漫画「盗掘王」100話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

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漫画「盗掘王」100話のネタバレ

風聞王の加勢により、リチャードの悪評が流れ始めた。

王の目的が何であれ、この機会を利用することにした遼河。

リチャードに実演して弁明してほしいと、テレビで訴えた。

この話題に皆がうんざりしているだろうから、早く結論をだせるようにと誘導したのだ。

そして、こちら側の証人を用意するために、柳と同じ大学だったジェームズに電話をかける。

何故学友の電話を知っているのかと、お茶を吹き出す柳。

遼河は、このような状況だから正直に話して欲しいと、ジェームズを説得する。

証人は多ければ多い方が良いと言う遼河に、無駄だよという柳。

彼は自分のために勇敢に戦ってくれるような勇敢な人物ではないという。

それでも、遼河は証人を探し続け、かなりの数の証言があつまった。

これには柳も喜ぶ。

勝負はこれからだという遼河。

一方リチャードは、どんどん自分が不利になっていることに苛立ち、すぐに訂正記事を出すように指示。

ドアを開け外にでると、多く報道陣と、それらを連れてきた遼河と柳が待っていた。

遼河は、もうやめろ、柳の画風を盗んだことは全世界が知っている、それでも無実を主張するなら実演してみせろと言う。

リチャードは、こちらの無実が証明されたら、持っている全ての遺物を差し出せと言う。

何故お前の無実の証明に、こちらの遺物が必要なのだと遼河が聞き返すと、貴様らがナンセンスな要求をしてくるからだと言うリチャード。

リチャードは、私が生涯培ってきた名声とキャリアがかかっているのだがら、お前らも多くの物を払わなければならないと言い、余裕の表情だ。

柳は、とんでもない条件だから受けないですよねと遼河に言うも、遼河は、恥知らずな奴だ、いいだろうと返事をするのだった。

遼河は、条件はお前がだしたから時間は俺が決める、それは今だと提案する。

スクープだと興奮する報道陣。

すぐに会場が用意され、話を聞いた美術学界からも人が集まった。

不安で動揺する柳。

遼河は、この状況ではあいつは遺物を絶対に使えないから大丈夫だという。

遺物を使わずとも、リチャードが模倣に成功したらどうするのか、リチャードも芸術家なんですよと、柳は説明し青ざめる。

基本技が簡単だから真似て描画できるはず、ある程度似ていれば、相手の方が有利だと。

遼河は、あいつは自信がないから無意識にこうなることを避けたんだ、俺はそれに賭けようと思うと言う。

柳はため息をつき、わかりましたと返事をする。

そうして実演対決が始まった。

お題は、リチャードの代表作、幻想の中の公園風景、という絵だ。

展示されたこの絵をもう一度描くことで、どちらが本当か見極めるとのこと。

リチャードは、遺物が無くても絵は描ける、柳の絵も数十回見たから問題ない、似てさえいればこちらの勝利だと、ニヤニヤしながら描き始めた。

しかしデッサンがうまく描けない。

そのうち手が思い出すだろうと考える。

二人の筆の音だけが響き、皆じっと描く様子を見守っていた。

リチャードがうまく描ければ彼の勝利だが、その表情を見る限りでは、結果は明らかだった。

手が勝手に動き、ぐちゃぐちゃの絵になってしまうリチャード。

後ろの観衆からは、ふざけていないで真面目に描いてくださいと言われるレベルだ。

遼河は、おそらく真剣にやっているが手が動かないのだろう、俺の予想が当たったな、遺物のリスクがかなり進行しているんだと指摘する。

やはり遺物を使っていたのかと、回りは大騒ぎする。

リチャードが柳の画風を盗むために使った遺物は、フランソワ・ヴィドックの鏡仮面だ、リスクのことまで考えてなかったうようだなとと話す遼河。

他に変身する代わりに、本来の自分が失われるのだ。

リチャードの場合は、もっとも多く他人の真似をした、絵を描く能力から失われたのだと指摘する。

青ざめ言葉もないリチャード。

遼河は、さあどうするペテン師と言い、リチャードを追い詰めるのだった。

漫画「盗掘王」100話の感想

リチャードはやらかしてしまいましたね。遺物情報機関のパンドラにいたわりには、リスクについて把握できていなかったようです。

誰かの能力を奪う代わりに、自身もその部分を失うという恐ろしい遺物でした。

その奪った本人の姿になれば、奪った能力を使うことが可能ですが、それはリチャードではありません。リチャードという個人は、どんどんと失われていくのです。

芸術家になるほど芸術を愛していたのだから、絵描きが絵の能力を失うのは、自業自得ながら、さぞかし無念だろうと思いました。

が、今回の対決まで絵を描いていないようなので、それほど愛していなかったのかも。それならまあ、ここで自分の全てを失う前に気づくことができて良かったのかもしれません。

さて、ついに逃げ場がなくなったリチャード。これからどうなるのでしょうか。大河原も三橋も助けてくれそうにはないので、逃げ出すのは難しそうですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: