漫画「盗掘王」77話のネタバレと感想!あらすじまとめ

※最新話も含む全話一覧はコチラ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。

前回のあらすじは、地上型の墓に閉じ込められた遼河含む一般人。遺物は皆の精力を上昇させる。

ただでさえモテる遼河は、ハーレムの遺物の迷惑アシストにより、女性達に迫られるようになった。女性を独占する遼河に腹を立てた男性達も加わり、大勢の人々に追われる遼河。

この遺物はクレオパトラではなく、ピョン・ガンセとオンニョの遺物だと判明。有名な遺物ではあるが、S級の七大墓の遺物だとは到底思えない。

荒縄が助けにくるが、相手は一般人なので手荒なことはできない。

一方、遼河を心配するアイリーンは、チラム・バラムの書の遺物を使い、遼河に貞操の危機が迫っていることを知るのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」77話のネタバレ

その頃、柳は遼河の指示を聞かず、色欲の墓までやってきた。

下心丸出しの彼だが、何故か墓に入っても誰もおらず困惑。

走っている男性らを見つけたので、話を聞くと、女性含め大勢の人があちらの方へ向かったと言うので、柳も一緒になって向かった。

すると、こんなところで走ってばかりとは情けないと言い、地面から天下大将軍と書かれた将軍標の遺物が飛び出てきた。

幸せとは身の回りにあるものだ、手助けしてやろうと言い、オーラを飛ばす遺物。

そして柳を指し、女性でなくてもあの者は可愛い顔をしているではないかと言うので、精力が有り余っている男性達が柳に迫り始めた。

泣きながら逃げる柳。

一方遼河は、なんとか女性たちを振り切り、水車小屋まで到着。

中に入ってみると雪がいた。

彼女は、お前のせいでどれほど苦労していることかと、遼河を睨みつける。

このままにしておけないと言い、雪はナイフを構えるので、遼河は荒縄に取り押さえる様命じる。

だが2度目は引っかからず、逆に荒縄は大きな布で包まれてしまった。

アイルランドのフィアナ騎士団のフィン・マックールの袋に吸い込まれる。

フィン・マックールとは、ケルト神話に登場するフィアナ騎士団の団長で、本来の名はデムナだったが、金髪で色白で美しいことから、金色の髪の意味であるフィンと呼ばれるようになった人物だ。

神話の中の人物らしく、所持品も非凡なもののようだ。

この遺物はA級で、どんなサイズのものでも飲み込み、捕らえることができるなかなか使えるものだ。

荒縄が吸い込まれてしまったので、遼河は遺物を返せと、雪に向かうが、足をひっかけられ床に倒されてしまう。

ナイフを構えたまま遼河に馬乗りになる雪。

お前こそ大人しく差し出せと言う雪だが、色欲の影響を受けているようで、ひどく興奮しながら遼河の服をナイフで裂き始めた。

支配力があるはずなのに何故こうなったのかと困惑する遼河。

すると、オンニョの遺物が相手に直接憑いていますと表示がでた。

これではいくら支配力があっても抵抗できない。

遼河はキスしようとする雪をなんとか剥がそうと試みるが、ものすごい力で押さえきれない。

唇が遼河に触れそうになった瞬間、青いオーラが遼河を護り、雪が弾き飛ばされる。

正体不明な破産の力が遼河を守ったとの通知が。

この機会にオンニョの遺物を剥がそうと試みる遼河。

雪を押さえつけようとすると抵抗するので、やり方を変えようとしただけ、俺がリードすると言うと、雪は納得し、うっとりした表情で彼に身を委ねる。

遼河は最もオーラが強いホルスターから、韓国の足袋(ポソン)型のオンニョの遺物をひっぺがす。

怒って遼河をオーラで叩く遺物。

この遺物はやはりS級ほどではなく、B級だった。

遼河は、お前を倒しこのおかしな墓を終わらせてやると言い、遺物を剣で真っ二つに切った。

七大墓の遺物にしては簡単に壊れた。

ピョン・ガンセの遺物も破壊しなければならないのか。

オンニョの遺物を脅すと、この墓には本当に主人がいるのだとばらす。

やはり別の遺物がいたようだな、面白いと言い、遼河は不敵な笑みを浮かべるのだった。

漫画「盗掘王」77話の感想

この漫画のおかげで、韓国の豆知識が増えました。

ピョン・ガンセの遺物は、将軍標の形をしています。将軍標とは、韓国の農村入り口などに建てられる、魔除けだそうです。頭は一つだけですが、トーテムポールみたいですね。

天下大将軍と地下女将軍でセットになっていまして、目に見える世界から見えない世界まで全てを見守る、という意味だそうです。

ピョン・ガンセを表す有名な物品はないので、将軍標で表したようですね。オンニョは女将軍の方を使わず、韓国の民族衣装の足袋、ポソンで表現したようです。日本の足袋と違い、ゆったりしたデザインですね。

そしてやっぱり七大墓の遺物ではありませんでした。73話に出てきたように、遺物達にも上下関係があるようなので、ピョン・ガンセとオンニョは、上司クラスの遺物に呼びつけられて、働いている状況なのかもしれないです。

オンニョはB級でしたが、直接対象にくっつくことができれば、雪ほどの実力者でも操ることができました。雪が積極的だったのは、過去で遼河とそれなりの関係だったことも関係しているかもしれないですね。

アイリーンと思わしき力が、彼女を弾き飛ばしていましたが。遠隔で守ってくれるなんて、なんて有能なのでしょう。

次回には本来の七大墓の遺物が判明するでしょうか。どんな遺物が現れるか楽しみです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: