※ 全話一覧はコチラ
漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」67話のネタバレ
幼い頃のジェラルド。
今日は彼の誕生日で、乗馬を教えてくれると約束していたにも関わらず、姉のエブゲニアは夕方になってやっと帰ってきた。
エブゲニアは何かを彼に説明し、誕生日は祝えない、これは一族のためだから理解してほしいと言う。
姉が幸せならそれでいいと笑顔で答えるジェラルド。
そうしてエブゲニアはファーンハムの本家と養子縁組し、新しく皇帝となったディートリヒと結婚した。
邸宅には、亡くなったジェラルドの両親も、優しかった姉もおらず一人ぼっちになってしまったが、彼は耐えた。
しかしディートリヒは、エブゲニアとの結婚後ほどなくして皇妃を迎え入れた。
メイドが皇帝の子を産んだからだ。
ベッドに突っ伏して泣くエブゲニアを見たジェラルドは、皇帝が姉を悲しませたことや、自分の無力さを悔やんだ。
そしてとある日、ジェラルドは皇帝の近くまで単独で潜入し、林の中から弓矢で皇帝を狙った。
すると、止めたほうがいいと、銀髪の青年に声をかけられた。
そんな所から皇帝の命を狙っても意味がない、死角に護衛がいるというその青年。
服装からして近衛ではないと気づいたジェラルドは、だったら何だ、お前に何がわかると言い返す。
青年は、自分も同じことをしたのでわかっています、あなたは皇后の弟だろう、私はここから皇帝と皇后の結婚式を見たのだと言う。
お前は一体何者だ、とジェラルドはひどく驚くのだった。
そうして現在。
ジェラルドは、ノアが誕生会に来ないことに腹を立て、メイドに八つ当たりしていた。
オスカーはメイドを下がらせ、ジェラルドがノア皇子を脅したために、ノア皇子が欠席になったと言う。
弱いノアにイラつくジェラルド。
オスカーは、悪い噂がたたないように言動に気をつけてほしいと呆れる。
今日は大事な日だし、ここに来たついでに何か手伝うというオスカー。
ジェラルドはオスカーの腕を掴むと、お前は俺を1人にしないよなと、すがるように聞く。
もちろんと答えるオスカー。
一方パーティー会場では、ムスッとして料理を食べ漁っている女装イーサン以外は、みなパーティーを楽しんでいた。
ダンスするセザールとカナリア。
カナリアは、このまま何事も無ければいいのにと言う。
セザールは、リカルドに恋愛についてアドバイスされたことを思い出していた。
セザールのセンスはずれまくりなので、変に凝った表現は使わず、思ったことをそのまま伝えろと言われていたのだ。
そこでセザールは、今日のお前はいつもより、と話し始めた。
またひどいことを言われるのではないだろうかと、思わず身構えるカナリア。
だがセザールは、キレイだなだとシンプルに言う。
普通だとキョトンとするカナリアに、また間違ったかと焦るセザール。
セザールは、本心からキレイだと思っただけなんだと言う。
カナリアは頬を赤らめ、ありがとうと言う。
素直に褒められても、照れてしまい、精神的なダメージがあるのだった。
セザールに告白されて以来、初めて踊るのに気づき、カナリアは緊張する。
以前は友達同士で踊る感覚だったが、今は違う。
体が密着するたびに、カナリアはドキドキして仕方がない。
思わずセザールの足を踏んでしまい、セザールがバランスを崩す。
二人の顔が近づいたので、カナリアはこのままキスしてもいいと思い、目を閉じた。
だがセザールの筋力は素晴らしく、それ以上バランスを崩すことはなかった。
セザールはカナリアが目を閉じて待っていることに気づき、どうするべきか、心の中のリカルドに聞く。
キスしてしまえというリカルド。
許可をもらってからだというリカルド。
そしてセザールは決心するのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」67話の感想
ジェラルドは、家のためではなく、エブゲニアを守るためだけに動いているようですね。姉を泣かせる皇帝や皇室が憎いのでしょう。
そこで皇室のあり方に疑問を持っているオスカーと意気投合したのかもしれません。二人はこの帝国の皇室を破壊しようとしているかもしれないですね。
オスカーの正体はまだ謎ですが、私の予想だと幽閉されていた前皇帝の側室の子供です。だから一人ぼっち同士、ジェラルドとオスカーは互いに依存している可能性も。
一方、カナリアとセザールは平和ですね。セザールはリカルド頼みになっているようです。要はセザールの感覚がずれているから、変に考えず素直に行動に移せばいいだけですね。
だから、あの場で変に悩まず、すぐキスすればいいのですが、キスするかどうか結果を次回に引っ張ったので、おそらく判断が遅いせいでキスできないのでしょう。いつまでも初々しい夫婦ですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに