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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品です。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、9歳のイアンは、皇宮で迷子になったアイリスと出会う。
秘密基地まで抱っこするイアン。アイリスはカエルを綺麗だと言い、彼に見せる。
そうこうしているうちに、つい母のことを思い出してしまい涙ぐむ彼を、アイリスは優しく励ます。
その時慰められた思い出は、大人になったイアンの胸にまだ残っているのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」50話のネタバレ
アイリスはぼんやりと、彼にキスされたことを思い出していた。
君は間違っていない、1人で泣くな、君に泣かれるのは何よりも苦しいのだという、彼の励ましの言葉も思い出す。
アイリスがしきりに唇に触れて、物思いに耽っているので、リタが声をかける。
もし唇の調子が悪いなら、お嬢様から頂いたリップクリームがあると。
アイリスは、ぼんやりしてしまったと気を取り直し、予星館に行くから支度をして欲しいと頼む。
そこへソフィが手紙を運んできた。
アイリスが婚約申請書の返事を出さないので、それを急かす内容のグライフ家の手紙もあった。
ソフィは、それほどグライフ卿を愛していないのでしょうと指摘する。
アイリスが、貴族の間ではよくあることだと自嘲する。
ソフィは、お嬢様は私がお守りすべき唯一の主人だ、お嬢様が苦しんでいる姿を見たくはない、私はお嬢様と長く一緒に過ごしてきたので、お嬢様のことをよく理解していますと話す。
お嬢様が思いを寄せている方は、グライフ卿ではないでしょうと言い当てる。
アイリスは話をそこでやめさせ、もうすぐでソリア試験だから同じ未来を繰り返さないよう、色恋沙汰に気をとられてはいけないと考える。
その後、予星館。
アイリスはダニーに、お願いしたものはできているかと尋ねると、ばっちりだとのこと。
季節柄これから寒くなるので、アナキンや屋敷の兵士たちのために、ホッカイロを作成していたのだ。
ダニーは、以前の術師は何故このような便利なものを作らなかったのだろうかと言うので、アイリスは、もっと凄いものを作成しなければと思ったのでしょうねと答える。
新田巧一は非常に優秀なプログラマーであり発明家だったが、この世界に住んで60年でようやく地球の知識を受信できたので、ちゃんとしたものを作る時間があまりなかったはずだ。
最北端の雪国レイセンにとって切実だった暖炉を作るので精一杯だったようだ。
他の術師はスマホを持っていなかったので、新田は王室の仕事をこなしつつ、自分の知識に頼って発明しなければいけなかった。
だからホッカイロのような日用品まで手が回らなかったのだ。
アイリスが市販すると言うので、儲け話だと喜ぶダニー。
一方イアンは、マッカートニー公爵と契約していた。
ヴァレンシアガ領とモーガン領の電力開発権を、マッカートニー家に任せるというものだ。
普通は開発権を持つものが流通の権利も持つので、この契約は、燃料不足に悩むレイセンとしては実に美味しい話しだった。
リザ皇妃やカマンディ家が提示したものとは比べ物にならない。
レイセンと手を取り合うには、マッカートニー家を通して王の承認を得なければいけないが、切り札がなければ王は首を縦に振らないだろう。
電力石を全てこちらに渡すのは何故か、罠なのかと困惑するマッカートニー公爵に、イアンは、自分が欲しいのは協力ではなく、ソリア二次試験の合否決定権を得たいと話す。
誰をソリアにしたいのかとマッカートニー公爵が聞き返すと、アイリス・フォレストだと答えるイアン。
それだけのためにと目を丸くする一同。
マッカートニー公爵は、イアンほどの人物がソリア試験にこれほど関与するのは何故かと聞く。
イアンは、彼女の進む道を誰にも邪魔させたくない、と答えるのだった。
その頃アイリスは、ソリア二次試験も終盤にさしかかったため、一層気を引き締めるのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」50話の感想
イアンにキスされたので、アイリスはその余韻に浸っていました。
アイリスの変化に、長年仕える侍女たちはすぐ気づきましたね。アイリスに恋をさせたのは、ハワードではないとバレバレでした。
このような状況でも、アイリスは過去を変えるためにハワードと結婚するのでしょうか。
一方、イアンは彼女のために大胆に行動するようになりました。レイセンに賄賂を送ったのです。
でもこのようなことをしなくても、マッカートニー公爵はアイリスを選びそうですよね。どれほど彼女が大切に思われているか、マッカートニー公爵も実感したのではないでしょうか。
今回は、ホッカイロがでてきましたね。
フォレスト家は、ミサーラ子爵や家臣らに資産を貪られていたので、没落寸前の家ですが、ホッカイロのように発明品を市販すれば、相当儲かるでしょう。これでフォレスト家を保つことができるのでは。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに