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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ルブリスに、アリスティアがいつも誰かと彼を比較していることを指摘され、ありのままの僕を見て欲しいと言われる。どうしても過去の彼と比べてしまうのだ。
庭園で、カイシアンがプリンシアにプロポーズし、2人はとりあえずお付き合いすることになった。それを見てアリスティアは、過去にとらわれてしまう自分にはあのような恋愛はできないだろうと、気分が沈む。
カルセインがそれに気づき、彼女をダンスに誘う真似をして驚かせる。すぐおちゃらけて彼女をからかうカルセイン。ルブリスは2人の様子を遠くから眺めていた。
その後、アレンディスと約束していた村の祭りに参加するアリスティア。今度はアレンディスとダンスを踊ることになったのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話99話のネタバレ
アレンディスにダンスに誘われたアリスティア。
この曲は知らないと言うも、楽しもうといい、そのまま手をとられる。
なんだかんだ楽しく踊る。
その後、大陸最高の影の演劇というものをみつけ、どんなものか一度観てみることに。
アリスティアは、どんなに振り切ろうと思っても常にまとわりつく過去の記憶の影、私の人生も演劇と同じなのだろうかと思う。
アレンにどうしたのと聞かれ、影がつきまとう人は影から逃れるためにはどうすればいいのだろうと話す。
こうすればいいと言い、アレンディスは彼女を自分に引き寄せる。
これでは一時しのぎにしかならないとアリスティアは呟く。
アレンディスは、でもその影は君に存在を否定されて悲しいのではないかなと言う。
過去の記憶を否定するということは、過去の自分も全て否定することになるのかと考える彼女。
僕は影が羨ましいと言うので、アレンにとって影はどんな意味なのと聞くと、彼の答えを聞く前に演劇が始まってしまった。
この劇は、舞台に垂れ下がった白い幕に光を当て、演者の影を映すものだ。
内容は村に住む美しい少女の物語。
少女の影が、お父さんお母さん、私はまだ結婚したくないですと言う。
多くの青年たちの求愛を拒絶していた彼女は、ある日から手紙だけ送ってくる顔も知らない男性に好意を持つようになった。
しかし彼女が待てど暮らせど、その男は一向に姿を見せない。
差出人は隣街に住む貴族の好青年だったのだが、妾の子という生まれのせいで堂々と姿を見せることができなかったのだ。
この呪われた血がなかったらと嘆く青年。
揺らめく光のおかげでこの演劇は独特な生命力を放っていた。
ある日、青年の病弱な兄は、彼女に一目ぼれし恋の病にかかり、彼の父は少女と結婚できるよう手をまわした。
彼女を奪われてしまうと思った青年は、いっそ兄を殺してしまおうかと魔が差すが、幼い頃から優しくしてくれた兄にそんなことできるわけないと嘆く。
青年は少女に告白しようとしたが、運悪く直前でバケツの水をかけられてしまった。
そうして彼は自分の思いを伝えることができないまま、少女と兄の結婚式の日になってしまったため、彼は崖から身を投げた。
愛する人たちよどうぞ幸せに、私はあなたたちのために祝福の花を降らせようと言いながら。
演出で天井からいくつもの花が降り、そこで舞台は終わった。
美しく悲しい物語だったね、どうだったと彼女が聞くが、アレンディスは演劇の内容にかなり驚いていたようだった。
その後、楽しかったと外を歩くアリスティア。
劇で手にした花をいつまでも眺めているので、そんなにそれが気に入ったのと彼が聞くと、花を受け取ったのが初めてだからと言い、家に帰ったら花瓶にさすと嬉しそうに微笑むアリスティア。
アレンは食事しようと言い、近くのレストランへ。
アレンディスは彼女をテーブルで待たせると、花束を抱えて戻ってきた。
君に初めて花束を贈る人間になりたかったとのこと。
彼女はとても綺麗と喜ぶ。
アレンディスは跪くと、君が好きだ、初めて会った時から君に夢中だ、僕を受け入れてくれないか、君が家の後継者となるその日がいつになろうが構わないと言い、彼女の手を握る。
君が僕だけの女性になってくれるのなら、いくらでも待つからと言い、今度は彼女の肩に顔をうずめる。
ついにこの日が来てしまったと、アリスティアは戸惑っていた。
彼が自分の手にキスをしたときから、アレンディスが自分に気があることは知っていた。
転生後初めて友人となってくれ、一緒に泣いて一緒に笑ってすごしたアレンディス。
アリスティアは、あなたを失いたくないけど嘘をつきたくもないと言い、あのねと話し始めようとした。
だが彼は最後まで聞かずに、答えは急がなくていい言う。
もう帰ろうと言うので、待って話を聞いて、とアリスティアが彼の袖を引っ張る。
私が独りよがりだったために、気持ちを知りながらもアレンを失うのが怖くて先送りにしてしまったという彼女。
そして、あなたの気持ちに応えられなくて本当にごめんなさいと言うのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話99話の感想
2人が見た演劇は、病弱の長男アレクシスとよくできる次男アレンディスのようで、アレンディスはびっくりしていましたね。最後報われないし。
ベリータ公爵はなんだかアリスティアとアレクシスを仲良くさせたい雰囲気だったので、演劇の内容に似ています。
影演劇と違い、アレンディスは彼女に告白しました。アリスティアは彼の気持ちに気づいてはいましたね。
84話で手にキスしていました。94話では彼女の髪が口に触れそうなほど自分の顔に近づけていましたよね。どちらも彼女は目撃していたので、好意にきづかないほど酷く鈍感ではなかったのでしょう。
ただ94話で何かを言おうとしたのですが、彼に遮られてしまいます。言わんとしたことは今回の答えだったのでしょうか。
アリスティアにとってアレンディスはかけがえのない大事な人ですが、恋愛感情を抱く相手ではありませんでした。ただ大事な友人を失うような、この関係を崩したくないばかりに、有耶無耶にしてしまっていたようです。
彼の告白を断ったアリスティアですが、2人の仲は今後どうなっていくのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに