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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ルブリスはアリスティアの無事を確認すると、すぐ帰った。
翌朝、カルセインの目は回復し、彼はご機嫌だった。アリスティアは彼の食事を手伝う。そこへアレンディスが見舞いに来たので、気まずくなったアリスティアは逃げるようにその場を去る。
出勤したアリスティアは、ルブリスと会うが、どうして彼が自分を心配してくれるのか意味が分からず、会話がうまくいかない。
今回の襲撃はアリスティアを狙ったものだと知らされ、驚く彼女。アレンディスもカルセインからそのことを聞き、ゼナ公爵が企てたことに違いないと、アレンディスは激高するのであった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話108話のネタバレ
アレンディスはゼナ公爵に、まさかモニーク侯爵令嬢を手にかけようとしたのか、何故お告げの子に手を出したのかと問いただす。
お告げというのは見せかけだけ、何よりもモニーク侯爵家は潰す必要がある、残っているといつまでも我々の邪魔をしてくるからなと言う。
君もモニーク侯爵の失脚を望んで我々に協力したのではないか、今更手を引けるとは思うな、今回はリサ王国のトラブルだ、たまたまそこにモニーク侯爵令嬢がいただけだと公爵は大笑いする。
アレンディスは、欲に目が眩んで判断を誤った、彼女を害するような奴らに協力していたなんて僕のせいだと嘆く。
その頃アリスティアは、本当に自分を狙ったものなのかとハレンに再確認していた。
そうであればフェデン卿もカルセインも、自分に巻き込まれたのだ。
ハレンは、くれぐれも気を付けてください、シーモア卿達が引き続き身辺を警護しますと話す。
何か変わったことはないかというルブリスの問いかけも、建国祭でシーモア卿らが助けてくれたのも、彼らが模擬試合に参加しなかったのも、全て自分を守っていてくれたからなのだと気づいたアリスティア。
自分の命が狙われた衝撃と、巻き込んでしまった人への罪悪感で、このときは気づかなった。
大陸を転々とする大神官の一人が、なぜ帝国を訪れていたのか、それは少しずつ始まった激動の兆しだったのだ。
アリスティアが転生し運命を変えようとしたそのひずみが、徐々に周囲に広まり、大きく運命が変わってしまった者もいた。
その晩、アレンディスはうなだれていた。
アリスティアの幻影に、その方法しかないことはわかっていると、虚ろな目で答える。
そうして彼は、皇帝に極秘で謁見できるよう手配するのだった。
カイシアンとプリンシアの結婚が近くなり、帝国はルア王国まで使節団を派遣することになった。
それは数カ月かかるもので、アレンディスはその使節団に参加することとなった。
カルセインが彼に声をかけ、行政府に辞表まで出して使節団に参加するのかと問うと、彼はそうだと答える。
お前振られたのかと直球で聞くカルセイン。
アレンディスは、君の勘の鋭さだけは認めると笑う。
お前はその賢い頭でも計算できないこともあるんだなと、カルセインが返すので、君のようにつきまとっているだけなら一生かかっても先に進めないだろうねと言う。
アレンディスは、もういらないからと言って、自分の剣をカルセインに投げ渡した。
お前まさか、と言ってカルセインが彼の胸倉を掴む。
そこへアリスティアが、アレン、と呼びながら駆け寄ってきた。
そのような愛称を皆がいる前で呼んではいけない、またどんな噂されるかとアレンディスが言うと、彼女は、本当に行ってしまうの、私は・・・、と何かを言おうとする。
彼はそれを遮るように、僕がいなくても元気でね、もともと体が弱いのだから無理しないで、今年の夏は暑いから特に注意してね、と彼女の体を気遣う。
アリスティアは、まるでもう会えないかのように言わないで、使節団の任務が完了したら戻ってきてくれるんじゃないのと戸惑う。
アレンディスは皇帝に謁見した際、重要文書を暗記し貴族派に情報を渡していたことを打ち明けていた。
さらにリサ王国と水面下で交わした内容や、隠れ家のことまで報告していたと。
もう少し自白が遅れていたら、帝国の秘密部署目録まで貴族派に漏れるところだった、天才とはいえこのように誤ったことをするとはと、皇帝は落胆する。
アレンディスは、死刑も甘んじて受け入れます、ただ僕のせいで危険にさらされているモニーク侯爵令嬢を保護してくださいと、床に手をついて頼んだ。
皇帝は、やはりあの襲撃は令嬢狙いなのだなと言うと、ルブリスにどう処罰するべきかを問う。
ルブリスはアレンディスに、貴族派と手を組んだときにこうなることは予想できたはず、今になって考えを変えた理由は何かと聞く。
アレンディスとルブリスは見つめ合う。
アレンディスは、もう自分の力では彼女を守れなくなったからですと答えた。
本音を隠す言い訳はいくらでもあったが、彼女の眩しさから影に逃げた自分の言葉など、彼に見抜かれてしまうだろうと思ったのだ。
ルブリスは、貴族派に秘密部署の虚偽の情報を流すことを提案。
さらにもう一つ命じるのだった。
そして現在。
アリスティアは、戻ってくると言ってほしいと彼の胸にすがりついた。
だがアレンディスはその手を離すと、僕のレディー、例え君が僕のことを想ってくれなくても、僕の心には君だけだと言う。
それだけは許してほしいと言う彼に、涙を流すアリスティア。
その後、アレンディスは出発。
怒鳴りながら見送るカルセインと、泣きそうな顔のアリスティア。
アレンディスは、嫌いな人物だがカルセインとの日々も悪くなかったと思う。
そして、カルセイン含め、アリスティアの周囲の人々に、彼女をどうか護ってほしいと願うのだった。
一方ゼナ公爵は、捨て駒が逃げ出すとは、臆病な愚か者め、余計なことしてくれたなと呟くのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話108話の感想
アレンディスが去ってしまいました。戦線離脱ですね。
せめてゼナ公爵を追い詰めてからと思いましたが、彼の力では無理だったようです。公子というだけで公爵ではないすし、いくら天才の彼でもできる範囲が限られていたようです。
そもそも、アリスティアのたった一人の家族を蹴落とそうとしたのが間違いでしたね。彼女にとって大切な物を奪おうとしたから、彼は失ってしまったのだと思います。
アリスティアは自分が変わったことで、周囲も徐々に変化していることに気づいてはいましたが、その変化がどんどん大きくなってきたようです。
まさか天才と呼ばれたアレンディスが離職するとは思わなかったでしょうし、自分がこのように命を狙われ、カルセインを失明させるほど周囲を巻き込むとは想像していなかったのでしょう。
今後どんな事件が起こるのか気になりますね。ゼナ公爵もまだまだ何か仕掛けてきそうです。
4週連続更新後、1週休みに変わったそうなので、来週「捨てられた皇妃」はお休みだと思います。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに
View Comments (1)
なんだか、ここの管理人は、アリスティアの恋愛対象の男キャラ、、、なかでもアレンディスに凄く冷たい雰囲気、、、なのが怖いです。
ヒロインの恋愛対象は、ヒロインを守り忠誠を違うべきとしか男キャラを見ていないようで、、、男はヒロインを守るべき的な依存的な考え方が苦手です、すみません
でも、アレンディスだってアリスティアと同じ人間です
ヒロインを守るための男の奴隷ではありません。
前世ではアリスティアが本当に不憫で、美優とルブリスが報復を受けるシーンが見たくてこの漫画を読み進めていました。
でも、多少難はあれど転生後は、アリスティアに尽くしてくれたアレンディスやカルセインが不幸になる所など見たくないんです
転生前のアリスティアには同情しかありませんが、彼女の転生のせいで、
成功していたはずのアレンディスやカルセインが失恋や辞職を余儀なくされる限り、、、
転生後に関してはアリスティアが今のところ悪女のように感じてしまいます