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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ルブリスは皆の前で、5王女を皇妃に選ばない理由を説明した。3人は皇妃候補として不適格、2人はそれぞれの事情で辞退した。
またそこに皇帝も現れ、ゼナ公爵の財貨がイット国に流れていたことを指摘。皇帝に釘を刺されたゼナ公爵は引き下がる。
その後皇帝はアリスティアに、王女たちを招聘したのはルブリスの判断だ、結果多くのものを得たと話す。皇妃候補に一番ふさわしいプリンシアすら選ばないルブリスの思惑について、よく考えてみるよう言われる。
その後、ティアラとドレスと靴が全てセットになっていることに気づくアリスティア。ルブリスが現れたので彼に聞くと、彼が予め用意したのだそうだ。そして、君の決意を考え直して欲しいと、彼は言うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話98話のネタバレ
ルブリスの気持ちを聞き、今目の前にいるこの人は過去の私が知る人と同じ人なのだろうかと思うアリスティア。
私に何かお願いしたり、気持ちや考えを尋ねたり、私に手を差し伸べる彼は、本当に私が知っている彼なのだろうか。
彼女が現れれば捨てられてしまうのにと、彼女は戸惑う。
ルブリスはアリスティアに、君は僕を見る時いつも誰かと比較しているようだ、その対象が彼らなのか、他の誰かかは知らないが、僕自身を見てくれないだろうかと言う。
君が今まで見てきた僕の本当の姿だけを知って欲しいと言い、彼はその場を離れる。
彼の言うことは間違ってはいない、確かに今まで過去の彼と照らし合わせてみてきた。
でも何のために、どうしてなのだろう。
とある日、庭園で、カイシアンがプリンシアにプロポーズした。
突然のことに、カルセインやアリスティアなど第一騎士団の面々は驚く。
彼女の美しさ、優しさ、人柄、気品にとても惹かれたと言う。
ご縁が無いと思い諦めようとしたができなかった、過ごした時間は短かったかもしれないが、心からあなたを想っていますと言い、バラの花束を渡す。
プリンシアは、まだ結婚するつもりはないと答える。
周囲の人は、カイシアン撃沈に目をそらす。
カルセインは苦笑いだが、アリスティアは二人ともお似合いなのにと残念がる。
だがプリンシアはにこっと微笑むと、お付き合いもしていないのに、いきなり結婚なんてできませんと、カイシアンに言う。
先ずは恋人としてお付き合いしてからにしましょう、リンと呼んでくださいと、彼の気持ちに応える。
抱き合う二人。
たまたま通りがかったルブリスは、一週間の休暇を与えるから、王女を中間地点まで送ってさしあげるようにと、カイシアンに指示する。
今回はそれだけだが、後日ルア王国に送る使節団にカイシアンも同行させるからという。
思いが通じ合い、幸せそうな二人。
アリスティアは、私は二度とあのような純粋な恋愛をすることが無いだろう、過去と現在を比較して、絶えず相手を疑って、また捨てられると恐怖しながら疲弊するのだろうと考えていた。
気が沈んだアリスティアは、カルセインを誘いすぐ場所を変える。
暗い表情の彼女に、カルセインは手を差し出す。
噴水脇に座っていた彼女を立ち上がらせると、彼女の手を握ったまま、美しいお嬢さん俺がエスコートしますと言い、彼は微笑んだ。
急にどうしたのかと戸惑うアリスティア。
カルセインは彼女の腰に手をまわし、ダンスをする格好になる。
アリスティアが動揺するので、そう驚くなってと言い、おでこを指でつっつく。
いくら俺がカッコよくても、真に受けられると困る、とふざける彼。
からかわれて怒る彼女に、あの二人を羨ましそうに見ていたから、こういうのを望んでいたのかと思ってと、アリスティアをからかい、彼は彼女を普段通りに戻した。
そんな二人の様子を、ルブリスは遠くから見つめているのだった。
後日、アレンディスと約束した村の祭りに参加するアリスティア。(94話)
皇宮内とは全然違い、催し物が多く、活気溢れた雰囲気にアリスティアは喜ぶ。
路上で演奏もしていたので、アレンディスは彼女に手を出し、一曲どうですかと誘うのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話98話の感想
ルブリスはすごく顔を近づけて、彼女に思いを伝えていましたね。
そして、彼女が自分を誰かと比べて見ているのにも気づいていました。
アリスティアは、父やお腹の子、そして自分の尊厳と命まで彼に奪われてしまった過去があるので、なかなかその過去を忘れて今を生きようとはならないかと思います。あまりにも酷すぎますからね。ショックで意識を失ったこともありました。
その過去を全部水に流し、もう全くの別人だと思い直して、彼を受け入れることはできるのでしょうか。美優が現れたら、また全て失うかもしれないのに。
ルブリスが過去にしたことが酷すぎて、しかもアレンディスへの手紙を盗み見て彼も罪の内容を知っているというのに、彼が積極的にアリスティアに迫るのはちょっと図々しいと思ってしまいます。
それでも今と過去は全く違うからと割り切れるのだとしたら、アリスティアの精神は相当強いのでしょう。
話は変わりますが、カイシアンの恋が実って良かったです。失恋ラス兄弟になるかと思ってましたが、長男は無事婚約者をゲットしました。ラス一族の未来は明るいですね。これで帝国とルア王国の同盟がより強いものになりそうです。
さて、アレンディスとお出かけしたアリスティアですが、服装が普段と違い可愛かったですね。今度はアレンディスに手を差し伸べられました。ここでもまた、アレンディスといい雰囲気になって、ルブリスをやきもきさせるのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに