無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、時計塔の上でプリンを食べるエステルだが、苦手なレモンカスタード味だったので、エメルにあげようとする。
その後、あっという間に一週間が過ぎ、カルルは無事卒業する。
屋敷まで帰る馬車の中で、疲れて眠るエステル。カルルは何故危険を冒してまで妹を連れ出したのかと公爵に聞くが、エステルの考えを尊重したとのこと。
カルルは早く屋敷に戻りたい、早く時が過ぎればいいのにと思うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」66話のネタバレ
あれから4年。
エステルは弓の名手へと成長した。
カルルの卒業後、カスティージョは完全に外との接触を遮断していた。
そんな中続いたリリアとシャシャとの文通は、彼女達が社交活動を始めたことにより徐々に減っていったが、幸いなことにシャシャの結婚は回避されたようだ。
エステルの元には、結婚を希望する手紙が届いたりもしたが、その内容は、魔導士に拉致されキズモノになったからもらってやるという、下卑たものだった。
エメルの口ぶりから、手紙の主はエメルから相応の復讐をされたようである。
もうすぐ兄の誕生日(5月26日)と成人式なのだが、まだどんなプレゼントがいいか決まっていなかった。
通常、男子は18歳で成人なのだが、蟄居中で領地内の管理で忙しかったことで、成人式を先延ばしにしていた。
エステルは15歳なので、おこがましくも兄より先に成人式を執り行っていた。
だから、今年こそ必ず祝うのだ。
成人式の贈り物は、時計、剣、マントの3つを用意するのだが、既に父が最高級の物を注文していた。
護衛騎士のエレンは、では下町に見に行くのはどうかと提案する。
カスティージョ領地はビジネスでも成功しており、公爵家御用達の商人も下町に本店を構えているのだという。
外出するために公爵の許可が必要なので、エステルは聞きにいく。
ふと、これまで欲しいものは何でも与えてもらっていたので、プレゼントを購入するお小遣いがないことに気づく。
お小遣いをもらえるかも聞いてみようかなと思い、公爵の執務室に向かうと、ドアがきちんとしまっていなかったために、中の会話が聞こえてきた。
ケルソンが、皇帝は間違いなくカスティージョ家を利用するつもりですと、憤っている。
そうだろうなと、落ち着いている公爵。
公爵はエステルに気が付き、名を呼ぶので、彼女は、盗み聞きしたわけじゃなくて重要な話を邪魔しないようにと思ったから、と言い訳する。
公爵に用件を聞かれ、兄への贈り物のために下町に行きたいのだと話す。
公爵は、わかったと即答し、そろそろ蟄居を解除しようと思っていたところだと言う。
目を輝かせて喜ぶケルソン。どうやらこの4年間、相当苦労したようだ。
さらに公爵は、後回しにしていた問題も片付けねばならない、と言う。
そしてエステルに、汚染された伯爵家領土が浄化され植物が育ったという報告を聞いた、何か言うことはあるか、と指摘する。
エステルはもじもじしながら、精霊に頼んで浄化はした、本当に浄化できるか知りたかっただけと打ち明ける。
その領地を浄化することで、チャネル川を使った輸送方法が可能になり、隣接するレイモンド侯爵領からとやかく言われる心配もないと判断したと言う。
では最初に言った、浄化できるか知りたかっただけ、ではないのだなと突っ込まれる。
公爵は、わかったとため息をつき、間違ったことをしていると自覚しながらも、反省しない者を叱っても無駄だろうと言う。
言葉が突き刺さるエステル。
ケルソンは、レイモンド侯爵からいちゃもんつけられることが減ったとわかり、目をキラキラさせて喜ぶ。苦労していたようだ。
こうなるのが目的だったが、それでも4年かかってしまった、長いのか短いのか。
公爵はそんなことを考えているエステルを見て、本当に反省する気はないようだなと突っ込む。
エステルは、だって私はカスティージョですもの、他人の目を気にして、したいことができないんて無理だと言う。
ケルソンが伯爵領の開発のために退室しようとしたので、エステルは呼び止め、お小遣いを貰えるか聞く。
ケルソンは、毎月お嬢様に1500ゴールドのお金を支給しているが、お嬢様は毎回残していますと答える。
その金額は、平民一人の年間収入と同等の金額なのだそう。
ケルソンは、お買い物するなら、簡単な準備をしておきますという。
エステルは、行ってきますと言い、公爵に抱きつく。
公爵は、カスティージョ家だということを忘れるなと言い、エステルは、もちろん、と微笑むのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」66話の感想
4年経ち、エステルも大きくなりましたね。弓の腕前も相当レベルに成長しました。
成長したカルルは登場しませんでしたが、公爵にそっくりになったのでしょうか。後継者として色々やることが多く、忙しそうですね。
4年蟄居の間、カスティージョの子どもたちはすくすく成長していましたが、その反面、ケルソンはかなり苦労していたようですね。
ですが、エステルのやらかしにより、蟄居の解除と輸送方法獲得と、ケルソンが報われる展開に。良かったですね(笑)
公爵は、あんな事件があったにも関わらず、危険を顧みず、精霊士として力を使ったエステルに呆れます。反省の色無しなので、何を言っても暖簾に腕押しですね。
このまま何も起こらず、平和に開拓ができればいいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに