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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ルリの面倒を見るアイリスは、彼女と一緒にケーキ作りをする。貴族令嬢では考えられない行動だった。そうして出来上がったのはティラミスで、皆その美味しさに感動する。
アイリスはいつもルリの面倒をみるロエンティ卿を気遣う。彼は彼女に心を開き、自分が婚外子である噂について事実だと話し始めた。実際の正統な後継者は妹のルリ、兄のロエンティ卿は後見人である。
皇室から独立した軍事力を持つロエンティ家の信頼を得ようと、大勢の人が群がるだろう。アイリスはその信頼をたった一度で獲得したのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」32話のネタバレ
第二次ソリア試験に先立ち、カマンディ侯爵邸でお茶会が開かれた。
アイリスは一方的に呼び出されたのだ。
ソフィと共に邸宅に到着すると、カマンディ侯爵令嬢が現れた。
アイリスに、お早い到着ですね、馬車を送りましたのにと言う令嬢。
アイリスが、こちらも馬車がありますからと笑顔で答えようとすると、貧困になったのではと言われる。
あまりの言葉に、固まるアイリスとソフィ。
ソフィは腹を立てるが、アイリスは、自分がヴァレンシアガ公爵に誘われたことで怒っているのだなと冷静に理解する。
アイリスの知る限り、彼が直接他人を邸宅にを招いたことはなかったため、彼に惚れていることで有名な彼女はそれが羨ましく、私を完全に敵とみなしたのだろうと。
アイリスはにっこりと微笑み、私は果報者だ、殿下に令嬢まで親身になってくださるのだからと、令嬢の手を握った。
カマンディ侯爵令嬢はイライラしながら、侍女のジョアンにアイリスを案内するように指示する。
真冬にも関わらず、庭園も屋敷もとてもよく管理されており、いかにカマンディ侯爵家が裕福かがわかる。
そこへネラが現れた。
彼女は昨日からカマンディ侯爵家に滞在していたのだと言う。
今回のソリア試験は、カマンディ侯爵令嬢派と伯爵令嬢連合とアイリスが争う形だ。
ネラは伯爵令嬢連合を選択していたはずだが、アイリスをまず先に蹴落とすために、カマンディ侯爵令嬢についたようである。
ネラは、ヴァレンシアガ公爵に屋敷に招待されたようだが、モーガン卿と殿下は親しい間柄なのか、あなたはモーガン卿とも知り合いのようだしと、話を振ってくる。
イアンとリュウは、帝国令嬢憧れの男性である。
だから令嬢達がアイリスを目の敵にし、ネラがそれを利用し煽っているのだ。
アイリスは、それで皆さん私を嫌いになったのですかと言い、悲しそうなフリをする。
嫌いなわけではないピリピリしているだけだとネラはいい、私はあなたがそのようなことをするわけがないと理解している、婚約者がいるもの、と気遣うフリをする。
ネラは、でもアイリスが軽率だった、ヴァレンシアガ公爵はカマンディ侯爵令嬢が好きな人だ、だからみんなに謝って、とアイリスを追い詰める。
引っかかったと思ったアイリスは、口元を緩ませる。
あらぬ噂をたてられないようにもここは、と言うネラに、私には理解できないと言うアイリス。
アイリスは婚約者がいる身ではないか、それなのに他の人にアプローチするなんてとネラは説明するが、アイリスは、それに何の関係があるのかと言う。
周りの令嬢達はアイリスをバカにし始めるが、アイリスは、誓ってそのようなことをしていないが、もし謝るのであれば相手は皆さんではなく婚約者であると話す。
ネラは、それは公爵とモルガン卿は皆の憧れの人だからと説明するが、閣下達は人間であり共用の物ではないのではと言うアイリス。
令嬢達は、確かに密会したわけでもないし、私達が謝罪を受けるのは筋違いだ、流石にこれはひどい、一体どこからこのような話になったのかと、雰囲気が変わった。
アイリスは、そもそも特別な意味があったわけではない、ただ兄のアナキンと公爵が親しいだけだと言う。
アナキンが家臣の反対で家を出ていった人物だと知り、令嬢達はザワザワする。
このままではアイリスを尻軽女としてレッテル貼りできなくなるじゃないと焦るネラ。
ネラは、あなたのことを信じていたわと言い、アイリスの手をにぎる。
アイリスはフッと笑うと、ありがとう、だがこれでは私を陥れようとしているようにしか見えない、次からもう少し気をつけたほうがいいと言う。
そして悔しさで震えるネラをよそに、優雅に過ごすアイリスなのだった。
アイリスが屋敷に戻ると、依頼した魔道具をオパール卿が完成させたと報告を受ける。
バラのオイルとベルガモットオイルも完成したので、送られてきたとのこと。
香料の抽出器がこれほど早く完成するとは、さすが天才である。
また、騎士団長の就任式があることと、新しい皇宮警備隊長のお披露目で、皇宮から招待状が届いたとのこと。
皇宮警備隊長は、本来ならハワードが引き継ぐはずだったのが、果たして誰になったのか確認しなくてはと思うアイリス。
ソフィに出席の返事を頼み、リタにはアロマキャンドルの作成の手伝いを頼む。
できあがったら、お礼代わりに公爵邸にもキャンドルを送ろうと思うのだった。
その後、イアンが屋敷に戻ると、室内にバラの香りが漂っていた。
執事のロイから、魔道具完成のお礼にとフォレスト令嬢からテリアに贈られた香るロウソクで、キャンドルが気に入ったテリアが廊下に置いたのだと聞く。
イアンはそうかと答え、そのまま仕事を始める。
執事は、暗殺を狙われる身で不眠症なのに、毎晩遅くまで仕事をするイアンを心配する。
翌朝、テリアのキャンドルが行方不明になり、テリアがあちこちを探し回っていた。
突然キャンドルがなくなったことに納得がいかない彼。
リュウは、屋敷内にキャンドル泥棒でもいるのかと不思議に思うのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」32話の感想
カマンディ侯爵令嬢はイアンが好きなため、唯一彼が招待したアイリスに苛立っていました。
煽ったのはネラのようですね。ですが毎回アイリスにやり返されるので、徐々に立場を悪くし、味方も失うのでは。周囲の令嬢もネラに乗せられて恥をかくばかりですし。
さて、アイリスがテリアに頼んだ魔道具が完成したので、様々な化粧品が作れるようになりました。試作品は、香油ですね。
テリアが気に入り、屋敷のあちこちに設置しましたが、誰かが持っていったようです。それは間違いなくイアンでしょうね。
不眠症を患っているようなので、アロマキャンドルで少しでも解消できるといいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに