※最新話も含む全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、美優も転生で過去に戻っていた。これでやっと面白くなるという彼女。アリスティアはショックで呆然とする。
午後からの政務会議では、どちらの派閥が美優を養女にするかで揉めた。ゼナ公爵は、アリスティアが賤民の血だから、グラスペ(美優)が欲しいのだろうと言い出す。
なんとアリスティアの母は、ゼナ公爵の妹が賤民との間に生んだ子供だというのだ。ケイルアンは激高し、ゼナ公爵と睨み合う。
皇帝が場を収めようとするが、一度このような疑惑が出てしまえば、アリスティアの立場は危ういものになる。これがゼナ公爵の狙いのようだ。
それまで黙っていた美優は、自分で決めるといい、貴族派を選ぶのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話115話のネタバレ
美優は貴族派に行くことが決まり、残りは次期皇后を誰にするかだが、明日に議論することになり、その日の会議は終わった。
解散したので、貴族たちはそれぞれ移動を始める。
ルブリスが美優の傍に来たのを見て、アリスティアは顔を背け、その場からすぐ立ち去る。
その後ルブリスは執務室に戻り、頭を抱えていた。
ハレンがお茶を用意する。
ルブリスの机の上には、30年前、35年前の貴族名簿がのっていた。
モニーク侯爵夫人は、モニーク領の小さな村を治めるソニア男爵の娘ということだが、ソニア男爵には近い親族がいなかったため、男爵の死後、爵位を返還したと書かれていた。
もし侯爵夫人が生きていたなら30代後半だろう。
だが名簿には、彼女の名前が書かれていない。
25年前の貴族名簿には、突然ジェレミア・ロー・ソニアの名前が載っていた。
ルブリスは、貴族名簿を更新するたびに、前の貴族名鑑を回収していたから、誰も気づかないだろうなと言う。
ハレンが覚えているジェレミアは、笑顔が眩しく影を一切感じない人だった。
一体どんな事情があったのだろうか。
ハレンはルブリスを気遣い、市内の川で花流しが行われるから、息抜きに行かれてはと誘う。
その頃アリスティアは、エンテアとイリアと一緒に、川に浮かぶ花を眺めていた。
光る花に願いを込めて川に浮かべるお祭りとのこと。
今年は雨乞いのために開催したそうだ。
エンテアの家のシャリア商団が主催し、花を販売していた。
エンテアは、何か願ってみましょうかと二人を誘う。
イリアとエンテアはそれぞれ願うが、アリスティアはぼうっとしていたので、願う前に花が流れてしまった。
そんなアリスティアのために、もう1つ花が用意されるのだった。
その後、一人川辺を歩くアリスティア。
今日は当主代理として、紋章のついた礼服を着て会議に参加し、自分の意思を周知させるつもりだったのだが、アクシデントばかりだった。
皇帝派が美優を選ぶのならば、何の心配もなく、騎士として家を継ぐつもりだった。
だが、美優が貴族派を選ぶとは思わなかった。
日々が平和だと勘違いし、美優の登場について対策を怠った自分のせいだと考えるアリスティア。
それに自分の母の出自を知った上に、皆に知られてしまった。
思わず泣きそうになるが、ぐっと堪えると、川の反対側にいたルブリスと目があった。
今は会いたくないのにと、アリスティアはショックのあまり、足がふらつく。
思わず身を乗り出すルブリスだが、倒れそうなアリスティアの体をエンテアが支えた。
目眩がするというアリスティアの面倒を見るエンテア。
イリアはルブリスに気づき、お辞儀だけする。
ルブリスは、何もできない自分に苛立ったのか、ぐっと拳を握りしめる。
翌日の政務会議最終日では、アリスティアを次期皇妃に、美優を次期皇后にすると皇帝が決定したのだが、ルブリスは真っ向からこれを拒否。
僕は同意できません、と皇帝の意に逆らうのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話115話の感想
貴族名鑑に名前がなかったことから、やはりアリスティアの母は、ゼナ公爵の言った人物で間違いないようですね。
ゼナ公爵の瞳は紫で、ジェレミアやアリスティアは金色の瞳なので、この瞳の色は平民だったジェレミアの父の血筋なのでしょう。
アリスティアは、美優に前世の記憶があったこと、美優が貴族派を選んだこと、母がゼナ公爵の妹の娘で平民だったこと、といういくつかの驚くべき事実が明らかになり、呆然としていました。さすがに受け入れるには時間がかかりますよね。
美優が貴族派に行ってしまい、皇帝派が不利になったことを自分のせいだと責めていました。アリスティアは、常に自分を責め、幸せにはなれないと思いこんでいるところがあります。
どうかそこから抜け出て、前向きに動いてほしいですね。
ルブリスは、政務会議が終了したあと、美優の近くに来ましたが、美優の後ろのほうにアリスティアがいたので、アリスティアの元へ向かおうとしていたのではないでしょうか。
政務会議で決まったことも堂々と拒否したので、新しいお告げの子が現れたとしても、彼の気持ちはアリスティアで固まっているようですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに