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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、カルセインはすぐ手当てを受けるが、目が見えなくなると言われる。
屋敷に戻ったアリスティアのところに、ルブリスが慌ててやってきた。自分のせいでカルセインが傷ついてしまったと取り乱す彼女。
ルブリスは、大神官を向かわせたから大丈夫だと、彼女を励ますのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話107話のネタバレ
カルセインを治してもらえると聞き、良かったと安堵するアリスティア。
ルブリスに包帯を巻いた手のことを聞かれ、大したことはないと答える。
お茶でもと彼女が誘うと、ルブリスは、君が無事かどうか確認したたけだ、早く休むようにと言い残し、去る。
その様子を見ていた侍女のリナたちは、こんな遅い時間にお嬢様を心配して駆けつけてくれるなんてと、ときめくが、アリスティアは彼が自分をそこまで心配するはずないと思いこんでいるので、よくわからない。
ただ、彼が初めて自分の名を呼ばれたが、聞き慣れたように感じるのだった。
翌朝、腕以外すっかり回復したカルセインは、満面の笑みでアリスティアに挨拶する。
状況を飲み込めないアリスティアの表情を見て、朝からなんだそのしけた顔は、天才の回復を喜べと、ハイテンションだ。
アリスティアは、本当に目はよく見えてるのと心配そうに聞くが、ばっちり回復したようだ。
ただ、体の他の怪我は完治していないため、しばらく療養生活なのだという。
アリスティアは、昨晩殿下がやってきて大神官の話をしていったのだが、本当に治ってよかったという。
ルブリスが深夜にアリスティアの元に駆けつけたのを聞き、少し面白くないカルセイン。
彼は、片手で食事が大変だから食べるのを手伝えというので、アリスティアはパンをちぎってあげる。
神聖力というのは、見込みのない怪我でも瞬時に治すから本当にすごいんだなと言うカルセインに、大神官はどんな方がきたのかと尋ねるアリスティア。
すると大神官の話を余程したくなかったのか、カルセインは口から食べ物をダラダラと吐き出す。
驚くアリスティアに、お前のせいだから新しいものを用意して食わせろとごねるカルセイン。
ワガママだと思ったが、私をかばっての怪我だから仕方ないと、アリスティアは新しい食事を取りに部屋を出ようとする。
ドアを開けると、ちょうど入ろうとしたアレンディスに出くわす。
戸惑う二人。
カルセインは、お前が見舞いにくるなんて珍しいこともあるものだと言い、アレンディスは、聞きたいことがあったからね、それより思ったより元気そうで残念だと返す。
気まずいアリスティアは、もう出勤しないとだからと言い、カルセインが止めるのも聞かず、逃げるようにその場を去る。
カルセインはアレンディスに、看病してもらっていたのに邪魔しにきたのかよとぶーたれる。
重傷と聞いたのに期待はずれだったなと言うアレンディス。
アレンディスがアリスティアのことで悲痛そうな表情をするので、重傷なのはお前の方みたいだなとカルセインは言う。
一方アリスティアは、もやもやした気持ちのまま出勤。
そこでルブリスに会ったので、今朝ラス公爵邸に立ち寄り、カルセインが回復を確認したことを伝え、彼に頭を下げ丁寧に礼を言う。
ルブリスは、何故君がそのように礼を言うのかと聞く。
治療を受けたのはカルセインなので、君が代わりに言う必要はないのではと。
そうかと気づいたアリスティアは、いとこ同士であられるので当然の処置でしたね、おこがましく関係のない私が失礼致しましたと謝る。
そういう意味じゃないと、慌てて否定するルブリス。
だがアリスティアはよく理解できなかった。
ルブリスは次の仕事の時間になり、ハレンを残し移動する。
アリスティアは、やはりカルセインが私のせいで怪我したから、殿下が怒っているのかと、まだ理解できていない。
ハレンは、違いますと否定する。
過去のルブリスと比べて、現世のルブリスは何を考えているかわからないアリスティア。
シーモア卿とジューヌ卿もその場にいたので、昨晩の助けてもらったことに礼を言い、さらに皇帝にも後ほどお礼を申し上げにいくと、彼女は伝える。
だが彼らは、アリスティアを密かに護衛するよう指示したのは陛下ではなく、ルブリス殿下だと言う。
驚くアリスティアに、ハレンは、正しくは建国祭の前、アリスティアが宝石工を訪ねたあたりから護衛していたのだと明かす。
そして、今回の襲撃は、アリスティアを狙ったものだと言う。
その頃、アレンディスもカルセインから、暗殺対象はアリスティアだったと聞かされ、動揺していた。
カルセイン曰く、リサ王国の暗殺者を装っていたが、剣術スタイルが帝国のものだったとのこと。
しかもアリスティアをかばったときに、暗殺者はカルセインに、邪魔するなと言ってきたのだという。
そもそもフェデン卿を狙っていたのなら、追い詰められた状況でわざわざ彼女を狙うはずがなかった。
アレンディスは、あの古狸が仕組んだことだなと、激高するのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話107話の感想
カルセインが無事回復しました。神聖力というのは、本当にすごいですね。腕はまだ治っていませんが、騎士を諦めずに済むようなので良かったです。
すっかり元通り、いつものカルセインでしたが、アリスティアとアレンディスは、まだ元通りとはいかないようです。今回はアリスティアの方から逃げてしまいましたね。
そして傷ついたアレンディスは、襲撃対象がアリスティアだったと、さらにとんでもないことを聞かされます。
貴族派とアレンディスは、どのようにやり取りしているのかはわかりませんが、アリスティアの身に危険が及ぶのは、彼の想定外だったようですね。これで本気になったアレンディスが、ゼナ公爵らをギャフンと言わせるといいのですが。
また、シーモア達がタイミングよく現れたのは、アリスティアの身辺警護をしていたからなのですね。ルブリスの指示だそうですが、アリスティアはなかなか彼の好意を理解できません。
彼女がカルセインについて礼を言うのは、カルセインの方が家族のように親しい存在だからでしょうね。なかなか自分の思いが伝わらず、ルブリスももどかしいことでしょう。一方カルセインは、親しすぎて恋愛対象ではなく、完全に兄弟、身内という感じです。それはそれで気の毒ですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに