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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、村の祭りを楽しむアリスティアとアレンディス。影芝居を観て、自分と似ている悲劇のキャラクターにアレンディスは驚く。
アリスティアは花束をもらったことがないというので、彼は花束を彼女にプレゼントする。そして跪き愛の告白をするが、アリスティアはごめんなさいと言うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話100話のネタバレ
子供の自分に生まれ変わり、殻に閉じこもった自分に手を差し伸べてくれたアレンは、アリスティアにとって大事な人だった。
その夜、アリスティアは彼を傷つけてしまったことで、部屋に閉じこもり泣いていた。
屋敷の使用人は心配して声をかけるが反応がないので、ケイルアンがドア越しに声をかける。
何が起きたのか話して欲しい、ドアを開けてくれないか、お父さんにも話せないことなのかと言われるが、アリスティアは無視してしまった。
ケイルアンはため息をつき、しばらく一人にしてやるよう使用人達に指示する。
アリスティアは、初めて友人となってくれたアレンディスのことを考えていた。
彼女にとって、アレンディスは家族のような大事な存在であり、いつも自分を守ってくれる温かい存在だった。
だが互いに依存しあっていたガラスの関係だったので、いつかは破綻してしまうのだ。
自分で歩みだすことで様々な人達と出会い世界が広がっていたので、彼と久しぶりに再会した時には、もう自分の世界はアレン中心ではなかった。
アレンを異性として見たこともなかった。
彼の告白を断った後、アリスティアは何度もアレンディスに謝った。
彼は謝らないでと言い、唇から血を滲ませる彼女を気遣う。
ただ君を家まで送らせてという彼。
アリスティアは、彼の気持ちを知りながらもアレンに無慈悲なことをしてしまったと嘆く。
アレンごめんという彼女のつぶやきは、ドアの外で待っているケイルアンの耳まで届き、ケイルアンはベリータ公子について答えが出たようだなと悟る。
明け方、ふと目覚めたアリスティアは、チェス盤に月明かりが反射して、昼間見た影の演劇のように駒の影が揺らいでいるのを見つける。
剣の練習の後は、アレンディスとよくチェスをした。
アレンの武器はいつもビショップだった。
毎回彼が全勝するので、いくらアレンが天才だからと言って1回も勝てないなんてとぼやくアリスティア。
アレンディスは、原因はアリスティアがルークとナイトに執着するクセがあるからだよと教える。
僕のようにビショップを使うとか、他の駒よりも強いクイーンを使うとか方法はあるよというアレン。
そうしてもう1戦おこなうと、初めて引き分けで終わった。
これは君の新しい武器になるかもよと言い、アレンディスは彼女に白のクイーンを握らせるのだった。
そんな子供時代を思い出したが、私にはふさわしくないといい、白のクイーンを床に落とす。
誰がそばに来ても心を開かない、ルークのようなものだと思うアリスティア。
本物のクイーン・美優がくるまで、盤の角から動かず、生涯影に隠れて生きていこうと決めたのだ。
このような卑怯な私を、どうして好きになってしまったのと思う彼女。
一方アレンディスは、窓辺で同じくチェス盤を眺めていた。
アレンディスの父は、病弱な長男アレクシスのところへいき、体調はどうかと尋ね、親子らしい会話をしていた。
一人ぼっりのアレンディスは、クイーンの駒を置くと、僕はただ君さえいれば十分だったと呟く。
彼女に初めて会った時から、その年齢に合わず瞳の奥の歪んだ感情に気づいていた。
僕と同じものを見つけた瞬間から、君を手に入れたかったのだと呟くのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話100話の感想
アレンディスには悲しい結果になってしまいましたが、ズルズル関係が続くよりは良かったのではと思います。
いつでもアリスティアを支えてくれた人物なので、傷つけたり失ってしまうかと思うと、関係を崩すような彼の告白には相当戸惑ったことでしょう。でもいつかは崩れるものだったので仕方ないですね。
また彼女はがどうしたいのかもよくわかりました。本物のクイーンの存在を知っているので、自分は影のようにひっそりと生きていきたいようです。
神ビタは、選びし者は美優だとはっきり言っていたので、過去と変わってきている現状ですが、美優は絶対にこの世界に呼ばれるのでしょう。そうなったらますます彼女は心を閉ざしそうですね。
またアレンディスはアリスティアに振られたことで、心の拠り所を失ったしまったのではと心配になります。親が彼に寄り添わないので、彼は常に一人です。
アリスティアは闇を抱えていますが、彼もなかなか心が荒んでいるのですよね。アリスティア以外で、誰か彼の支えになってくれる人がいるといいのですが。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに