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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、それぞれプレゼントを渡し、カルルの誕生日パーティーは無事終わる。
その後エステルは、レイモンド侯爵家から贈られたブレスレットに込められたメッセージが、母であることに気づく。母を使って脅そうとしているのかと不安になり、ケルソンに相談する。
そして、先手を打つために、エステルの母が死んだことにして、葬儀を行うことを思いつくのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」78話のネタバレ
侯爵家にいる女性がエステルの母ではないと否定する案に、ケルソンも納得する。
そこで、先ずレイモンド侯爵家にいるのが本当に私の実母か調査しなければ、実母であればこの噂を広めなければならないと、エステルが言うと、アーサーが到着したから彼に任せましょうとケルソンは話す。
すると突然、影のリーダーであるアーサーという灰色髪の青年が現れた。
エステルは影の札をもらう。
影が必要な場合、この手札を見えるところにぶら下げておけば、彼らが駆け付けてくれるというのだ。
お嬢様の実の母だと確認ができたらどうすればいいだろうかとケルソンが言うと、エステルは、母の死を公表し葬儀を執り行うと話す。
娘に悪いと思い病気だということを伏せていた、亡くなった後でエステルは母の死をやっと知ることができたというストーリーはどうかと提案する。
さらにケルソンは、この計画を知る者は少ない方が良いと言うので、エステルは、アニーにだけ話すと言う。
アーサーは早速調査のために移動。
ケルソンに、母親が恋しいですかと聞かれ、エステルは考え込む。
母を嫌っていないわけではないが、復讐したいほど恨んでいるわけでもない。
もしあのまま母と生活し続けていたらそうなったかもしれないが、今は父や兄に愛され幸せに生活できているから違うのだ。
ケルソンの質問には、懐かしくもないし、会いたいとは思わないと答える。
ただお互い他人のように、一生会うこと無く過ごせたらいいと思うと。
後日、ゼオンとリドルは屋敷を去った。
それと同時に、明るくなっていたエステルの気分も落ち込んだ。
エレンに、表情が浮かないようだが最近何かあったのではと聞かれ、適当に誤魔化すエステル。
だがエレンに聞いてみようかなと思い、エメルに恋人ができたという話を聞いたことがあるかと尋ねる。
そんなはずないと笑い出すエレン。
そんな噂どこで聞いたのかと言われたので、侍女たちから聞いたと答えると、確かに侍女に人気ですからねと言う。
エステルが、ロイの方が人気なのではないか、ハンサムだし明るくて陽気だと言うと、明るいのではなくひねくれているだけ、性格は陰険ですとエレンはムキになって答える。
事あるごとに自分は私生児だと卑下してばかりいるとエレンが呆れると、私も私生児だとエステルが言う。
お嬢様はロイと違ってひねくれていないと慌てる。
そういえばロイがエメルの部屋を訪れたときも、私生児の話をしていた、そしてひねくれているのが自分の欠点だと、敢えて伝えようとしていたようだった。
自分の弱みを見せることになるのに、なぜあからさまに見せようとしているのだろう。
その後、ロイと弓矢の練習をしているときに、ひねくれているのがわかっているなら直せばいいのではと話してみる。
そんな簡単にできることなら世の中に犯罪はないというロイ。
エステルは弓矢を構えながら、自分のコンプレックスを理解しているようだが、本当にコンプレックスなのかと言う。
的の真ん中に刺さるエステルの矢。
エステルは、もうオオカミのナイトなのだから、過去のことはどうでもいいのでは、私がカスティージョに来る前のことに執着しないのと同じように、と話す。
私生児と言われたら、オオカミに喧嘩売っているのかと返せばと提案すると、そんなカッコつけたこと言えないが、覚えておきますと言うロイ。
ロイは、尊敬の意味をこめて、エステルをジジロ(ませてる)と言う。
ロイの放った矢も的の真ん中に刺さり、命中、と言って二人は微笑むのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」78話の感想
エステルは実の母が娼婦の仕事をしている間、狭い箱の中に閉じ込められるという虐待を受けていました。
だからと言って、四六時中母を憎んでいるわけではないと考えていましたね。今は愛してくれる父と兄がいるから余裕があるのでしょう。それに、わざわざ貴重な時間を、自分に害のある人物に割く必要はないですよね。
相手のことを思い浮かべて憎むにもエネルギーが要ります。限りある時間をそこに費やすのはもったいないので、お互い関わらない、なかったことにしておくのが一番ですね。
エステルの人生において、わざわざ時間を使って思い出すほど、近しい人物ではないということですね。
彼女は、実の母で気持ちを揺さぶられることはないようなので、レイモンド侯爵家については、うまく対応できそうですね。
冷静なエステルですが、どうもエメルについては方向音痴なままなようです。エレンに笑い飛ばされてましたが、これで勘違いだと気づければいいですね。
また、ロイとはお互い私生児ということで、わかりあえるものがあったようです。問題児のロイですが、彼も彼なりにエステルの支えになっていますね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに