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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、遼河の仕業だと気づいた大河原会長は、急ぎハワイへ。
一方、ネロの宮殿。子供じみた理由で遼河と勝負しようとしていたネロ。その上、自分を勝たせないと観客の遺物達まで焼き殺すと脅す。
そこで遼河は、相手に勝負を諦めさせることにする。互いの小説を読みあおうと誘い、ネロの小説を見せてもらうと、酷評した。皇帝であったネロは、他人から批判されたことがなかったので、かなりダメージを受ける。
こんなこと認められないと暴れだすが、それでは芸術家失格だと言われ小説を破られる。ネロの心は完全に折れた。遼河はさらに、アンチコメントを書き込み、追い打ちをかけるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「盗掘王」73話のネタバレ
アンチコメントを読んだネロは、どうして芸術家にこんな酷いことをと嘆く。
遼河は、それは炎上というもので、最近の読者にはそのような酷い奴がいるんだと説明し、このような書き込みから逃れられるわけないだろうと言う。
ネロはますます落ち込み、宮殿が崩れ始めた。
ウィンドウが開き、ネロが理性を失った、遺物の成長には基本的には遺物が特定価値を持っている必要があるのでこのままではネロは成長できない、遺物は敗北を認めた、と表示した。
今だと思った遼河は、ここらで大人しく屈服しろ、従うならうまく文章をかけるように講義してやる、このまま作家を諦めるよりはいいのではと提案する。
俯いたネロは、分かったと言い遼河に服従した。
遼河の腕に月桂冠のタトゥーが出現する。
これにより、怠惰の遺物と契約成功、敵の士気を下げる怠惰の能力が使えるようになった。
また、絶対命令権と想像したものが自由に扱える黄金宮殿を扱えること、皇帝の遺物を屈服させたことで支配力が大幅アップし、今後闘神、将軍などの強硬な遺物の扱いの助けになると表示が出た。
そして、マジェスティの7つのキーのうち1つを得たと表示が出たので、遺物にも皇帝がいるのかと考える遼河。
観客の遺物達は、勝負は終わったのか、では家に戻ろうと話していたので、遼河は網状にした荒縄を投げつける。
荒縄に捕らえられ、身動きできない遺物たち。
勝負は終わったのにどうしてと騒ぐ遺物達に、勘違いしているようだが俺の舞台を見たのなら代金を払えと言う遼河。
入場料は払ったのにと言っても、消費税は別だと。
このように遺物達を捕らえるために、遼河はあらかじめ柳に荒縄の偽物を大量に作成させていた。
なので遺物達はそうそう脱出できなかったのだ。
だがSランクの遺物も混じっており、荒縄を破ってでてきてしまった。
今度は支配力で押さえつける。
ある程度は効いたが、遺物の数が多すぎて全ては支配できなかった。
そこでエジプト神を呼び出す。
突然呼び出され、ここはどこだとキョロキョロするアヌビス犬。
セトもオシリスも現れたが、オシリスまで何故か犬状態だった。
大量の遺物達を目にして、これはどんな状況なのかと驚くアヌビスに、遼河は遺物達を説得しろと無茶な指示を出す。
セトは、復元してもらわないと無理だと言って寝転がる。
威厳を保ってくださいと呆れるアヌビス。
遼河は、復元を忘れていたようだ、アヌビスお前がやれと言う。
軍団長や師団長であるエジプト神ほどの存在が、下等な人間の下僕なのかと騒がれ、アヌビスはプライドを守るために、ぼやくセトを黙らせ、この男の能力に興味があるから従っているのだと説明する。
この人間は我々遺物を満足させることができる数少ない存在だ、遺物文化財に指定できるかどうか見定めるため、様子見しているのだと。
ざわざわする遺物達。
この言い訳は失敗したかと、不安そうに眺めるアヌビスだが、突然遺物達は、やはり我々の目に狂いはなかった、アヌビス様もあの小説を読んだのですねと言い始めた。
本当は私共もあの人間のファンだった、でも下等な人間の小説を好きだだなんて恥ずかしくてためらっていたという。
そして、高貴な方が認めたのであれば、堂々とファンを公言できるとはしゃぎ始めた。
思わぬ展開に遼河も戸惑う。
遺物たちは遼河のことを、遺物指定の遺物文化財1号の候補として認定した。
これによりさらにファンが増えるかもしれない、適合力が上昇、そして珍しい条件を達成したので、常にB級まで遺物を成長することができる、条件によってはA級まで進化可能とウィンドウが出る。
アヌビスの活躍のおかげで、観客の遺物を全て入手するという、ネロの遺物を獲得したのと同等の収穫があった。
用は済んだので、墓を閉じると、破壊され尽くした大河原会長の別荘があらわになった。
そこへ、大河原会長が怒鳴りながらやってきた。
一体何故そこまでして私に被害を負わせるのかと。
遼河は、ここがたまたま条件が良かっただけだと、悪びれることなく答える。
発掘団を引き連れていた大河原会長は、皆に遼河を攻撃しろと命じる。
久しぶりに相手してやると言い、遼河はニヤっと笑うのだった。
漫画「盗掘王」73話の感想
ネロの心を完全に折った遼河。ネロはわりと繊細だったのですね。確かに批評を気にしていては、芸術家としては難しいでしょう。
そして遼河に説得され、ついに屈服しました。遼河でなければこんな方法での攻略は無理でしょうね。
そしてしれっと観客の遺物まで入手してしまう遼河。柳の贋作の能力は、このような活用方法があるのかと感心しました。使い勝手のいい荒縄を一時的にでも増産できるなら、かなりの戦力アップですよね。
そういえば最近アイリーンを見かけないですね。最強すぎて使いづらいのでしょうか。アイリーンの黄金の手と、七大墓の遺物はどちらのオーラが強いのでしょうね。
さて、ものすごい勢いで移動してきた大河原会長。執拗に遼河に狙われてばかりいるので、わけがわからないでしょうね。子分を引き連れ遼河に戦いを挑みますが、遼河はもはや敵なしレベルの遺物使用者なので、話にならないでしょう。
ここにソフィーも追いつき、参戦するのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに