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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、皇城から出ることを禁じられたアタナシアは、令嬢達を呼んでお茶会を開く。ジェニットも参加した。
ジェニットがイゼキエルといとこ同士だという話から、国内のイケメン男子話題で盛り上がる令嬢たち。アタナシアはついていけず、ただ疲労するばかりだ。
お茶会が終わると、ジェニットは屈託ない笑顔で、またお会いできますかとアタナシアに聞く。原作なんて知らなければと暗い気持ちになるアタナシアなのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」37話のネタバレ
アタナシアは花束を持ち、フィリックスと散歩していた。
赤血の騎士様という呼び名を知ってからというもの、彼をその名で呼びからかう彼女。
フィリックスは顔真っ赤だ。
クロードの執務室へ行くと、彼は今日もだらしなくソファーで眠っていた。
最近はこのように疲れがたまっているようで、呼び掛けても反応しない。
アタナシアは持ってきた花をクロードの髪に刺し、遊び始めた。
花公子のイレイン公子より美しいに違いないと盛り上がる彼女。
だが、突然ものすごい形相のクロードに腕を掴まれた。
アタナシアは、花がキレイだったから、花をつけたら花公子などと焦って説明するが、クロードは、アタナシアお前かと呟くと、緊張がとけ眠い目をこすりはじめた。
パパは寝起きも素敵だねという彼女に、たわけたことを、とぼんやり返すクロード。
クロードはメイドに茶を作らせろとフィリックスに声をかけると、呼ばれて顔をだしたフィリックスは、クロードの髪に花が刺さっていることに驚愕する。
アタナシアは誤魔化すように、いい香りだよ受け取ってと言い、クロードに花束を渡す。
ラフリエが咲く時期かと呟くクロード。
フィリックスが、ラフリエは陛下にとてもよくお似合いですというので、クロードは、今日は二人とも変なことを言うのだなと言い、髪に花がついているのに気づいていない。
クロードはフィリックスに、茶のついでに花瓶も一緒に持って来いと言うので、アタナシアはそれまでにあの花をなんとかしなければと思う。
そして、クロードの背後に回り、パパはお疲れでしょう、ソファーでなくしっかり横になって休まないとと言い、肩に手を置く。
ここからどうやって花を抜き取るかだ。
ふと入口に護衛がいないと危険なのではと聞くと、クロードに殺意を持って近づくものがいれば全身がズタズタになり、苦しみながら死ぬ保護魔法がかかっているから大丈夫だと言われる。
そんな予想もしていなかった事実に、もし幼い頃に悪意を持ってクロードを傷つけたらとんでもないことになったいたのかと動揺するアタナシア。
しかもアタナシアにもその魔法がかかっているのだという。
アタナシアは動揺しながらも、それでもパパに万が一のことがあるかと思うと心配、ずっとそばにいてくれなきゃと言う。
クロードは、誰が誰を心配しているのだと言うと、お茶の準備ができたようで、ドアの向こうから声がかかった。
もう時間が無いと思ったアタナシアは、クロードに思いっきり抱き着き、お茶のあとで散歩しようと誘う。
そのタイミングで花を抜き、投げ捨てることに成功。
クロードには気づかれなかったが、ドッと疲れた彼女なのだった。
その後、アタナシアが図書館に行くと、本を読んでいるイゼキエルに出くわす。
またお会いしましたねと、眩しい笑顔の彼。
アタナシアは、ここは私専用の図書館なのに、どうして公子がここにいるのですかと驚く。
イゼキエルは、誰も制するものがいなかったから共用図書館だと思ったようだ。
ドアの前の護衛騎士は、おしゃべりに夢中でイゼキエルの侵入に気づいていないらしい。
アタナシアがいないときはサボっているようだ。
他国での生活が長かったからオベリアの地理に詳しくないと、笑顔で嘘をつくイゼキエルに、さすがアルフィアス公爵の息子だと思うアタナシア。
彼は、メイド数人と、おしゃべりに夢中で侵入に気づかない騎士達だけでは、皇室のプライベートな警備が緩すぎるのではと言う。
誰でもその気になればここに入り込める、しかも今日は護衛騎士を連れていない、これではよくない、ロベイン卿がいかに素晴らしくても、このように警備を簡素にしてはと、次々指摘する彼。
不法侵入者なのにと彼女を突っ込むが、彼はニコニコである。
それで僕を追い出すのか、罪には問えないでしょう、無断侵入であればお姫様と同じ立場ですからと言うイゼキエル。
痛いところを疲れた彼女は、言葉がでないのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」37話の感想
今回のエピソードも日常を感じられて面白かったですね。
確かにクロードは、そこらの男性とはくらべものにならないほどのイケメンです。花もよく似合います(笑)
フィリックスが余計なことを言いそうだったので、アタナシアが、黙れ赤血球の騎士と心の中で悪態をついていましたね。フィリックスをいじりすぎた罰が戻ってきたようです(笑)
今回は本当面白かったです。クロードはわけもわからず、娘に抱き着かれキスされていましたね。表情はほぼ変わりませんが、さぞ嬉しかったでしょう。
ラフリエという花は、ダイアナが愛した花でしょうか。
その後、アタナシアが自分専用の図書館に入ると、イゼキエルが侵入していました。
なんという行動力。彼は積極的ですね。そうでもなければ、アタナシアと接触する機会がないのでしょう。
天使のような顔で相手を追い詰めるイゼキエルは流石です。
ルーカスがこの場面を見てしまったら、またすごくご機嫌斜めになりそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに