。

過去のルブリスが異様にアリスティアを嫌っていた理由が、今回のエピソードでよくわかりました。

もしジェレミアが早死せず、ルブリスの逃げ場として居続けてくれたのなら、あんな悲劇は起きなかったと思うと、とても残念ですね。

さて、美優はただ転生したわけではなく、きちんと過去のことを活かし、貴族派をまとめあげたようです。帝国そのものの知識はアリスティアのほうがありますが、美優はアリスティア死後の情報を持っているので、かなり手強いです。

貴族派をまとめあげたことで、前回指摘された皇后としての素質も問題ないのでしょう。アリスティアの悩みは続きそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: