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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、クロードとジェニットは出会ってしまうが、彼女がアルフィアス公爵が保護している子で、さらにあることに気づいただけで、特に彼女に興味を持つこともなく、アタナシアと帰る。
アルフィアス公爵には、他に実子がいればアタナシアのように可愛がるだろうと言われたが、アタナシアが二人いない限りはあり得ないと言い切るほど、アタナシアを大切に思っているからだ。
そして馬車に乗るときに、デビュタントと誕生日おめでとうとアタナシアを祝うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」34話のネタバレ
その晩、アタナシアが上機嫌でベランダから外を眺めていると、泣いているかと思ったのに楽しそうだなとの声がした。
ルーカスが空からやってきたのだ。
なんで泣くのと彼女が聞き返すと、もう二度とダンスしたくないと父親にいわれなかったのかと言われる。
クロードの足踏むの予想していたのかとドキっとする彼女は、そんなこと誰も言っていないと答える。
他にも踊った相手がいるのかと言い、彼はぐっと顔を近づける。
これも他の奴につけられたのかとアタナシアのおでこを指で弾き、彼女の体を軽くする。
何か良くないものが彼女についていたようだ。
お前はメンテがなかなか面倒だ、さっさと寝ろと言い、魔法でアタナシアをベッドに寝かせ、子守歌まで流す。
彼は泣いているかと思ったと言っていたが、心配してきてくれたのだろうか。
アタナシアは、いい夢見てねと彼に言い、眠りに落ちた。
優しく微笑む彼。
彼女を眺めるルーカスは、放っておけば溢れる魔力ですぐ死ぬだろうが、まだ傍に居続けるべきかと思い、彼女の髪を指でクルクルとまわす。
そして、もう少し傍にいようと決め、その場を離れるのだった。
一方アルフィアス公爵邸。
勝手に動いたことについてジェニットは公爵に叱られていた。
公爵は、何の考えもなしにお姫様を追いかけ皇帝に会うなんてと、かなりご立腹のようだ。
イゼキエルが割って入り、今日はジェニットのデビュタントでもあるじゃないですかと助け船をだす。
アルフィアス公爵は、クロードのアタナシアへの思いや、あの黒髪の紳士に根回しが無駄だったなと言われたことで、だんだん悪い状況に進んだ気がして頭を悩ませるのであった。
ジェニットは自室に戻ると、満月を見上げながら、アタナシアがとても美しかったことを思い出し胸をときめかせる。
そしてクロードを思い出し、エヘと笑うのだった。
夜も遅くなり、貴族達は馬車で帰り始めた。
その様子を会場の屋根の上から眺めているのは、あの黒髪の紳士。
アタナシアやクロード、ジェニットやアルフィアス公爵を思い浮かべ、楽しくなってきたようだと笑う。
すると突然痛みで呻く。
そして、まずは魔力回復が必要だなと呟くのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」34話の感想
クロードはアタナシアをとても大事にしていますが、ルーカスも同じようです。
なんだかんだ誕生日に顔を出したり、魔力を払い、あれこれと彼女のケアをしています。まだ自分の感情がよく理解できていないようですが、ここからどのように彼女に恋心を抱いていくのかが楽しみです。
アタナシアは自分を大切に思ってくれる人に囲まれ楽しい一日を終えましたが、ジェニットは公爵に叱られていました。
でも根が明るいので、くよくよしそうではないですね。イゼキエルもいますし。
クロードについてどのような感情を持ったのでしょうか。実の父親だともう聞いているでしょうから、美しいアタナシアやクロードと家族になれるのだと、胸がときめいていたのでしょうか(正確にはクロードの兄ですが)
アタナシアの知る原作と全く違う内容になってきましたが、登場人物も違う者が現れました。黒髪の紳士です。隠してるようですが宝石眼を持つようです。皇族の一人のようですが、一体どんな繋がりがあるのでしょう。
ちなみにですが、クロードの兄アナスタシウスと髪型が一緒で、クロードに攻撃されたところも、黒髪の紳士が痛がった腹部と同じです。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに