無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、カルルの卒業から4年後。アイリスは弓の名手へと成長。
エステルは成人式を終えたが、カルルは領地内の管理で忙しく、本来やるべき成人式を先延ばしにしていた。今度あるカルルの誕生日に合わせ、成人式をやることになったので、エステルはプレゼントを買いに、下町まで行くことにする。
公爵の許可をもらいに執務室まで行くが、皇帝とまたトラブルが発生した模様。
公爵は、これまで制限していた外部との交流を元に戻すことにする。そしてエステルが隠れて浄化していたことを指摘。
これによりレイモンド侯爵との領地問題が解消されると、ケルソンは大喜びだ。一方、公爵は、反省の色がないエステルに呆れるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」67話のネタバレ
エステルは、アンとエレンと一緒にお茶を飲んでいた。
ケルソンは過労なのではと心配するエステルに、面白いことを考えるものだと驚くエレン。
アンは、お嬢様はよく観察しているので、気配りしたのだと教える。
そこへロイがやってきて、一緒にお茶しても良いかと、エレンの隣に座る。
また訓練をまともにやらなかったのであろうと、エレンはロイを注意する。
素手でマカロンをつまみ食いするロイ。
エレンは汚いと顔をしかめるが、そんなこと知ったことじゃない、お前のような貴族とは違うと、ロイは全く悪びれない。
そういう意味じゃない、手を洗ったのかと言い、エレンはロイにげんこつする。
エステルはアンに、一緒に下町に行かないかと誘う。
アンは、この髪色のせいで目立つからと遠慮するが、ウィッグや帽子をかぶればいいじゃないと言うエステル。
下町に行くのかとロイが聞くので、兄のプレゼントを買いにいくこと、公爵の許可はとってあることを話し、ロイも一緒に行くかと誘う。
エレンは断ろうとするが、ロイは、護衛は多いほうが良いからと答える。
精霊がいるからそこまで護衛は必要ではないとは思うエステル。
アンも一緒に行くと返事してくれたので、エステルは喜ぶ。
そんな2人の様子を微笑ましく見つめるロイを、妄言は自由時間の相手だけにしてと、冷淡にけなすエレン。
ロイは自由時間に何をしているのか、飲み屋にでも行くのと、エステルが言うので、2人は顔を真赤にして訂正する。
自由時間も熱心に訓練している、エメル・アストラーダにしごかれているのだという。
次第にエメルのことが話題の中心になり、ロイがエステルに、訓練中のエメルを見に行くかと誘う。
エレンはそんなロイを注意しようとする。
エステルは、自分の知らないエメルの一面を見てもいいのかと不安になるが、ロイに促され、こっそり見に行くことに。
そしてロイとエステルは、生け垣からこっそり覗く。
訓練中のエメルの表情は、狂気に満ちたものだった。
本当に別人のような彼。
対戦でエメルに負けた騎士を踏みつけ、その程度なら騎士を止めたほうがいいんじゃないかと、見下す。
ロイは、自分が知っているエメルはあのような人物だと話す。
エステルは突如立ち上がり、エメルに直接注意しようかと考える。
だが、何故厳しく訓練しているのか、あの人は怪我したかもしれないがそれはエメルのやり方かもしれない、自分が干渉していいのだろうかと、彼女はわからなくなってしまった。
エメルに踏みつけられている騎士がエステルに気づき、お嬢様と声を出す。
慌てて振り向くエメルは、エステルの表情を見て、ショックを受ける。
そしてお互いに目を逸らす。
エステルは、そこから走リ去った。
見なければよかった、見られてもいけなかった。
エメルはどうして追いかけてくれないのかと、彼女の心に暗い影が。
その後ロイは、自分の命があとどれぐらいあるかと、険しい表情をしていた。
そしてエステルに、エメルに失望したかと尋ねるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」67話の感想
いつもにこやかなエメルですが、それはエステルの前だけで、普段はかなりキツイ性格のようです。
エステルにだけ優しいというのは、彼女に好意があるのは勿論ですが、エステルが純粋な心で接してくれるからではないでしょうか。
人間誰しも完璧ではないですし、ましてエメルは若いので、何かしらマイナス面があるのは当然だと思います。エステルを失いそうになったこともあり、トラウマを抱えています。生い立ちにも何かありそうです。
あのように他人を見下している行為を良しとしているわけではないですが、ただ完璧な人間などいないということですね。
しかしエステルにそれを見せることで、ロイは何をしたかったのでしょうね。
彼女にエメルの良いところだけでなく全てを理解してもらい、視野を広く持ってほしかったのか。エメルには、どのような行動をとっているのか、エステルを使うことで自覚させたかったのか。
またエステルとエメルがぎくしゃくしそうで心配です。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに