漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」47話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、セザールは、カナリア立場が悪くならないために、敢えて毒ワインを飲んだ。だが思ったより毒が強く、逃げるのでやっとだ。

カナリアは一人で逃げることを拒否し、一晩中彼に付き添う。翌朝には側近達が彼女たちを救出した。

カナリアはまっすぐエブゲニアのところヘ行き、自分が皇后の味方である証明をする。

その後、すぐセザールのもとへ。もう躊躇せず原作の内容を使おうと決めた彼女は、ミラーに直接解毒剤のことを聞くのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」47話のネタバレ

セザールが結婚する前の、幼い頃の話。

その日も彼は、皇宮から抜け出て村を歩いていた。

身分を隠していたのでセザールは油断していた。

そこを何者かに襲撃されたのだ。

幸い近くに警備兵がいたので、襲撃者を取り押さえてくれ大事には至らなかったのだが、取り押さえられたその人物はセザールをにらみ続ける一人の少年だった。

その後、牢屋に入れられた少年のもとにセザールが現れ、皇子だと知りながら僕を襲ったのかと聞く。

そうだ、一人で出歩いているからチャンスだと思ったのだ、と突っぱねるように答える少年。

理由を聞かれた少年は立ち上がると、お前たち皇族が俺たちクガレス一族を皆殺しにしたからだと叫ぶ。

クガレス一族は、額の角と瞳に特徴のある一族で、自然に数が減少したと、セザールは書物で読んだことがあった。

少年にはその特徴はなかったが、それは人間との混血だからであった。

少年は、帝国の騎士団が自分たちの村を焼き払ったあの晩を忘れらないと話す。

自分たちは人間と交流することなく、森の奥で静かに暮らしていたのだが、人間は自分たちと違うという理由で、皆を殺したのだと。

お前らのせいで、ひっそりと隠れながら生きていかなければならなくなったのだと、少年は嘆き、震えた。

話を聞いたセザールは、では復讐のために皇子である自分を襲ったのかと言い、突然牢屋の中に入った。

驚き焦る少年。

セザールは、それで復讐になるなら今殺せ、その代わりお前も処刑されるだろうと言う。

よく考えてみてほしい、自分は必ずこの国の皇帝になる、どの種族も平和に暮らせる国を作る、だから手を組まないかと言い、セザールは手を差し出した。

2人で国を変えようと。

ここまでが、セザールとミラーの最初に出会ったときの内容だ。

その後、セザールが主人公らしく成長する様を目にしたミラーは、セザールの最初の忠実な部下となるのだ。

そして現在。

ミラーとカナリアは2人きりになると、ミラーは、何故クガレス一族だと知っているのかと彼女に問う。

カナリアは、私達を助けにきたときに、隠していたその目を見たと答える。

アンドラシアはクガレス一族で育てていた希少種のはず、だから解毒剤を知っているのではと聞く。

ミラーは、確かに一族には解毒剤があるが、自分は一族に背いて人間側にいるため、解毒剤を得るどころか、村に近寄ることすらできるかどうかわからないと話す。

最も親しかった者には、裏切り者と言われたのだと。

だがカナリアは、私を村まで連れていってくださいと言う。

一族は人間を受け入れないとミラーが言うと、私に得策があります、とカナリアは言い切った。

セザールがこうなったのは私のせいだから自分がなんとかする、あれほど苦しんでいる彼をそのままにしておけないと言う。

ミラーは少し沈黙した後、村までの道はかなり険しいが大丈夫ですかと聞く。

カナリアは、大丈夫、すぐ準備しますねと言い、張り切って支度を始めるのだった。

カナリアは、アニーの手を借り、寝室で寝込んだように偽装した後、エブゲニアに見つからないようにこっそり皇宮を出て、ミラーとイーサンと共にクガレス一族の村へと向かった。

忠告通り道は険しく、乗馬が得意なカナリアでも苦労した。

枝で腕を切ってしまうが、セザールを思えば気にもならなかった。

その後2日経った。

まだセザールの容態はよくなく、解毒剤を待つしかなかった。

セザールを見守っているラヤは、ミラーと一緒に行ったものの、本当にカナリア妃が解毒剤を持ってこれるかと不安だ。

すると突然、大きな音をたてドアが開き、必死に急ぎここまで来たのであろう、ボロボロのカナリアが現れたのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」47話の感想

ミラーは人間ではなかったのですね。驚きました。

彼は混血なので、見た目はほとんど人間ですが、本来であれば角が生えていたのですね。人間と背格好はほぼ同じようですが、皇帝は何故一族の村を焼き払ったのでしょうか。

ひっそり暮らしていたようですし、何故そんなことになったのかわからないですね。そこまで気にする外見の違いでしょうか。帝国に何か害があったのでしょうか。

さて、村を焼き払った人間に与するミラーは、一族から受け入れてもらえないだろうと、カナリアの提案にかなり消極的でした。でも自分の主のピンチですからね、そこは頑張ってほしいところ。

カナリアがなんとかすると言い切ったので、彼女の決意を目の当たりにしたミラーは、彼女に協力することに。今回はミラーとイーサンがお供なので、安心ですね。ジャックスだと失言しそうで(笑)

エピソード終盤で、かなり薄汚れた格好で戻ってきたカナリアですが、無事解毒剤を入手することができたのでしょうか。また、エブゲニアの目はくぐり抜けても、オスカーという厄介な奴がいます。オスカーにも気づかれずに移動できたでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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